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■日時 令和4年12月1日(木)午後2時4分~2時52分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
記者:記者クラブ所属記者等 16人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
令和4年12月1日定例記者会見動画(You Tube:外部リンク)<外部リンク><外部リンク>
モニター資料 (PDF:1.77MB)
発表項目
1.はじめに
2.新型コロナ 直近の感染状況について
3.新型コロナ 社会経済活動再開に向けたガイドラインの改訂について
4.愛郷ぐんま全国割の期間延長について
5.ぐんまGIアライアンス構想について
6.Gunma Esports 2Daysについて
7.今週の直滑降ストリームについて
それでは定例会見を始めたいと思います。
発表項目に入る前に、少しお時間をいただき、今週行われた県議会の一般質問について、知事答弁を中心に、簡潔に所感を述べさせていただきたいと思います。
スライドをご覧ください。11月29日に行われた一般質問に関するスライドです。
今泉県議からは、まず知事就任3年目の実績と成果についてご質問いただきました。県議会の一般質問という場で、県議や県民の皆さまに改めて説明する機会を頂戴しました。その他、県職員採用における国籍要件撤廃についてもご質問いただきました。この件については、県民の皆さまの心配の声に対して、引き続き丁寧な説明をしていくとともに、十分な時間をかけて準備してまいりたいと思っています。
加賀谷県議からは、有機農業の推進についてご質問いただきました。有機農業は、環境負荷の軽減に配慮した取り組みとして注目を浴びている一方で、栽培上の負担とかコストなど課題が多くて、普及が進んでいないという実情があります。今後、有機農業の普及に向けた戦略を立てて、県内でも飛躍的に拡大していきたいとお答えいたしました。
松本県議からは、三つの質問をいただきました。特に医療的なケアを必要とする子どもへの支援については、親御さんからも直接お話を聞き、大変重要な課題だと受け止めております。医療的ケア児支援センターの設置については、群馬県は後発となっておりまして、知事としてできるだけ早期にこれを設置できるように、準備を進めたいと明言させていただきました。
金沢県議からは、中高生の自転車事故対策についてご質問いただきました。群馬県は人口10万人当たりの自転車に関係する人身事故件数が、全国ワースト上位になっています。特に中高生の通学時の事故件数が高い状況にあります。これまでも様々な対策を実施してまいりましたが、数字的には成果が十分に出ておりません。新しい視点を取り入れた対策によって、事故減少につなげたいと考えています。
続けて、次のスライドお願いします。11月30日に行われた一般質問に関するスライドです。
岸県議からは、群馬の歴史と文化の継承について、ご質問や様々なアイデアをいただきました。群馬県には全国に誇るべき歴史や文化が数多く存在します。こうした歴史文化遺産を、県民の共有財産として次世代に引き継げるようにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
なお、岸県議は今期限りでの引退を表明しており、今回は最後の一般質問となりました。これまでのご労苦に敬意を表し、感謝を申し上げたいと思います。岸県議にはぜひお体に気をつけて、今後のさらなるご活躍を期待しています。
酒井県議の方からは、「群馬の森の追悼碑」についてのご質問をいただきました。この問題については皆さんご存じのとおり、最高裁の決定により法的に決着をしています。碑文の内容それ自体を否定するものではありませんが、行政として司法の下した判断に従い、撤去・移設の手続きを粛々と進めてまいります。
泉沢県議からは、オミクロン株対応ワクチン接種の推進について、ご質問いただきました。新型コロナの感染を抑えつつ、社会経済活動を回していくためには、接種率の向上が必重要です。そのため、医療機関の協力を得て、群馬県ワクチン接種加速化センターを設置するなどの対応を進めるということでお答えをさせていただきました。
斉藤県議からは、成長と分配に関する深い議論に加えて、子ども医療費助成制度についてもご質問いただきました。群馬県は、中学校卒業までの入院・通院費の無料化を実施しています。現状でも全国トップクラスの手厚い制度となっています。これ以上の拡充は財政的にも容易ではありませんが、要望については、真剣に受け止めさせていただくとお答えいたしました。
今週の質疑については以上です。質問に立たれた県議の皆さまに対して、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。今後も明日の一般質問、それから各委員会が行われていきます。議員各位にご理解いただけるように、丁寧に取り組んでまいりたいと思います。
それでは、会見の中身に移りたいと思います。スライドをご覧ください。今日の会見の主な中身です。本日は、「新型コロナの直近の感染状況」、それから、「愛郷ぐんま全国割の期間延長」、「ぐんまGIアライアンス構想」などについて発表させていただきます。
まずは「新型コロナの直近の感染状況」です。スライドをご覧ください。
新規感染者数の推移です。直近1週間の新規感染者数は、本日の2,281人を含めて、1万4,821人ということになりました。先々週の9,964人、先週の1万1,796人からさらに増加していることが分かります。
続いて、警戒レベルの移行の判断基準である、医療提供体制の状況についてもご報告したいと思います。スライドをご覧ください。
病床使用率は58.1%ということで、前回と比べやや下がっていますが、ほぼ同じですね。
重症病床使用率は10.8%ということで、人数は4名となっています。
以上のとおり、県内の新規感染者数は増加傾向が続いています。ということは、医療提供体制の負荷が高まっているということです。
こうした状況を改善していくためには、何度も申し上げておりますが、やはりワクチン接種率の向上が非常に重要となります。群馬県では、より多くの県民の皆さまが、希望の場所・日時で接種できるよう、ワクチン接種体制の強化を図ることといたしました。
一つ目が、市町村における接種枠の拡大。二つ目が、群馬県ワクチン接種加速化センター。三つ目が、ワクチンバスの派遣です。
今回の対策の目的は、感染拡大とそれに伴う接種希望者増加に対応した接種枠の緊急拡大ということです。11月以降の感染者数の増加、接種期間の短縮に伴い、接種希望者が急増したことで、特定の地域とか、あるいは週末・休日に予約が取りにくい状況となっています。こうした状況に対し、市町村や関係機関等と対応を検討した結果、県として先ほど申し上げた三つの対策を進めることといたしました。
一つずつご説明したいと思います。
一つ目の市町村における接種枠の拡大です。市町村が実施する集団接種会場や、個別医療機関での接種枠の拡充を進めるため、県と市町村が協力して、接種体制確保の取組を進めます。同時に、医師会等の関係機関と連携を強化してまいります。また、ワクチンに関する情報提供や広報についても市町村との連携を深めてまいります。早期にできるだけ多くの県民の方々に接種していただけるよう、接種体制を強化してまいります。
次のスライドをご覧ください。二つ目、群馬県ワクチン接種加速化センターです。
現在、市町村の接種会場は、原則お住まいの市町村の住民の方々のみが接種できることとなっています。そのため、日時が限られ予約が取りづらい場合はどうしても接種を先延ばしにしてしまうという状況が発生しています。
こうした状況を改善するため、すでに市町村のワクチン接種を実施している医療機関を、群馬県のワクチン接種加速化センターと位置付けて、お住まいの市町村にかかわらず接種を受けることができるようにしたいと思います。
ご協力いただく医療機関は、館林市にある「つつじメンタルホスピタル」、桐生市にある「日新病院」、太田市にある「イムス太田中央総合病院」、この三つの医療機関です。
接種は12月4日以降、順次開始させていただきます。医療機関ごとに接種日や対象者が異なるので、詳細は本県のホームページでお伝えしたいと思います。
県が、利便性の高い接種機会を提供することで、市町村の接種を後押ししていきたいと思っています。
次のスライドをご覧ください。次に三つ目、ワクチンバスの派遣です。
より多くの県民の皆さまが接種しやすい体制を整えるため、臨時の接種会場として、巡回バスを派遣することにします。
期間は12月9日から25日までとし、毎週金土日に実施をさせていただく予定です。
場所は、若年層の接種率が低いという状況に鑑み、ショッピングセンターなどの商業施設とか、学生を対象とした大学等のキャンパスを中心に巡回させていただくことになります。具体的な巡回先は、現在調整中ですが、直近の予定としては、12月9日に県立県民健康科学大学、12月10日と11日にイオンモール太田に派遣することを決めています。
設置場所や日時、予約方法の詳細は、今後県のホームページやLINEデジタル窓口等でお知らせしたいと思います。
県としては、これらの対策を市町村及び関係機関の皆さんと連携して進めることで、希望する県民の皆さまが速やかにワクチン接種を受けられるように取り組んでいきたいと思います。
まだワクチン接種がお済みでない県民の皆さまには、ぜひ早期のワクチン接種をお願いしたいと思います。
3.新型コロナ 社会経済活動再開に向けたガイドラインの改訂について
続いて、本県の社会経済活動再開に向けたガイドラインの改訂についてご報告を申し上げます。
先週、政府は新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、基本的対処方針の変更を決定いたしました。今回の変更では、現在主流となっているオミクロン株にも対応し、第7波と同程度の感染拡大に柔軟に対応できるようにしています。
また、警戒レベルの判断にあたっては、病床使用率等を重視しながらも、一般医療への影響も踏まえ、総合的に判断するよう見直しが行われました。
総合的に判断する方向については、前回の会見で申し上げましたが、群馬県が国に先だって取り入れていたものです。この点は群馬県知事として改めて評価をさせていただきたいと思います。
こうした政府決定を踏まえ、本日第97回となる新型コロナ感染症対策本部会議を開催いたしました。ここで、群馬県の社会経済活動再開に向けたガイドラインの一部改訂を決定しましたので、その内容をご説明したいと思います。
なお群馬県のガイドラインは、今回国から示された内容がすでに盛り込まれていた部分が多いことから、改訂の中身は必要最小限となっていることを申し添えておきたいと思います。
次のスライドをご覧ください。ポイントは二つあります。
一つ目は、警戒レベルを、これまでの0~4の5段階から、1~4までの4段階に変更しました。オミクロン株の特性を考慮し、新規感染者ゼロの維持を目安としていたレベル0というものをなくしました。
二つ目は、レベル移行の判断基準について、警戒レベル4における病床使用率・重症病床使用率の指標を追加いたしました。これまではレベル4においては具体的な指標はありませんでした。今回、病床使用率・重症病床使用率80%超という指標を追加させていただきました。
なお、ガイドラインは本日から適用することといたします。引き続きガイドラインに基づき、警戒レベルの判断などの運用を行ってまいります。
続いて、愛郷ぐんま全国割です。10月11日からスタートした全国を対象とした観光需要喚起策、愛郷ぐんま全国割については、その期限を12月20日までとしていました。 本日は、12月21日以降の対応について、県の方針を発表させていただきます。スライドをご覧ください。
群馬県では、現在実施している愛郷ぐんま全国割を12月27日火曜日の宿泊まで延長することを決めました。なお、対象要件及び割引内容について変更はございません。
今回の期間延長は、国の方針発表、それから当該事業に係る予算の執行状況を考慮して決定させていただきました。
なお、先週25日、国は年明け以降の観光需要喚起策の実施についても発表しています。ただし、今後の感染状況を見極めた上で、割引率等の制度の見直しを行い、実施することとされています。そのため、現時点では詳細が示されておりません。
従前の県民割、それから現在実施している全国旅行支援の実施により、県内経済は確実に回復してきていると私たちは捉えています。しかしながら、まだまだコロナ前の水準には戻っておらず、引き続き、観光需要喚起策を実施する必要があると考えています。また、感染状況は予断を許さない状況ではありますが、十分に地域経済活動を回していける状況にあると認識しています。
県としては、今後、県議会で丁寧に説明し、実施内容が国から示され次第、年明け分についても、早期に実施できるよう準備を進めてまいりたいと考えています。
これまでも、何度も申し上げておりますが、県民の皆さまにお願いしたいと思いますが、旅行に行く際には、混雑を避けるなどの基本的な感染援防止対策にご協力をいただきたいと思います。改めてこの点をお願いしたいと思います。
続いて、「ぐんまGIアライアンス構想」です。
群馬県では、災害に強く、持続可能な社会を構築するとともに、県民の幸福度を向上させるため、「ぐんま5つのゼロ宣言」を掲げています。
そのうちの一つ「温室効果ガス排出『ゼロ』」では、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標を掲げています。また、社会経済の変革を成長へとつなげる「環境と経済の好循環の創出」に向けた取り組み、いわゆるグリーンイノべーションにも、今着手しています。
今年の8月には、私をトップとする「グリーンイノベーション推進本部」を立ち上げ、部局横断的な推進体制を整備したのは皆さんご存知だと思います。会見でも、これはご報告いたしました。
一方で、この困難な課題に取り組むためには、これまでにない技術の開発及び社会実装、新しいビジネス、新しい投資、そして新しい仕組みづくりが必要だと考えています。これには民間と行政が別々に取り組むのではなく、国や市町村との連携はもちろんですけども、大学等の研究機関とか金融機関とか事業者、県民の皆さんなど、多様な関係者との連携が欠かせません。
そこで本日は、脱炭素の動きをさらに強力に推し進める新たな構想を発表いたします。スライドをご覧ください。
脱炭素化という同じ目的を持ち、様々な協力体制や連携の輪を県が率先して広げていく取り組み、名付けて、「ぐんまGIアライアンス構想」というものです。
脱炭素化に向けた取組は、民間独自で既に始まっています。例えば、群馬銀行の「GBグリーンファンド」とか、東和銀行の「TOWA脱炭素コンソーシアム」など、金融機関が中心となって実施しているものが挙げられます。その他、官民連携ファンドなど行政と民間が連携して行う取組もあります。
「ぐんまGIアライアンス」は、これらの取り組みも含めて、今後、様々な連携の輪を、県が自ら先頭に立って広げていくという構想です。
そのため、既存の取り組みとも相互に連携しながら、より幅広い分野の企業等と協力し、アライアンスの中心となる共同事業体を立ち上げたいと思っています。それが「革新的環境イノベーションコンソーシアム」ですね。
スライドをご覧ください。コンソーシアムについてご説明します。
このコンソーシアムは、群馬県の脱炭素の取り組みにご賛同いただいた民間企業、金融機関、インフラ事業者、それから大学などで構成されます。スライドにロゴ等を掲載している17団体でまずスタートしたいと思いますが、今後参加企業などを募集していく予定です。
ご賛同いただいた皆さまに対し、知事としてこの場を借りて心から感謝を申し上げたいと思います。
次のスライドをご覧ください。このコンソーシアムでは、異業種や同業他社が連携し、官民共創により脱炭素に向けた地域課題の解決、イノベーションの創出というものを進めてまいります。また、コンソーシアムから、群馬県への政策提言なども行う予定です。提案を受けた政策については、グリーンイノベーション推進本部から部局横断的に対応させていただき、これを実行していくという流れになっております。
なお、コンソーシアムは年内の設立を予定しております。
加えて、コンソーシアムとともに、先ほどご説明した「ぐんまGIアライアンス」の一翼を担う新たな官民連携ファンドについても、現在設立に向けて調整を行っております。
コンソーシアムの具体的な取り組み、新たな官民連携ファンドについては、詳細が決まり次第、皆さまにお知らせしていきたいと思います。
「ぐんまGIアライアンス」やコンソーシアムは、産学官民が多様な分野で連携して、地域の課題を解決する、ここで何度も出てきた「官民共創コミュニティ」そのものだと思っています。「官民共創コミュニティ」は、もう皆さんご存知と思いますが、山本県政の重要なキーワードの一つです。
私としては、こうした取り組みによって、群馬県の脱炭素化を一気に加速してまいりたいと考えています。
今後も、「2050年温室効果ガス排出量ゼロ」及び「環境と経済の好循環」という目標に向けて、グリーンイノベーションを強力に推進してまいります。
次いで、「Gunma Esports 2Days」についてご報告します。
県では、群馬県をeスポーツの聖地にするという強い思いのもとで、eスポーツを活用した地方創生やブランド力の向上、経済の活性化に取り組んでおります。
その一環として、12月3日の土曜日、4日の日曜日にGメッセ群馬を会場として、全国規模のeスポーツ大会を開催いたします。スライドをご覧ください。
12月3日の土曜日は「U19(アンダーナインティーン)eスポーツ選手権2022」の決勝大会を開催いたします。「U19eスポーツ選手権」は、学校の枠にとらわれない、19歳以下の国内最強チームを決める大会で、今回で3回目の開催ということになります。
続いて、4日の日曜日には、「第2回全日本eスポーツ実況決定戦」の決勝大会を開催いたします。「全日本eスポーツ実況王決定戦」は、eスポーツ大会で選手を引き立てる実況者にスポットライトを当て、eスポーツ実況者の国内ナンバー1を決定する大会です。こちらの方は、今回で2回目の開催ということになります。
両大会ともに、今年度は初めて観客を入れたリアルの形で開催させていただきます。若者や実況者の熱戦に加え、来場者も参加できる、プロやストリーマーとのエキシビションマッチなども行う予定です。
その他、3日の土曜日には、先着で「ハーゲンダッツ」の無料配布や、協賛企業から提供いただく来場者への特典なども多数あります。来場していただかないと体験できないコンテンツも用意しておりますので、ぜひ皆さま、Gメッセ群馬に足を運び、この2つの大会をお楽しみいただきたいと思います。
最後に、今週の直滑降ストリームについてです。スライドをご覧ください。
今週のゲストも、元ものまねタレントで現在クリエイターとして活動している、おかもとまりさんです。
先週の配信では、群馬県の魅力などについて対談しましたが、今回は、おかもとさんが取り組まれている「生きること」をテーマにした作品づくりについて詳しくお話を伺っています。
作品を作るきっかけとなった、おかもとさん自身の体験とか経験とか、作品に込めた思い、現在生きづらさを感じている方々へ寄り添った内容となっています。
明日、2日金曜日の19時から、YouTubeのtsulunosチャンネルで配信いたします。ぜひ、多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。
発表内容は以上ですが、最後にもう一つお知らせがあります。
本日午前10時に、県のホームページを全面的にリニューアルいたしました。もうチェックしていただいた方もおられるかもしれませんが、アクセスしている方々の約7割がスマートフォンだというデータに基づき、スマホからでも見やすいデザインに改めました。また、検索機能を強化し、これまで以上に使いやすくなっております。
県民の皆さまにはぜひ、新しくなったホームページをご活用いただければと思います。
長くなりましたが、私からは以上です。何かご質問があればお受けしたいと思います。
●新型コロナワクチン接種体制の強化について
(記者)
ワクチン接種体制の強化についてなんですが、その前提となる、県内の接種率の現状についてまず教えていただけますでしょうか。
(知事)
新型コロナワクチン接種推進局長の方から。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
オミクロン株対応ワクチン(の接種状況)ですけれども、現在(までの接種者が)、31万5,521名ということで、これは昨日(時点)の集計ですけども、(接種率は人口比で)16.23%となっております。
(記者)
その上でお伺いしますが、今回、加速化センターあるいは巡回バスの対象になっている、太田などの東毛地域、あるいは前橋市の接種率が低いということなのか、あるいは、予約が取りにくくなっているという客観的状況があるのか、選定の理由について教えてください。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
個別の市町村というよりも、東毛地区を中心にと申し上げたのは、人口が集積しているというところと、働いている方も非常に多いということもありますので、そこのところを、私ども県が少しでもお助けしていこうということなんです。それよりも、前提として、やはり市町村の皆さんが今まで(接種を)頑張ってくれているんですけども、さらに上乗せして(市町村の接種)枠を増やしていただくことが、(今回の体制強化の)一番大きい取組でございます。そうして、合計で増やしていきたいと思っています。
(記者)
これまで大規模接種センターを設置されていて、私自身も非常に助かった記憶があるんですけれども、今回、大規模接種センター形式ではなくて、こういう形で接種体制の強化に取り組まれることについてのお考えを改めてお聞かせください。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
まずですね、以前も申し上げたんですけれども、初回接種、3回目接種ということで、追加接種(を行ってきた)ということで、慣れてきているということもあって市町村の接種能力もかなり高まってきていたと(思います)。それから、住民の皆さんの話を聞くと、やはり近くで接種したいという方が大半なんですね。
そういうこともありまして、まず近くで接種していただこうと。予防接種法(での位置づけ)も市町村が(主体となって)やることになっておりますので、県は広域的な支援をするという原点に立ち返って進めていこうということで、現在、こういう取り組みを進めているという状況です。
(知事)
理由は、今、新型コロナワクチン接種推進局長から説明してもらいましたが、総合的にいろいろ考えた上で、こういう形が一番いいだろうということです。
今、記者さんにも言及していただいた大規模接種センターは、おかげさまで、おそらく全国の接種センターでは最も稼働率が高くて、当時の接種率の向上にすごく貢献をしたということですけども、今回は全体の中でいろいろ考えて、こういう形で対応することがいいだろうということで、こうしたセンター方式になりました。
(記者)
実施時期については12月からということで、やはり年末に向けて、接種率を高めていきたいというお気持ちがあるのかどうか、あるいは、何%まで上げたいというような目標があるのかどうか教えてください。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
やはり12月に入ってですね、オミクロン株対応ワクチンの接種期間が5カ月から3カ月に短くなっているということで、高齢者層の需要が急増しています。それから、感染者数も増えているということもあって、やはり接種の需要が増えているという2つの要因があるものですから、今まで計画を立てていたカーブよりも、ちょっと需要が前倒しになっているというところがあります。それをできるだけ12月中に取り込んで、接種を進めたいと思っております。
基本的には、接種したい方ができるだけ早く接種を完了できるようにさせたいというところなので、数値的なものは(目標に)掲げてはいないんですけれども、予約が殺到する状況というものが少し緩和されるような形で取り組んでいきたいと思っています。
(知事)
目標の数字は上げていませんけれども、現段階の数字が低すぎると思います。やはりこれは少しでも上げるように、県庁を挙げて努力していきたいと思います。
●新型コロナガイドラインの改訂について
(記者)
ガイドラインの変更についてですが、知事にお伺いします。まず(警戒レベルが)4段階になって、ゼロがなくなった。要するに、コロナと共存していくということが明確になったのかなと感じているんですが、知事はどうお考えでしょうか。
(知事)
何度もここで申し上げていますけれども、これまで3年近く新型コロナと闘ってきたといいますか、この問題に取り組んでいく中で、だんだん我々も経験を積んできて、ウイルスのいろいろな実態も分かってきたという中でいうと、時代というか、流れの状況に合わせた、より現実的なガイドラインにしたということだと思います。
基本的に、ゼロということじゃなくて、ある意味、新型コロナウイルスの根絶はできないので、これと共生をしていくという意味で言うと、最も実態に合った段階にしたということだと思います。
(記者)
県民からしてみますと、やはり行動制限だとか経済活動の抑制みたいなことが心配になると思うんですが、その点について、今回ガイドラインの改正によって何か変わった点はあるんでしょうか。
(知事)
知事としての基本姿勢は、ここでも何度も申し上げましたが、基本的に地域経済活動の制限というのはできるだけ避けたいと。感染防止対策はしっかりして感染拡大を抑えながら、地域の経済活動を回していきたいという原則は変わりません。
●ぐんまGIアライアンス構想について
(記者)
ぐんまGIアライアンスに関して1点お尋ねします。先ほどお話の中で、年内設立予定というお話がありましたけども、具体的に何日に、例えば設立総会をおやりになるとか、そういう予定は固まっていらっしゃるんでしょうか。
(知事)
環境森林部長(グリーンイノベーション推進監と兼務)の方から。
(グリーンイノベーション推進監)
アライアンスというよりコンソーシアムの件だと思いますが、12月中にはと思っていますが、まだ具体的な日程は固まっていない状況です。
(記者)
官民連携ファンドですが、その規模感と、ファンドの出資目的について決まっているところで、差し支えない範囲でお聞かせください。
(グリーンイノベーション推進監)
そちらについても、今まさに検討中でして、規模についても今、詰めているところでございます。
(記者)
民間の脱炭素化の取り組みに対して支援していくためのファンドという理解でよろしいでしょうか。
(グリーンイノベーション推進監)
趣旨はそういうことでして、できるだけ多くの方に出資いただける方策を今考えているところでございます。
(記者)
知事から一言、コンソーシアムに対する期待感を改めてお聞かせいただければと思います。
(知事)
グリーンイノベーションというものを県としてしっかり進めていこうということで、推進監のようなポストを作ってですね、今、須田環境森林部長にやっていただいておりますけれども、体制が整ったので、その中で具体的に、もう一度言いますが、脱炭素の分野でも群馬県が一歩先に出られるような仕組みを、ずっと模索しておりましたけれども、ようやく形になったということで、いつから始めるかは、まだ正確には決まっていないですし、規模感も含めて今、県庁内で議論していますけれども、このツールを使ってですね、ぜひ、脱炭素化をしっかりと進めていきたいと思っています。非常にこの仕組みには期待しておりますし、できるだけ多くの関係者に参画してもらえるように、しっかりと努力していきたいと思います。
●革新的環境イノベーションコンソーシアムについて
(記者)
ノベーションコンソーシアムの関係なんですけれども、ファンドの方は、いろいろな事業者の方から出資いただいて、中の方も含まれるのかもしれませんけれども、別の事業者への投融資をするようなイメージということでよろしいでしょうか。
(グリーンイノベーション推進監)
イメージとしてはそういうことで思っていただいても結構だと思いますけれども、具体の部分は、ちょっとまだ詰めているところですので、決まったらまたご紹介したいと思います。
(記者)
「地域課題解決のイノベーション創出」となっているところについては、まだ具体的にどうするかは固まっていないという認識でよろしいでしょうか。
(グリーンイノベーション推進監)
コンソーシアムの連携強化の部分ですかね。
(記者)
はい連携のところで。
(グリーンイノベーション推進監)
具体のコンソーシアムの取り組みの内容については、参画いただいた企業さんと共に、どういったことができるかを今後考えていきたいと思っております。
地域内、県内全体の脱炭素のいろんな取り組みのアイデアが出てくると思いますので、そういったものを形にしていきたいと考えています。
●新型コロナガイドラインの改訂について
(記者)
ガイドラインの関係で、今、社会経済活動を止めないようにしたいというお話があったので、それに尽きるのかなと思うんですが、医療ひっ迫防止対策強化宣言とか医療非常事態宣言に対する考えについて伺えればと思います。
(知事)
どうぞ、まず、危機管理監の方から。
(危機管理監)
本日付で、県のガイドラインの改訂をさせていただきまして、その中で、レベル3で都道府県ができる対策強化宣言または医療提供体制のひっ迫で出せる医療非常事態宣言、こちらの方は表現的なものを入れさせていただいております。
(記者)
知事として、その二つに対するお考えは。
(知事)
群馬県の基本姿勢として何度も言っていますけども、政府としっかり連携をしていくということなので、政府のいろいろな政策に沿った形で、我々としても対応していきたいと思います。
いろんなことはあるんですけども、詳細が決まっていないことについては、しっかり確認しながらやっていくことが大事かなと思っています。
(記者)
ガイドラインの改訂で、具体的に何か今までの県の判断基準とかが変わったりするということはないという認識でよろしいでしょうか。
(危機管理監)
基本的には大きく変えてございません。先ほど知事から説明させていただきました、「5段階を4段階にしたこと」あとは「警戒レベル4における(病床及び重症病床の)使用率の部分の80%を付け加えたこと」あと、今申し上げました「強化宣言の部分の表現を少し加えたこと」。大まかには、その3点が内容でして、あとは細かい字句修正等を加えてございます。
●革新的環境イノベーションコンソーシアムについて
(記者)
イノベーションコンソーシアムの件ですが、県への政策提言というところもあると思うんですが、いわゆる参加される17団体の中で、何か会議を開いて政策提言を行うとか、年内の本格稼働を目指しているということなんですけれど、そうしたご予定ですとか、大まかなことは決まっていますでしょうか。
(知事)
どうぞグリーンイノベーション推進監の方から。
(グリーンイノベーション推進監)
政策提言の部分ですけれども、おそらくいろいろな取り組みをなさっている中で、もっと行政の側がこうしてくれたらやりやすいといったお話もあるかと思うんですね。
そうした中で県の方が政策立案・実行という形で、取り組みを推進できる部分があれば、その部分は、そういった形で政策提言をいただいて、県の施策の方に反映していくというような枠組みを考えております。
●各年代のワクチン接種率について
(記者)
ワクチンバスについてなんですが、現在、若者の接種率がなかなか進んでいないということで、具体的な年代ごとに、これぐらいしかまだ接種されていない、人口のうちで、これぐらいしか接種されていないというデータというか数字があればよろしくお願いします。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
最後聞き取れなかったのですが、申し訳ありません。
(記者)
若者の接種率が進んでいないという事実を裏付けるような、何十代の接種率がこれぐらいしか進んでないというデータがあればお願いします。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
今まで3回目まで(の接種)はかなり進んでいるんですけれども、オミクロン株(対応ワクチンの接種率)ですと、20代が10%を切っている状況になっております。やはり50代以上になりますと30%弱といったところに、きているんですけれども、やっぱり若年層が、少し出足が悪いかなと思います。
(記者)
そうした現状も受けた、このワクチンバスの派遣という認識でよろしいですか。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
はい。
●職員採用における国籍条項の撤廃について
(記者)
(職員採用における)国籍条項の撤廃について、ちょっと教えてください。
とりあえず先送りということになりましたが、現状の知事のお考えや思いですとか、十分な理解を得たいというところで、こういう取り組みで理解を得たいというのがあれば、ちょっと教えてください。
(知事)
これは県議会の答弁でもお話しましたが、唐突にやったことじゃなくて、それなりの準備とプロセスを経てきたことなんですね。
ただ、現実問題として、やはり県民の方々の中に、誤解があったりとか、あるいは不安や心配を抱えておられる方がおりますので、こういう方々にも、もう少し丁寧に説明していきたいと思いますし、もちろんすでに20年前から1府7県で、20年前からやっているのと、ほとんどこれを踏襲してやるということなんですけども、我々として、この状況を調べた結果、本会議でもちょっとご報告しましたけども、特段問題は起こっていないと。例えば、農業振興とか観光振興みたいなところで活躍しているということだったんですけども、こういうことについても、さらに少し実態を詳しく調査をしたいと思っていますし、そのルールですね、我々も議論してきましたけども、このルールの適用についても、どんな場合があるかというのは、もうちょっとまた深く議論しながら、丁寧にこのプロセスを進めていきたいと(思います)。
この基本的な方針は変えていませんけれども、より県民の皆さまにご理解を得るために、丁寧に、少し時間をかけて進めていきたいと思っています。
(記者)
国籍条項の関係です。
確かにインターネット上で、今、SNS特有の批判みたいな口コミとかがいっぱいあるのは拝見したんですけれども、一旦、「このタイミングで導入する」と発表した後で、その後先送りすると、もしかして、応募しようと思っていた人たちの計画が、ちょっと狂ったりということがあり得るかなと思うんですけど、いつかは導入するということですけど、いつ導入するというのがはっきりしないと、その方たちは、いろいろな計画が立てにくいんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
(知事)
いつ導入するということはまだ決めていません。より丁寧なプロセスを経てやっていくということです。
それからこの判断は、やはり政治は生きていますし、やっぱり世の中の状況を見ながら判断していかなければいけないと思っていますので、この方針は変えませんけども、来年度から導入するということは見送って、もう少し丁寧に進めていきたいということに尽きると思います。
●新型コロナワクチン接種枠の緊急拡大について
(記者)
今回、3種類のワクチンの(接種)枠の拡大をやるわけですけれども、全部で合わせて何回分接種といった数値的なものは・・・。
(知事)
新型コロナワクチン接種推進局長の方から。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
(今回は)機動的に行うことを重視していますので、県の方で行う数字的なものは、そんなに大きくないです。
例えばワクチンバスですと、1日当たり午前と午後で120人とかですね。そういう形で積み上げていくということです。
基本は市町村の皆さんに接種枠を拡大していただくというのを、県として少し補完していくというような形で考えています。
(記者)
3種類の取組で、何もしない従前よりは12月中で計どれぐらい増えるかということは、アバウトでも示すことってできますか。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
今、各市町村とやりとりしている中で出てきていると思うんですけれども、数字的なものはまだ出てないです。
●職員採用における国籍条項の撤廃について
(記者)
国籍条項の件で、県議会での答弁の中で、知事が「一部メディアが意図的に事実とは異なる報道の仕方をしている」ということを強調されていて、具体的に言うと、どういう内容が知事の意向とは違う方法というか内容で拡散されているという認識を持っていらっしゃるでしょうか。
(知事)
あまりもう細かいことを言ってもしょうがないと思うんですよね。例えば今回、群馬県が国籍条項撤廃を決めたことが、あたかもすべての職種について、ほとんど際限なくやるみたいな印象を与えるような報道のことですよね。
例えば、「公権力の行使とか、公の意思の形成に携わる公務員は日本国籍でなければならない」という国の基本姿勢というか大前提があるわけであって、当然これをしっかりやっていくということも言っているにも関わらず、やはりそういうところの説明がなくて、あたかも群馬県が初めてこれをやるかのような、何となくそんな印象を与えるような報道のことを言及いたしました。これ以上細かいことはいいと思いますけど、具体的に言うとそういうことです。
●県議会における手話通訳者の配置について
(記者)
会見の内容とは違うんですけど、県議会について前から気になっていたことがあって、例えば会見でもついたての向こうに手話通訳の方いらっしゃるかと思うんですけど、現状県議会は、議会の議員が希望した場合しか手話通訳者を置かないことになっているんですよね。
群馬県では手話言語条例を制定していて、その中でも「県は、ろう者が県政に関する情報を速やかに得ることができるよう手話を用いた情報発信に努めるものとする」と明記してあるんですけれども、せっかく群馬テレビさんでも朝から夕方まで、通しで中継がされているのに、議員が希望した場合にしか、ろう者の方は内容を酌み取れないのは、ちょっと条例の内容とも矛盾するんじゃないかなと思っていたんですけれども、知事のご意見はいかがでしょう。
(知事)
これは県議会が決めることなので、やっぱりそこは県議会の判断にしっかり委ねたいと思います。それは県が決めることじゃないので。
●群馬県ワクチン接種加速化センターについて
(記者)
先ほどのワクチン接種(加速化)センターの件なんですけれども、今回東毛の3カ所に設置されるということですが、今後状況によって、さらにその他の地域に増やしていこうというような検討はされているんでしょうか。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
需給の状況ですとか、効果とかそういうものを測定しながら検討していきたいと思います。
(記者)
増やす可能性もあるということですかね。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
はい。
●ワクチンバスの当日枠の設定について
(記者)
ワクチンバスですが、確か高崎市は当日枠を設けて運用されていると思うんですけれど、県としては、この予約枠のほかに、当日来た方、特に若い世代などは当日枠があると受けやすいかなと思うんですが、そういったことは検討されていますでしょうか。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
その辺も検討しているんですけれども、初めて(の取組)なので、まずは予約枠の中でやっていった中で、また少しやり方とかを検証しながら検討したいと思います。
(記者)
当分は予約枠の中でやるということですね。
(新型コロナワクチン接種推進局長)
はい。
それでは最後に、知事から県民の皆さまにお願いさせていただきたいと思います。
今日の記者会見でもご報告いたしましたが、残念ながら感染者数の増加はなかなか止まらない状況です。その中でも、医療提供体制の強化をずっと図ってまいりましたし、国のいろいろな方針もしっかり頭に入れながら、県として必要な対応をとってまいります。
今日は、ガイドラインの改訂についても発表させていただきました。
何度も申し上げますが、前回も申し上げたとおり、こういう状況において、とても大事なことは、やはりオミクロン株対応のワクチンをしっかりと皆さんに打っていただくということだと思っています。
県としても、群馬県ワクチン接種加速化センターを含めたいろんな対応策を打ち出しておりますので、こういうことをぜひ活用していただいて、できるだけ県民の皆さまが、できる限り、希望する場所、希望する時間に打ちやすい状況を、我々としても、今作ろうとしておりますので、こうした仕組みを最大限に活用していただいて、まだオミクロン株対応ワクチンの接種をしていない方は、ぜひ、このワクチン接種をご検討いただければ、たいへんありがたいと思っています。
例の、愛郷の全国割は、国の方で12月27日まで延長するということが決まりましたので、群馬県としてもこの方針に従って延長したいと思っています。
やはり、観光地が復活してきたとはいえ、まだまだ不十分なところもありますので、ぜひ皆さまには、十二分な感染防止対策を行った上で、こうした県民割も活用していただければと思います。
何度も申し上げますが、県民の皆さまとしっかり力を合わせて、この第8波を乗り切ってまいりたいと思います。引き続き県民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
今日は(会見時間が)50分ぐらいになって少し長くなりましたが、メディアの皆さんには、今回も最初から最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
これで今週の定例会見を終わりたいと思います。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。