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ぐんまくらしのニュース 第362号

更新日:2020年1月16日 印刷ページ表示

 「ぐんまくらしのニュース」は、消費生活に関する身近な情報やトラブル事例などを紹介する情報誌です。
 県消費生活センターのほか、各市町郡の消費生活センターなどに設置してありますのでご自由にお取りください。
 なお、令和2年1月1日に第362号を発行したので御覧ください。
 また、PDFファイルはページ下部よりダウンロードできます。

消費者行政の充実に向けて

山本知事画像

 明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 昨年は、令和の幕開けの年でしたが、新しい時代に群馬をもっと輝かせるための新たな挑戦の年となりました。本県は、一人当たりの県民所得や工場立地件数が全国でも上位に位置しているほか、観光資源や多彩な農畜産物など、さまざまな魅力にあふれています。しかしながら、それに見合った「幸福度」を県民の皆様が実感できているとは言えません。
 県では、県民の幸福度を引き上げるために、医療、福祉、介護などの社会保障を充実させ、子育て環境や教育環境を改善する政策に取り組むほか、県民の新たな誇りを醸成するため、群馬のブランド力を強化し、県民の幸福度を上昇させる取組を今年も一層推進して参ります。
 さて、県民生活に目を向けますと、犯罪の発生件数は減少を続けているものの、依然として高齢者を狙った「悪質商法」や「特殊詐欺事件」は多く発生しております。消費生活センターに寄せられる相談も、高齢者からのものが平成30年度に初めて5割を超え、高い割合を占めております。
 このため、県では、県内全域に消費生活センターを設置し、誰もが身近に専門的な消費生活相談が受けられるよう取り組んでおり、未然防止に向けたアドバイスや被害に遭った方への支援を行っています。
 今後も、皆様が安全で安心できる消費生活を実現するため、消費生活センターにおける相談体制の充実を図るとともに、市町村、警察、関係消費者団体等と連携し、被害の防止と速やかな救済に努めて参りますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 本年が皆様にとって良い年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

 令和2年1月1日

群馬県知事 山本一太

平成30年度群馬県内の消費生活相談の状況

※件数や相談傾向などの詳細については、令和元年度消費者行政の概要(群馬県ホームページ内)の第4章「平成30年度消費生活相談の状況」を御覧ください。

相談の概要

  • 平成30年度に県内の消費生活センターに寄せられた相談件数は、20,737件となり、前年度(19,440件)と比べ1,297件(6.7%)増加しました。
  • 内容別に見ると、対象商品が不明な「商品一般」が6,660件(相談全体の32.1%)となり、前年度に引き続いてアダルトサイトなどの「運輸・通信サービス」を抜いて最多となりました。「公的機関に似た名称を名乗る機関から総合消費料金に関する訴訟最終告知が届いた」などの架空請求ハガキに係る相談が引き続き増加しており、前年度(5,237件)と比べ1,423件(27.2%)増加しました。

高齢者(契約当事者年齢が60歳以上)の相談の状況

  • 高齢者の相談件数は10,380件で、前年度(8,925件)と比べ1,455件(16.3%)増加しました。全年齢層に占める割合は50.1%であり、依然として高い割合を占めています。

高齢者の相談が多い商品・役務 上位5種

上位5種一覧
ナンバー 商品・役務 件数 前年度比 主な内容
1 商品一般 4,499 ↑ 増加 対象商品が不明な請求(架空請求ハガキ)など
2 放送・コンテンツ等 901 ↓ 減少 アダルトサイト、有料動画
3 インターネット通信サービス 489 ↑ 増加 光回線等のインターネット接続回線など
4 役務その他 281 ↑ 増加 廃品回収サービス、祈とうサービスなど
5 相談その他 268 ↑ 増加 債権回収、交通事故など
  • 高齢者の相談内容としては、架空請求ハガキ、有料動画、光回線等のインターネット接続回線、などによる契約トラブルが多く、令和元年度も同様の傾向が続いていますので、注意が必要です。

不安を感じたり困ったときは、消費生活センター(局番なし)「188(いやや!)」へ相談してください!

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