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第1回群馬県土壌汚染対策専門家会議の開催について
土壌汚染対策法の適用を視野に、坂東工業団地周辺の土壌・地下水汚染に対処するため、群馬県土壌汚染対策専門家会議の設置及び委員の委嘱を行うとともに、第1回会議を開催いたします。
1．専門家会議設置目的
坂東工業団地周辺においては、カーバイド滓埋設以降50年弱が経過する間、土地の改変等が行われ、埋設当時の状況とは異なっており、調査結果の解析には、専門的知識が必要となります。また、複数の者が当該事案に関与していることから、土壌汚染対策法上の位置づけについて課題があります。
そのため、調査結果の評価、追加調査の必要性、対策手法等について意見を聞くことを目的としています。
2．委員
中杉 修身: 元上智大学大学院地球環境学研究科教授
大塚 直: 早稲田大学大学院法務研究科教授
駒井 武: 独立行政法人産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門 副研究部門長
角田 欣一: 国立大学法人群馬大学大学院工学研究科教授（群馬県環境審議会水質部会長）
細見 正明: 国立大学法人東京農工大学共生科学技術研究院教授
3．第1回会議概要
（1）開催日時
平成21年7月7日（火曜日）午前10時から12時
（2）開催場所
都道府県会館（東京都千代田区平河町） 405会議室
（3）主な議題
- 県が実施した調査結果の評価・解析について
- 土壌汚染対策法第4条対象物質の考え方等について
- 調査結果・汚染状況等から追加調査の必要性について
- 土壌汚染対策法に規定する汚染原因者の考え方について
取材については、会議が個人の財産である土地の土壌汚染・汚染原因者に関して議論を行うものであるため、委員の紹介までの頭撮りとさせていただきます。
なお、会議の要旨については、別途公表する予定です。
4．今後の開催予定
第2回 9月 追加調査結果報告等
第3回 12月 措置の方向性・対策手法の概要について
（参考：今までの県における取組状況）
坂東工業団地周辺の土壌・地下水汚染については、平成19年度の調査により、土壌汚染対策法の適用要件である「同団地の南にある前橋市内の水道水源が、当該地下水汚染の影響を受ける範囲内にある」と判明し、20年度は、土壌汚染の範囲の確定及び埋設物確認のための調査を実施しました。
