本文
ぐんまくらしのニュース 第360号
「ぐんまくらしのニュース」は、消費生活に関する身近な情報やトラブル事例などを紹介する情報誌です。
令和元年度は年4回の発行(7月号・10月号・1月号・3月号)を予定しています。
県消費生活センターのほか、各市町郡の消費生活センターで配布しておりますので、ご覧ください。
第360号(令和元年7月1日発行)の内容は以下のとおりです。
また、PDFファイルはページ下部よりダウンロードできます。
「暮らしのレスキューサービス」でのトラブルに注意!
出張を頼む前に利用料金や契約内容等をよく確認しましょう!
水道の水漏れや車のカギの閉じ込め…。毎日の暮らしの中には思いもよらないさまざまトラブルが発生します。
そんなとき、慌てて業者を頼んだら「思わぬ条件を提示されてしまった」などトラブルにつながることもあります。
そこで今回は、水漏れや解錠などの生活に密着した「暮らしのレスキューサービス」でのトラブルについてお知らせします。
相談事例1 蛇口の水漏れに関するトラブル
「見積もり・出張無料」と書かれたチラシの事業者に見積もりを依頼した。
来訪した事業者が「詳しい見積もりのため水道管の内部を見る」と蛇口を外し、「給水設備全体の交換が必要なため50万円かかる」と言われた。
「高額なのですぐには返事ができない」と伝えると蛇口を取り外したまま帰り、後日、断るなら蛇口の取り外し料金を払うように言われた。
事業者が勝手に蛇口を取り外したのに、作業費を支払わなければならないか。
相談事例2 害獣駆除に関するトラブル
ネズミ駆除を事業者に依頼した。50万円と言われるだけで詳しい見積書や契約書を発行してもらえない。
また、作業から数日でネズミが天井を走る音が聞こえるようになった。
完全に駆除ができていないのに、高額な代金を支払わなければならないか。
相談事例3 解錠に関するトラブル
家の鍵を紛失したため、インターネットで検索した業者に電話した。
料金を確認したところ「1万4千円だが、追加料金がかかる場合もある。」と言われた。
自宅に来てもらったところ「特殊な鍵なので5万円かかる。」と言われたので、高額であることを理由に断るとキャンセル料金4千円を請求された。
作業を依頼していないのに、キャンセル料金を支払わなければならないか。
消費者へのアドバイス
- 事業者が説明する料金をうのみにせず、見積もりのための作業や出張に料金がかからないか、見積もり後のキャンセルに料金が発生するかなどを、出張を依頼する前に確認しましょう。
- 契約するときは、最初から1社に決めず複数の業者から見積もりを取り、サービス内容や料金をあらかじめ十分に確認しましょう。
- 日常の中の急なトラブルの発生に備え、安心して依頼できる業者の情報を日ごろから集めておくと、いざというときに慌てず対応できます。
- 料金やサービス内容に納得ができないときは、断る意思をその場ではっきり伝えましょう!
契約するときはよく確認!
- 事業者名や連絡先
- 契約内容(料金、オプションなど)
- 違約金や解約条件
不安であったり、困ったときは、最寄りの消費生活センターに相談するか、消費者ホットライン(局番なし)「188(いやや!)」番にお電話ください!
借金に関する無料相談会を開催します
借金でお悩みの方のための無料相談会を開催します。
相談は借金解決への大きな第一歩です。
ひとりで悩んでいませんか。まず、ご相談ください。
1.対象となる方
県内に在住の方で、個人の借金で悩みを抱えている方(事業用の資金は対象となりません)
2.会場・日程
令和元年度借金に関する無料相談会を実施しますをご覧ください。(相談会は終了しました)
3.その他
- 相談時間は1~2時間ですが、内容により必要な時間が変わります。
- 希望する地域で相談を受けられます(お住まいの地域以外の場所でも相談できます)。
- 各相談は、個人ブースで行います。
- 個人情報は保護されます。本相談会以外の目的で使用することはありません。
- この相談会以外でも、県内消費生活センターでは借金に関するご相談を随時受け付けています。最寄りの消費生活センターまでご連絡ください。→県内の消費生活センター
- こころの悩みに関する相談は、群馬県こころの健康センターにて随時受け付けています。→群馬県こころの健康センター
- 県内市町村の窓口などでチラシの配布やポスターの掲示をしています。