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ワンクリックで料金を請求する手口にご用心!
更新日:2011年3月1日
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最近、パソコンやスマートフォン、携帯電話でインターネットを見ている時、あるいは広告メールが届いた時に、画面やメールに記載された画像やURLをクリックしただけで、利用料金を請求される被害が多発しており、県内の消費生活センターに多数の相談が寄せられています。
皆さんも、いつ同じような被害に遭うか判りません。インターネットを利用する際には、十分に注意して下さい。
ワンクリックで料金を請求される事例
- パソコンでインターネットを利用していた際に、興味本位でアダルトサイトに入り、「あなたは18歳以上ですか」といった年齢確認のボタンを押したら、いきなり登録画面が表示された。
- スマートフォンを利用していた際に広告を誤ってタップしたところ、アダルトサイトに接続され、登録されてしまった。
- 携帯電話に送付されたURLを開いたところ、アダルトサイトの有料会員に登録されましたとの画面になった。
「登録完了」などの画面になってしまったら
- 「登録完了」などの画面になって利用料金や登録料の請求を受けたとしても、意図せずアクセスしただけでは有効に契約が成立しているとは考えられませんので、お金を支払わないことが重要です。
- 画面に「個体識別番号」や「固有識別番号」「IPアドレス」等が表示され、個人情報を入手しているかのように見せていますが、個体識別番号などからは個人情報は判りません。
- 相手には絶対に連絡をせず、無視することが一番です。連絡してしまうと自分の連絡先が知られてしまい、執拗な請求などを受けるなど別の被害に発展する可能性があります。
- また、覚えのないメールには返信しないことや迷惑メールに記載されたURLなどを興味本位に開かないことなどが、このような被害を防止するためには大切なこととなります。
- 電子マネーで登録料を支払わせようとする手口も増えていますので気をつけましょう。
困った時は早めに相談を!
サイトに入っただけで料金を請求されても支払う必要はありませんが、心配な時や困った時は、早めに消費生活センターに相談しましょう。また、料金請求の手段があまりにも悪質なときや、支払いに応じてしまったときなどは、警察にも相談しましょう。
登録完了画面が、パソコンやスマートフォンの画面に張り付いてしまって消えない場合は、消費生活センターに相談するか、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が管理するホームページ「ここからセキュリティ!」<外部リンク>を活用してください。