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私たちの暮らしを守る保安林
更新日:2020年6月10日
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群馬県の面積は約64万ヘクタールですが、その3分の2にあたる約43万ヘクタールが森林です。
森林には水を貯水する機能のほか、山崩れを防いだり、土砂が流れ出さないようにしたりする機能、優れた自然環境を健康の増進や休養の場として提供する機能、木材を生産する機能などがあります。
さらに、森林は生物が生きていくために欠くことのできない酸素の供給をしたり、二酸化炭素を吸収することにより地球温暖化を防いだりしています。
国や群馬県では、私たちの暮らしを守るために特に重要な役割を果たしている森林を保安林に指定し、その働きが失われないように伐採を制限したり、元気な保安林になるように手を加えたりするなど、必要な管理を行っています。私たちが当たり前のように思っている安全で快適な暮らしの裏には、多大な森林の働きがあります。