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空間放射線量等
更新日:2024年9月30日
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1.空間放射線量の監視
モニタリングポストによる常時監視
県内の空間放射線量
- 県内25箇所に設置したモニタリングポストにより常時監視を行っています。
- 降雨等により一時的に数値が上がることがありますが、全地点が生活圏において除染が必要な1時間当たり0.23マイクロシーベルトを下回っています。
- 現在の測定値の参照、過去の測定結果のダウンロードは外部サイトを御利用ください。
放射線モニタリング情報
- 「放射線モニタリング情報共有・公表システム」(原子力規制委員会)<外部リンク>
- 航空機モニタリングの結果等はこちら(原子力規制委員会)<外部リンク>をご覧ください。
平成23年3月15日から1年間の積算値(前橋市上沖町のモニタリングポスト)
積算期間 | 積算値(マイクロシーベルト) |
---|---|
平成23年3月15日11時00分~平成24年3月15日10時00分 | 120.4 |
- 平成24年3月15日で、前橋における空間放射線量が上昇してから1年が経過し、年間の追加被ばく量は120.4マイクロシーベルト(約0.12ミリシーベルト)でした。
- 今後は年間追加被ばく量がこの数値を超えないと考えられます。このため、平成24年3月15日10時をもちまして、積算値の更新を停止します(数値は当面掲載しておきます)。
- 積算値は事故後増加した放射線量を合計したものです。数値の目安として、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告(2007年)があり、一般の人が原子力発電所等から過剰に曝露される線量限度は年間1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)とされています。
- 放射線の基礎知識と健康影響に関する科学的な知見や国の取組について、下記のホームページを参考にしてください。
放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料の作成(環境省)<外部リンク>
サーベイメータによる広域調査
県・市町村では、モニタリングポストによる常時監視の他に、年2回の頻度で携行型のサーベイメータを用いて、調査を行っています。
現在は、全調査地点が生活圏において除染が必要とされる「0.23マイクロシーベルト/時間」を下回っています。
なお、広域調査の結果はモニタリングポストによる常時監視の結果と併せて公表しています。
詳しい情報は、県及び市町村による全県的な放射線監視をご覧ください。
2.降下物の監視
衛生環境研究所(前橋市上沖町)に設置した直径1メートルの水盤に1か月間の降下物を受け、放射性物質の降下量を測定しています。
過去の測定値については、環境放射能データベース(公益財団法人日本分析センター)<外部リンク>をご覧ください。
令和6年度~令和5年度の測定値
採取期間 | 人工核種濃度(メガベクレル/平方キロメートル) | 天然核種濃度(メガベクレル/平方キロメートル) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
ヨウ素131 | セシウム137 | セシウム134 | 鉛212 | ベリリウム7 | カリウム40 | |
令和6年8月1日~令和6年9月2日 | 不検出 | 0.069 | 不検出 | 不検出 | 180 | 不検出 |
令和6年7月1日~令和6年8月1日 | 不検出 | 0.073 | 不検出 | 不検出 | 150 | 不検出 |
令和6年6月3日~令和6年7月1日 | 不検出 | 0.37 | 不検出 | 不検出 | 63 | 不検出 |
令和6年5月1日~令和6年6月3日 | 不検出 | 0.24 | 不検出 | 不検出 | 200 | 1.0 |
令和6年4月1日~令和6年5月1日 | 不検出 | 0.36 | 不検出 | 不検出 | 94 | 1.3 |
採取期間 | 人工核種濃度(メガベクレル/平方キロメートル) | 天然核種濃度(メガベクレル/平方キロメートル) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
ヨウ素131 | セシウム137 | セシウム134 | 鉛212 | ベリリウム7 | カリウム40 | |
令和6年3月1日~令和6年4月1日 | 不検出 | 0.48 | 不検出 | 0.20 | 95 | 2.2 |
令和6年2月1日~令和6年3月1日 | 不検出 | 0.55 | 不検出 | 不検出 | 50 | 0.98 |
令和6年1月4日~令和6年2月1日 | 不検出 | 0.34 | 不検出 | 不検出 | 19 | 不検出 |
令和5年12月1日~令和6年1月4日 | 不検出 | 0.050 | 不検出 | 不検出 | 9.3 | 不検出 |
令和5年11月1日~令和5年12月1日 | 不検出 | 0.12 | 不検出 | 不検出 | 19 | 不検出 |
令和5年10月2日~令和5年11月1日 | 不検出 | 0.060 | 不検出 | 不検出 | 48 | 0.70 |
令和5年9月1日~令和5年10月2日 | 不検出 | 0.11 | 不検出 | 不検出 | 86 | 不検出 |
令和5年8月1日~令和5年9月1日 | 不検出 | 0.10 | 不検出 | 不検出 | 42 | 不検出 |
令和5年7月3日~令和5年8月1日 | 不検出 | 0.18 | 不検出 | 不検出 | 97 | 0.76 |
令和5年6月1日~令和5年7月3日 | 不検出 | 0.12 | 不検出 | 不検出 | 120 | 0.80 |
令和5年5月1日~令和5年6月1日 | 不検出 | 0.16 | 不検出 | 不検出 | 130 | 不検出 |
令和5年4月3日~令和5年5月1日 | 不検出 | 0.36 | 不検出 | 0.16 | 53 | 1.4 |
- 人工、天然を問わず、検出された全ての核種を掲載しています。
- 半減期が極端に短い核種は測定が不正確(または、測定不能)になることがあります。
- 検出量が極端に多い核種がある場合、別の微量核種の検出を妨害することがあります。
- ベリリウム7の降下量は季節変動し、夏季に多くなる傾向が見られます。