ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 知事のページ > 第33回定例記者会見要旨(12月8日)

本文

第33回定例記者会見要旨(12月8日)

更新日:2022年12月8日 印刷ページ表示

 

 

■日時    令和4年12月8日(木)午後2時6分~2時53分

■会場    記者会見室

■出席者  県:知事、副知事ほか
       記者:記者クラブ所属記者等 17人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
 令和4年12月8日定例記者会見動画(You Tube:外部リンク)<外部リンク>
 モニター資料 (PDF:1.36MB)

知事冒頭発言

発表項目
1.はじめに

2.新型コロナウイルス感染症対策本部会議結果について

​3.湯けむりフォーラム2022について

4.農畜産物ライブショッピングについて

5.「ぐんま広報11月号」の表紙写真について

​6.今週の直滑降ストリームについて

 

質疑応答はこちらをクリック
 

 

1.はじめに

 それでは定例会見を始めさせていただきたいと思います。

 先週3日の土曜日に西村康稔経済産業大臣が、視察のために来県されました。西村大臣には、群馬県とか前橋市が進めるデジタル化の取り組み、それから民主導のまちづくりなどをご覧いただきました。

 10月の河野太郎デジタル担当大臣に続いて、現職の大臣に群馬県内の取り組みをご覧いただいたということは、大変重要な意義があると考えています。

 当日は、まず私の方から、西村大臣に同行して県庁32階の官民共同スペースNETSUGENに行って、直接ご案内させていただきました。その後、前橋の山本市長から、マイナンバーカードを活用した「マイタク」などの取り組みとか、あるいは中心商店街での民主導のまちづくりの現場を案内していただきました。

 昼食の懇談会では、群馬県内の経済界の方々も加わって、地域づくりとか産業振興とか、幅広いテーマについて意見交換をすることができました。

 その後は高崎に移動していただき、Gメッセ群馬の視察もしていただきました。当日は、U19(アンダーナインティーン)のeスポーツ選手権が開催されておりました。eスポーツの現場をご覧いただきながら、群馬県が進めるeスポーツの振興とか、あるいは「映像クリエイティブ拠点化」の構想について説明させていただきました。

 また、来年4月にGメッセ群馬がメイン会場として予定されている「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」についても説明いたしました。

 視察を終えた西村大臣からは、群馬県のデジタルに関する取り組みを高く評価していただくと同時に、「経済産業省としても応援していきたい」といった力強いご発言をいただいています。

 また、民主導で進められている前橋市の新しいまちづくりの手法には、高い関心を示していただいたと思います。

 西村大臣には、国会審議中の多忙な日程を調整して群馬県にお越しいただきました。もちろん前橋市の取り組みも含めて、今群馬県が非常にいろんな意味で注目されてることもあると思うんですけども、やはり国会議員時代の友情もあったと思うので、この西村大臣の友情には、この場を借りて改めて感謝を申し上げたいと思います。

 

 続いて、発表項目に入る前にお時間をいただき、少し時間が空いてしまいましたが、12月2日に行われた県議会の一般質問について、知事答弁を中心に、簡潔に所感を述べさせていただきたいと思います。

 スライドをご覧ください。まず、高井県議からは、デジタル田園都市交付金の申請要件についてご質問いただきました。マイナンバーカードの交付率が低いという理由で、交付金が減額され、県民の皆さまに不利益を及ぼすようなことは、断固として避けなければなりません。引き続きマイナンバーカードの普及促進に知事として全力で取り組んでまいります。

 八木田県議からは、移住定住促進についてご質問いただきました。コロナ禍で、地方定住への関心が高まっています。群馬県では、昨年度から「転職なき移住」とか「関係人口からの移住」を推進する施策を展開しております。今後も市町村と連携して、オール群馬で移住定住促進の取り組みを進めてまいりたいと思います。

 井田県議からは、「アンテナショップ『ぐんまちゃん家』」について、ご質問いただきました。「ぐんまちゃん家」の1階店舗は今月末をもって事業を終了いたしますが、事業終了後の群馬県の魅力発信の取り組みは非常に重要な視点だと感じました。今後は、県内事業者が行う通信販売などの支援とか、ウェブによる情報発信に、より一層力を入れてまいりたいと思います。

 星野県議からは、温泉文化のユネスコ無形文化遺産への登録についてのご質問をいただき、改めて私自身の思いを伝えさせていただきました。今後も、有識者会議の設置とか、全国推進協議会の設立の働きかけなど、登録実現に向けて全力で取り組んでまいるつもりです。

 

 質疑については以上です。質問に立たれた県議の皆さまには、この場をお借りして改めて感謝を申し上げたいと思います。

 各議案については、それぞれの常任委員会において、今審議が行われたところです。議案をご承認いただけるように、しっかり、今後も対応してまいりたいと思います。

 

 前置きが長くなりましたが、会見の中身に移ります。スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。

 本日は「新型コロナ対策本部会議の結果」それから「『湯けむりフォーラム2022』基調講演の決定」、「知事による県産農畜産物ライブショッピング」などについて発表させていただきます。

 

 

2.新型コロナウイルス感染症対策本部会議結果について

 まずは、新型コロナ対策本部会議の結果です。

 本日、「第98回新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催いたしました。この中で、警戒レベル等について検討を行いましたので、その結果から、ご報告したいと思います。

 

 スライドをご覧ください。全県に適用されている県のガイドラインに基づく警戒レベル2を継続することといたしました。期間は12月10日の土曜日から12月23日金曜日までの2週間にさせていただきます。

 それでは今回の決定に至った理由をご説明します。

 まずは新型コロナの直近の感染状況です。スライドをご覧ください。新規感染者数の推移をまとめました。

 直近1週間の新規感染者数は、本日の2,353人を含め、1万4,879人になりました。先々週の1万1,796人、先週の1万4,821人から、緩やかですけれども増加しているということです。

 

 続いて、警戒レベル移行の判断基準である医療提供体制の状況です。スライドをご覧ください。

 病床使用率は67.6%ということで、前回と比べると、10ポイント近く上がっています。一方、重症病床使用率は、16.2%ということで、人数として言うと6名ということになりました。

 以上のとおり、病床使用率は、今60%を超えている状況ですが、一方、重症病床使用率は比較的低い状態が続いていると言っていいと思います。

 新規感染者が多いために、外来医療は厳しい状況にありますが、入院等の延期とか、救急患者の受け入れ制限を行う病院はまだ少ない状態であると認識しています。

 

 以上を総合的に判断し、現状の警戒レベル2を継続することといたしました。

 それでは、警戒レベル2における県民の皆さん、事業者の皆さんへの要請内容をご説明したいと思います。

 スライドをご覧ください。警戒レベル2における要請内容です。

 要請内容について、変更はありません。県民の皆さまには、基本的な感染防止対策を徹底していただきたいと思います。同時に、引き続き早期のワクチン接種をお願いしたいと思います。

 ワクチン接種に関して言うと、先月、私自身も5回目の接種を済ませてまいりました。

 そこで本日は、オミクロン株対応ワクチンでの5回目接種による抗体価の変化について、私自身の身をもって検査いたしましたので、この数字を皆さんにお見せしたいと思います。

 

 スライドをご覧ください。5回目接種による抗体価の変化ですね。

 私は11月4日にファイザー社のオミクロン株対応ワクチンで、5回目の接種を受けました。4回目の接種は7月22日だったということなので、3カ月間、間隔を空けています。初回から3回目まではモデルナ社、4回目はファイザー社の従来株ワクチンで、交互接種を受けています。

 まず、5回目接種直前の私の抗体価ですが、約3万6,500でした。4回目接種の1カ月後の抗体価が、モニター資料を見ていただくと分かるように、5万5,400でしたので、3カ月で、これだけ低下したと。3カ月間で1万8,900低下したということになります。

 一方、5回目接種を受けてからの約1カ月後の11月28日の測定では、抗体価が約2倍近い、6万8,700まで上昇しております。

 時間経過に従って低下した抗体価が、追加接種によって大幅に増加することが分かっていただけると思います。

 なお、測定した抗体価は従来株に対するものですが、様々な研究から、オミクロン株に対応する免疫も向上することが分かっています。

 もちろん人間の免疫機能は、この会見でも何度も申し上げているとおり、抗体価だけで決まるわけではありません。抗体以外の免疫機能も重要です。

 しかしながら、細胞にウイルスが侵入することを防ぐ抗体を十分な量得られたということは、免疫機能が全体的に向上していると言っていいと思います。さらに今回接種したワクチンでは、オミクロン株に対する免疫がより一層高められているということも期待されます。

 今後の感染拡大や医療提供体制のひっ迫を防ぐためには、オミクロン株対応ワクチンの接種は非常に重要になってきます。

 先週の記者会見では、誰でも接種したい時に接種できる体制を整えるため、群馬県ワクチン接種加速化センターなどの接種体制の強化策を発表しております。それに基づいて、現在取り組みを進めているところです。

 まだ接種を受けてない県民の皆さまは、ワクチン効果と副反応等のリスクを正しく理解し、できるだけ早期の接種を重ねてお願い申し上げたいと思います。

 

 

3.湯けむりフォーラム2022について

 続いて、「湯けむりフォーラム2022」についてです。

 「湯けむりフォーラム2022」は、以前の記者会見で、12月16日、17日の2日間、草津温泉においてリアル開催する旨を発表させていただきました。

 そしてこのたび、湯けむりフォーラムのメインイベントである初日の基調講演に、河野太郎デジタル担当大臣にご登壇いただくことが決定いたしました。

 会場は草津音楽の森国際コンサートホールになります。

 現役の大臣でお忙しいにもかかわらず、河野大臣には、出演をご快諾いただきました。もう30年を超える親しい友人でありますが、改めてこの場をお借りして、河野大臣に感謝を申し上げたいと思います。

 現役のデジタル大臣に、我が国のデジタル化に向けた戦略について、お話いただくということで、地域社会のDX化を強力に進めている群馬県の新たな展開につなげてまいりたいと考えています。

 日本最先端のデジタル県を目指す群馬県ならではの講演になると思います。

 こうした形で「湯けむりフォーラム2022」を開催することは、来年4月の「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」に向けた機運を高めることになると確信しています。

 なお、以前の定例会見で申し上げましたが、本フォーラムは招待制での開催になります。

 県民の皆さまには、河野大臣の基調講演を含めて、多くのプログラムを後日アーカイブとして配信させていただきます。詳細は改めてお知らせしますが、ぜひ1人でも多くの県民の皆さまにご視聴いただければ幸いです。

 いよいよ開催が近づいて参りました「湯けむりフォーラム2022」に是非ともご期待いただきたいと思います。

 

 

4.農畜産物ライブショッピングについて

 続いて、知事による県産農畜産物のライブショッピングについてです。

 群馬県では、生産者の新たな販路拡大を支援するために、産直ECサイトを活用した県産農畜産物の販売促進に、今取り組んでおります。

 

 スライドをご覧ください。

 そしてこのたび、産直ECサイト「ポケットマルシェ」を運営する「株式会社 雨風太陽」と連携し、群馬県産農畜産物のライブショッピングを実施することにいたしました。

 ポケットマルシェで自治体の長が実演販売するのは、当然全国初の取り組みになります。

 ポケットマルシェは、全国の農家や漁師の皆さんから直接食材を購入することができる産直ECサイトです。旬の食材、生産者こだわりの農畜産物を自宅にいながら購入できるという手軽さもあって、事業開始から6年で出品者・ユーザー数ともに、全国最大級の産直ECサイトになっています。

 そのポケットマルシェの持つネットワークを活用し、群馬県の農畜産物の販路拡大、認知度向上に取り組むことといたしました。

 ライブショッピングでは、知事である私と「雨風太陽」の高橋代表の2人が、農畜産物の実演販売を展開いたします。

 また、県庁31階にある「欧州料理レストラン ヴォレ・シーニュ」が考案した料理の実食等を通して、食材としての魅力も熱くPRさせていただきます。

 なお、ライブショッピングの中では、お得な特別企画も発表しますので、ぜひ皆さんご期待いただきたいと思います。

 今週末12月10日土曜日の13時から、ポケットマルシェ公式YouTubeやFacebook、Twitter等で発信いたします。ぜひ、ご覧いただきたいと思います。

 

 

5.「ぐんま広報11月号」の表紙写真について

 続いて、「ぐんま広報11月号」の表紙写真について、一言申し上げたいと思います。スライドをご覧ください。

 既に一部報道されておりますが、県が発行したぐんま広報11月号の表紙に実際の群馬県内の風景写真ではなく、場所がどこが分からない、フリー素材の写真が使われるという問題が発生いたしました。

 11月号は、リトリートが特集テーマなんですね。これは、リトリートの聖地を目指す群馬県としては、当然、群馬県内の観光地等から特集にふさわしい写真を選定すべきであったと考えています。表紙を見た皆さまから、「とっても綺麗な風景だけどここはどこですか」といった問い合わせが相次いでいたところです。

 まずこの点、配慮が足りなかったことについて、県のトップである知事として率直に、皆さまにお詫びを申し上げたいと思います。

 ぐんま広報の作成では、これまでもテーマによってはフリー素材を使うこともありました。スライドの右側(モニター資料11ページ目)にあるとおりですね。令和2年5月から令和4年12月までの全32回のぐんま広報で使用した写真及び画像について、ここにまとめてみました。

 そのうち、県が撮影したものは22回、フリー素材など画像サイトから引用したものが5回、それからぐんま応援びとなどの読者から提供いただいたものは4回ということでした。

 表紙写真については、その回の特集を象徴する写真を県が撮影し、掲載するのが基本だと考えています。

 しかしながら、特集によっては写真を撮影できないケース等もあります。例えば、サイバー犯罪特集のようなケースでは、実際にそれを象徴する写真が撮影できない上、写真ではなくイメージ画像で伝える方が読者の皆さまに伝わりやすいといういうケースもあります。そのため、一概にフリー素材を使用することが問題だとは考えておりません。その問題をシンボリックに表すものを使うということはあり得ると思うんですね。

 しかしながら、先ほども申し上げたとおり、リトリート特集というテーマにおいては、ぐんま広報の写真を見た読者が実際にその場所に行ってみたいと、追体験してみたいという気持ちを持つということを考えると、これも当然ですが、実際に県内の風景写真を掲載すべきだったと反省しております。

 一方で、県民の皆さまからこうしたご意見が多数寄せられたということは、ぐんま広報を多くの皆さまにお読みいただいているということの裏返しでもあります。この点は知事として、ぐんま広報が相当に読まれているという点については、非常にうれしく思った点でもあります。

 ぐんま広報は、過去の記者会見でも発表しておりますが、全国広報コンクールで3年連続で入選しているんです。全国的にも評価をいただいていると言っていいと思います。

 だからこそ、この話は、あってはならないことだと思うんですよね。

 皆さんここ(モニター資料)で見ていただければ分かるように、ぐんま広報が新しくなってから、もちろんそのフリー素材は、イメージなんかを発信するためには使っているんですけれども、当然ですけれども、県撮影が一番多いということで、こういう写真をフリー素材で使ったことはありません。

 調べてみると、写真がどこで撮影されたのかということについて、普通に考えれば、当然群馬県内で撮るのがあまりにも当たり前なので、ついそこを担当係長も担当課長も確かめなかったということでして、後で(一般の)皆さんからの問い合わせで気が付いたということでした。

 何度も言いますが、これはあってはならないことであって、せっかくぐんま広報が、担当部が頑張っていいものになってきて、評価を得ているのにこういうことをやると、そういう努力が本当に台無しになってしまう話なので、これは今言ったのが本当にそのままの事情なんですが、私の方からもかなり厳しく担当部を注意いたしました。

 山本県政になって、このぐんま広報を作っている担当部も含めて、本当にみんな頑張ってくれているので、いろんな努力をしたり、工夫をしたりしてもらっているので、その点は認めつつ、やはり仕事に一つ一つ愛情を持って丁寧にやってもらうと。ただ仕事を横に流すみたいな、そういうマインドセットはないと思いますけれど、そういうものがあるとするならば、厳しく正していかなければいけないと思っております。

 改めて、このぐんま広報の、しかも日常から離れてというリトリートの回に、こんなフリー素材を使ってしまった、(それに)気が付かなかったと、このことについては県民の皆さまに、本当にお詫びをしたいと思いますし、こういうことがもう二度とないようにしたいと、これからはしっかり写真の撮影場所とか、撮影者等の情報も記載するようにしたいと思います。

 当然組織内部のチェック体制もしっかりやってまいりますので、これからもですね、よりまた皆さまに必要な情報を届けられるような、県民の皆さまに愛されるような広報誌の制作に、より一生懸命取り組んでいくことをお約束したいと思います。

 

 

6.今週の直滑降ストリームについて

 最後に今週の直滑降ストリームです。スライドをご覧ください。

 今週は「となりの始動人」のコーナーをお送りします。ゲストは南牧村に移住して、林業の会社を起業し、さらにパン製造やキャンプ場運営なども手がけている若者なんですが、株式会社サンエイト企画代表取締役の古川拓(ふるかわ たく)さんをお招きしました。

 古川さんには、南牧村への移住の経緯とか、村での暮らしについてお伺いしました。また、会社を立ち上げた想いを伺い、林業の立て直しについても、いろいろと想いを伺わせていただきました。

 これを受けて、一昨日ですけれども、ブログにもちょっと写真を掲載したんで、読んでいただいた記者の方もおられるかもしれませんが、この古川さんが今やっている林業の現場を視察させていただきました。

 知事として、農業の現場にはもう何度となく足を運んでいるんですけれども、考えたら林業の現場に行ったのは初めてだったんですね。ここで、改めて作業を少し手伝わせていただいて、林業というのは、やはり地道で忍耐のいる作業が必要なんだということを大変痛感いたしました。

 対談の模様が12月9日金曜日の19時からYouTubeのtsulunosチャンネルで配信いたします。ぜひ1人でも多くの県民の皆さまにご覧いただきたいと思います。

 最後に申し上げますが、林業には実は知事として高い関心があります。これは、成長産業になるようにいろんな工夫をしていくべきだと思いますし、やはり群馬の森林資源というものをもっと活用していかなければいけないということなので、初めて林業の現場に入っていきましたけれども、また改めてですね、今度は伐採作業等もしっかりと視察をさせていただきたいなと考えています。

 私からは以上です。皆さんから何かご質問があればお受けしたいと思います。 

 

 

 質疑応答

●医療提供体制のひっ迫状況等について

(記者)

 まず、新型コロナの警戒度についてなんですが、先ほどお話の中で、病床の使用率は6割を超えてきたけれども、まだ外来等で医療機関のひっ迫度合い、あるいは診療制限などは少ない状況だというご説明があったかと思います。

 具体的に、診療制限とか、入院の制限とか、少ないという表現だったと思うのですが、あるのか、ないのか、あるいはどのくらいの数起こっているのか教えてください。

 

 

(知事)

 まずは健康福祉部長から答えてもらいます。どうぞ。

 

 

(健康福祉部長)

 一般医療の提供ということで、すべての医療機関ではないんですけれども、いくつかの医療機関に(状況を)聞いている中では、外来医療については特に制限をしてるというものは回答の中にはございませんでした。入院医療については、コロナを受け入れる病床を確保するために制限しているというところもございますし、あとその病院でコロナが発生してしまった場合に、受け入れが不可能になるという場合もございますので、一概にはそのひっ迫だけ(が制限の理由)ではないということでございます。

 

 

(記者)

 そのような特殊要因というか、個別要因がなく、コロナ患者が多いことによるひっ迫の度合いを示す何か数字というのをお持ちですか。

 

 

(健康福祉部長)

 ひっ迫の度合いについては、特にその(医療機関で)「入院の制限をしているかしてないか」というところだけの聞き方で(調査を行っていて)ですね。特にそういう指標をもって、ひっ迫という形での数値ではとらえておりません。

 

 

(記者)

 了解いたしました。知事にお伺いいたします。

 今回、(新型コロナ警戒)レベル2を維持ということなんですけれども、これから年末に向かっていく中で会合も増えたりとか、いろいろそういう感染リスクが高いような場面というのも多くなってくるかなとちょっと思うのですけれども、その点注意喚起など、これからどういうふうにされていきますか。

 

 

(知事)

 はい。これは、これから年末年始を迎えますので、より一層、感染防止対策の徹底を県民の皆さまに呼びかけていかなければいけないと思いますし、ワクチンの接種がとても大事なので、これもぜひやっていただくように、今日もこうやって記者会見で言ってますけれども、会見を含めて、あらゆる手段でこれを呼びかけていきたいと思っています。

 今のレベル、(病床使用率が)6割を超えるということで、結構病床使用率が上がってきて、やはり外来でかなり大変なところもあって、厳しい状況ではあるんですけれども、全体として言うと、まだものすごく大きな影響が出ているという状況ではないという報告を受けてます。

 あと、関東エリア(の病床使用率)もほとんど5割を超えてきて、6割7割のところもこれから出てくると思うので、そういう中でも、例えばその感染防止対策をしっかりやり、さらにはその医療提供体制も、病床数については他県に比べても相当多い方だとは思いますけれども、これもしっかり積み上げたり、退院の仕組みをスムーズにするとか、あるいは、ワクチン接種率を上げて、免疫を高めてもらうとか、こういう総合的な対策を打っていきたいと。日々の数字にあまり一喜一憂することなく、冷静に対処していくと。

 そして、何度も言いますが、やはり感染防止対策をやらなければいけないんですけれども、経済との両立を図っていくと、これがものすごく大事だと思っています。

 

 

●湯けむりフォーラムについて

(記者)

 では、次に湯けむりフォーラムについて2点ほどお伺いいたします。

 まず、河野大臣が来られるということで、現職大臣によるお話が聞ける機会が得られるということだと思うんですが、河野大臣の講演、あるいは全体を含めてですね、得られた知見というようなものは、どのように今後活用していかれるお考えですか。

 

 

(知事)

 はい。まず、河野大臣に講演をしていただいて、知事との対談みたいのもあるので、その中でいろいろ河野大臣から引き出したものというのは、当然県の中でいろいろと参考になると思います。

 そもそも(河野氏が)大臣になってから、今回のG7デジタル大臣会合もそうですけれど、群馬県は政府と連携をしながらやるという基本があるので、ここで出たいろいろな話についてもフォローできるものはフォローしていきたいと思いますし、実際の政策にも反映していきたいと思います。

 河野大臣が来てくれるということは、さらにデジタル担当の大臣と群馬県知事との間のコミュニケーションがよくなるということなので、あらゆる意味で、ありがたいなと。

 やはり、主要閣僚の中でも一番忙しい方の大臣ですから、河野大臣が来てくれるということは本当に群馬県にとってプラスだと思っています。

 

 

(記者)

 河野大臣が所管するデジタルだけじゃなくて、リトリートとか、他にも教育イノベーションだとか、様々な分野、県が力を入れている分野でのディスカッションが予定されていると思うんですが、その中でまた群響のコンサートですとか、女性アイドルのコンサートなんかも予定されているというふうに伺っています。

 先ほど、知事のお話の中で、(湯けむりフォーラムは)招待制なんだけれども、後でネットで(イベントを)公開しますというお話があったと思うんですが、そのアイドルのコンサートなどはネットでの公開は困難じゃないかというようなお話もちらっと伺っております。その辺どうお考えになっておりますか。

 

 

(知事)

 それは今回の、例えば、AKBの話とか、群響とかもそうですけれども、これ(らのイベント)は、ある意味でいうと(イベント)本体のディスカッションを盛り上げる演出なんだと思います。

 他のイベントでも、こういうことって結構あると思うので、(湯けむりフォーラムの)メジャーなところはほとんどアーカイブで見られると思うんですが、(コンサートなどは、湯けむりフォーラム)本体を盛り上げるイベントとしては(アーカイブで見れないというのも)十分ありなんじゃないかと思うんですよね。

 例えば、沖縄サミットのときに安室奈美恵さんが歌っているじゃないですか。あれも配信された覚えはないし、誰も多分ちゃんと(コンサートを配信では)見てないと思うんですよね。

 これもあらゆるところであると思うし、群馬県でもいろんなイベントで群響に(演奏を)やってもらっていますけれども、群響の演奏を全部生(配信)で流すということをやっていないですよね。

 ただ、それと同じような流れの中で、(演出部分のイベントは配信されなくても)十分いいんじゃないかなと思っています。

 

 

●知事による県産農畜産物のライブショッピングについて

(記者)

 最後に、産直ECサイトでの実演販売についてお伺いいたします。

 まだ当日までのサプライズということなのかもしれませんけれど、具体的にどういう商品を販売されるご予定でしょうか。

 

 

(知事)

 まずは農政部長からどうぞ。

 

 

(農政部長)

 産直ECサイトの方には、現在、米ですとか、リンゴですとか、野菜ですとか、様々な品目が生産者の方から出品されております。

 当日は、今回のイベントに合わせて特別出品されるような農産物も用意しております。

 

 

(記者)

 その辺はお楽しみということでしょうか。

 

 

(農政部長)

 そうですね。内容についてはお楽しみということで。

 

 

(知事)

 これは知事になったときに、知事のテレフォンショッピングやらないかっていう企画が実は持ち上がってきて、これいつかどこかで、何らかの形でやろうと思っていたので、これを自我作古チームとかに投げてて、若手の方からもいろんなアイディアをもらっていて、やっと実現したと(いう経緯があります)。

 今も、なかなか新型コロナの対応でできなかったんですけれども、ようやく当初描いていた構想がこういう形で実現したという感じですよね。

 結構営業得意なので、これは信じてもらえないかもしれませんけれど、得意なんですよ。やっぱり、知事自ら営業するという場所をどこかで設けて欲しいと思っていたのが、やっとこうやって形になってきたなってことなんで、気合いを入れてやりたいと思います。

 

 

●西村経済産業大臣の群馬県視察について

(記者)

 冒頭、西村大臣の視察に関するご報告がありましたけれども、私もGメッセに(取材で)お邪魔さしてもらったんですけれども、ぶら下がり会見の中で、映像制作とコンテンツづくりの予算を経産省としても確保しているよと、ぜひ活用してもらいたいみたいなご発言があったと思います。

 山本知事も映像制作とかに力を入れていると思いますけれども、今後その予算を活用する具体的な戦略みたいなものがあれば教えていただきたいのと、あとG7の関係で、群馬県の魅力を世界にアピールするチャンスだと大臣もおっしゃっていましたけれども、そこの発信というか、知事の得意なところであると思うんですけれども、そこの戦略について何かお考えがあれば教えていただきたいと思います。

 

 

(知事)

 今、記者さんがおっしゃった西村大臣の発言はとても大事な発言で、すごく心強く思ったんですけども、群馬県は3つの近未来構想の中にね、「クリエイティブの発信源」というのを入れてますよね。

 特に、映像コンテンツ制作の拠点になろうと思っているので、そういう目的で、Gメッセ群馬も再整備して、日本最大のグリーンバックなどを作るわけなんですけども、こうやって、ものを作る人たちがものを作りやすい環境を作るのと同時に、やっぱりここから、いろんなアーティストとかクリエイターが生まれるような循環を作ろうと思っているので、ここからいろいろ群馬県が進めようとしているプロジェクトについて、経産省の予算をぜひ活用したいと思っていますから、今言ったクリエイティブの発信源を作るためのいろんな群馬県のプロジェクトがこれから出てくるので、それについて、大臣の方から、かなり前向きな、「これ使ってください」という話があったので、最大限に我々も知恵を絞って活用したいと、ましてや宇留賀副知事が経産省から来ていますので、ちょっと副知事にも力を借りながらしっかりやっていきたいと思います。

 それから、内外への発信という点で言うと、G7サミットですけども、これは今、細かいことはまだ決まっていませんが、高崎だけじゃなくて伊香保も使ってもらおうということで、我々としてはお願いをしているわけですよね。

 今回特に、日本の温泉文化をユネスコの無形文化遺産にしようという運動が、改めて立ち上がったところなので、そういう意味でも、伊香保の温泉文化を知ってもらうということにも努力したいと思いますし、G7の大臣だけじゃなくて、スタッフも来るし、あるいは国際機関の方々も来るので、この間に、群馬県の文化というものをいかに知ってもらうかというところがポイントかなと。その一つがやはり温泉かなと思っています。

 

 

●新型コロナによる死者数について

(記者)

 新型コロナの関係で伺います。死者数の平均が、第7波と言われた夏の段階よりもちょっと高くなってきていて、基礎疾患をお持ちの方がどうしても死者数として多いんですけれども、なぜ、何回か波があった中で今なのかと疑問に思っていて、そういうことについて受け止めですとか、対策本部会議で話題に上がったりとか、対応策みたいなものを考えているかどうか教えてください。

 

 

(知事)

 歌代健康福祉部長どうぞ。

 

 

(健康福祉部長)

 亡くなられた方の数なんですけれども、確かにここのところが多くなっておりまして、11月は過去最多という形になりました。特に高齢者は、施設のクラスターが多かったということが大きな要因かなと考えてございます。

 (現在、)主流となっている株については、今のところ第7波と同じということですので、特に毒性が強くなっているとかはないと思っていますので、やはり、高齢者施設等のクラスターが多かったということでございます。

 対策としましては、やはりそういった施設で陽性者が出た場合には速やかにC-MATを派遣して指導を行うということと、感染対策の徹底、あるいはワクチン接種の促進、そういったこともありますけれども、あとその他にですね、職員のスクリーニング検査を拡充しております。12月1日から、それまで入所施設に限っていたものを、通所施設まで広げまして、回数も週1回程度ということで希望の施設にお配りしていたんですけれども、週2回分ということで配ってですね、職員の健康状態というかスクリーニング検査を強化しているということでございます。

 あと、年末年始における医療機関との連携体制の確認だとか、それについてもですね、12月1日付で各事業者宛に通知するなどですね、対策の徹底についてお願いしているところでございます。

 

 

(知事)

 今、記者さんがおっしゃったように、私も毎日、感染者数を確認しているんですね。土日は歌代健康福祉部長から必ず電話が来るか、少なくともメールが来るので毎日見ていると。別に数字そのものに一喜一憂はしてないんですけど、おっしゃったとおり、ここに来て亡くなる方が多いなと思って、今までは2人とかだったのが、8人とかいう日もあったりするので、これは今、いろいろ分析しているんですけど、ちょっと分からないところもあるんですけども、やはり、施設でクラスターが出ているとことが主な原因じゃないかということも考えられるので、それについては、今部長が言ったような対策をやって、スクリーニングをもうちょっとしっかりやるとか、今言ったようにウイルスの毒性がすごく強まっているみたいな話じゃないので、ちょっとそこは正直言って分からないところがあるんですが、この数字はよくウォッチして、少なくとも高齢者施設のクラスターについては、よりしっかりとした対応を、C-MATはかなり派遣していますが、とっていきたいと思います。

 

 

●県産農畜産物ライブショッピングについて

(記者)

 ポケットマルシェなんですけど、知事は、その日はどうやって参加するんですか。32階のtsulunosから参加されるんですか。

 直接見られたら面白いのかなと思うんですけど。

 

 

(知事)

 まず、マルシェの仕組みから説明させてください。

 

 

(農政部長)

 32階のtsulunosで予定しております。

 

 

(記者)

 代表の方もtsulunosに来るということですか。

 

 

(農政部長)

 そうです。

 

 

(記者)

 スタジオ内で実演販売をしてるという。

 

 

(農政部長)

 そうですね。

 

 

(記者)

 それは言っちゃっても・・・(YouTubeで会見の様子が)流れているので、(情報は)出ちゃっているんですけど、直で見てもいいってことですかね。実演販売しているところを。それもそれで面白いのかなと思ったんですよね。生配信で見るよりも。なるべく避けたほうがいいんですかね。

 

 

(農政部長)

 会場も限られているので、できればオンラインで(お願いします)。

 

 

●ぐんま広報について

(記者)

 ぐんま広報についてなんですけれども、「綺麗だ」という問い合わせがあったということですけれども、具体的には何件あって、県民からどんな声があったか、というところを伺えればと思います。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 まず、発行してから、約20件ほどメールあるいは電話で、読者の方からお問い合わせがありました。内容は「秋を感じられてとても綺麗なので、行ってみたいのですが、ここはどこですか」といったご質問が大半でした。

 

 

(記者)

 場所がよく分からないという言葉に対しては何かありましたか。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 皆さん、県内かと思っていらっしゃったようで、かなりがっかりしたような、落胆したような感じでした。

 

 

(記者)

 再発防止とすると、先ほど知事もおっしゃってましたけれども、写真場所を記載するとか、そういうところになってくるんでしょうか。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 そうですね。あとは、早めに準備をして職員が撮影に行ったり、あるいは市町村の観光協会にご協力いただいて提供を受けたり、他には当課の事業で、Twitterの写真投稿の「ぐんま応援びと」というものがありますが、その写真を、今までも活用しているんですけれども、これからも継続して使ったりと考えております。

 

 

(記者)

 ぐんま広報のところでお尋ねさせてください。

 知事ご自身は、こういう状態になっているのは、上毛新聞さんとかでお知りになったんですかね。

 

 

(知事)

 はい。上毛新聞を見てびっくりしたということです。

 

 

(記者)

 先ほどご説明いただいたように、画像サイトから今まで引用されたのが5回あったということで、おっしゃったように、事情で仕方のない場合も、(例えば)サイバー犯罪とか、あったということで、例えばこの5件は、ほかにどういう特集内容によるものだったのでしょうか。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 例えば、保護猫活動というところで、猫のかわいらしい表情の写真ですとか、あとは災害対策で、夜間に稲妻が光っている写真など、そういったインパクトのある、それから印象に残るような写真を使ってきておりました。

 

 

(記者)

 一応5個全部伺うことはできますか。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 少々お待ちください。

 

 

(知事)

 まだ時間がかかるので、次の質問をお願いします。

 

 

(記者)

 先ほど、再発防止策として、時間をもって準備したいということをおっしゃっていたので、今回こういうことになった理由が、この号の準備に、あまり時間の余裕がなくて、急いで準備した結果、画像サイトのものを使うという経緯があったのかなと思ったんですけど。

 

 

(宇留賀副知事)

 ぐんま広報の(質問)だったら、また戻ってきたら答えさえていただいても・・・。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 失礼しました。

 (画像サイトから引用した5回の特集は)先ほど申し上げた保護猫と、あとは災害、サイバー犯罪、今回のリトリートとネットの人権侵害に対してということで、イメージ写真を使っております。

 

 

(記者)

 先ほどの記者さんの質問に対して、再発防止として時間に余裕を持って準備したいということをおっしゃってまして、本号は、なかなか時間に余裕がなくて、急いで画像の手配を試みた結果、フリー画像になったという経緯があったのでしょうか。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 今回については、どうしてもイメージ先行になってしまったという反省点があるんですけれども、リトリートということですので、読者の方に、忙しい日常を離れて、ゆったりと過ごしたいと思っていただけるような写真を見つけるということで、まず非日常感があって、それから温泉もあり、11月号ですので、秋の要素として、紅葉とそれから青空、これらをキーワードに探していましたので、どうしてもそちらに考えが引っ張られてしまいまして、いろいろ県内の写真を探したんですが、写真ストックサイトの中に、こちらがイメージしたものに近いものがありましたのでそれを選定したということです。

 

 

(記者)

 現状、これは確実に群馬県内ではないということが言い切れるんですかね。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 そうですね。これは場所も明示されていないので。どこかは特定できませんが。

 

 

(記者)

 もしかしたら群馬県内である可能性もあるんですかね。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 いや、おそらくそれはないかと思います。

 

 

(記者)

 (群馬県内ではないことの)根拠はありますか。

 

 

(メディアプロモーション課長)

 いろいろ我々もその後、これはどこだろうということで、キーワード検索をかけたんですが、似たような場所はあるんですけれども、例えば温泉と水面がすぐに近いというような温泉は、なかなか県内にはないということと、それから紅葉の山の感じで、高さとか、いろいろイメージが合うものがなかなか見つからないということで、別の場所であろうということで考えております。

 

 

(記者)

 知事からも厳しくご注意なさったということでしたが、具体的にはどういった内容で指導されたのでしょうか。

 

 

(知事)

 今、課長から話があったんですけれども、そもそも考えられないので。リトリートを銘打ったぐんま広報の表紙に、群馬県じゃないところの写真を使うことは、ありえないので、普通だったらそんなこと基礎の基礎で、考えもしなかったことなので、みんな気が付かなかったと思うんですよね。

 でも、別にそこを見つけだした人を責めるというよりは、今、課長からあったように、やっぱりイメージ先行で、そういう写真をどんどん探している間にこうなっちゃったということなので、そこは、もう1回言いますけど、あってはならないことなので、そこは厳しく私の方からも言いました。こういうことがないように、先ほども課長からありましたけど、しっかり対策を講じたいと思っています。

 特にぐんま広報は一生懸命作っていて、手前みそで申し訳ないんだけど、前と比べたら段違いに良くなっているわけですよ。賞も取ったりして、だからそういう職員の苦労を無にするような、これ1枚で、そういうイメージを作られちゃったら、本当に残念ですから、そこも厳しく言いましたので、しっかりやっていただけると思います。

 

 

~知事メッセージ~

 それでは最後に、県民の皆さまに改めてお願いを申し上げたいと思います。

 今日の記者会見でも申し上げましたが、なかなか感染者数が高止まりしておりまして、病床使用率も6割を超えて、少しずつ上がっている状況で、なかなか厳しい段階にあるんですけれども、何度も言いますが、感染防止対策と経済を両立していかなければいけないということで、ここは県民の皆さまのご協力もいただいて、乗り切っていきたいと思っています。

 何度も何度も恐縮ですが、感染防止対策の徹底、街を歩いていても、相当皆さまにマスクをしていただいていますし、今日もラジオ番組出たんですけれども、スタッフも全部マスクをしていますし、かなりやっぱり県民の皆さま一人一人は、気をつけていただいていると思うんですけれども、改めてそこを徹底していただくようにお願いしたいというのと、何度も申し上げて恐縮なんですが、やはり新型コロナのワクチン接種率が低いんです。これは、全国どこでもそうかもしれませんけど、特にオミクロン株対応のワクチン接種率が低いということは、非常に懸念しておりますので、ぜひ、皆さま、ワクチン接種を済ませていない方は、ぜひ積極的にワクチン接種していただくようにお願い申し上げたいと思っています。

 医療提供体制かなり厳しい状況になっているんですが、我々もいろいろ工夫を凝らして、例えば退院のプロセスを少し楽にするとか、いろんな形で、医療提供体制がきちっと機能するように、しっかり頑張ってまいりたいと思います。

 何度も言いますが、県民の皆さんと力を合わせて、この第8波を乗り切って、来年もいい1年にしたいなと感じています。

 ということで、今日も1時間近くなりましたが、メディアの皆さんには最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

 これにて定例会見を終わりたいと思います。

 

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。