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ぐんまくらしのニュース 第376号
「ぐんまくらしのニュース」では、消費生活に関する情報などを紹介しています。
令和6年10月25日に第376号を発行したのでご覧ください。
また、PDFファイルはページ下部よりダウンロードできます。
11月は「製品安全総点検月間」です
家電や雑貨など、ご家庭内には日常生活に不可欠な製品が多数あります。定期的に清掃や点検を行わないと、製品によっては故障したり、不具合に気づかずに長期間使用することで思わぬ事故につながるおそれがあります。
11月は経済産業省が定める「製品安全総点検月間」です。チェックリストなどをご活用いただき、ご家庭内にある製品の点検をしてみてはいかがでしょうか。
平成21年4月1日以降に製造・輸入された扇風機、エアコン、全自動洗濯機などは、長期使用製品安全表示制度に基づき、設計上の標準使用期間と経年劣化についての注意喚起等が製品本体に表示されていますので、買い換え時期の参考にしてください。
経済産業省「おうちのチェックリスト」(PDF:1.49MB)<外部リンク>
これからの季節に気を付けたい製品事故
電気こたつ
- こたつ布団を過度にやぐら内に押し込まないでください。ヒーター部に接すると焦げるおそれがあります。
- 電源コードは取扱説明書のとおり固定してください。断線、出火のおそれがあります。
電気・灯油ストーブ
- ストーブの近くに燃えやすいものは置かないでください。また、ストーブの上部などで洗濯物を乾かさないでください。火災のおそれがあります。
- 外出時や就寝時は必ず電源を切りましょう。
湯たんぽ・電気あんか
- 湯たんぽの加熱は取扱説明書に従ってください。容器が破損するおそれがあります。
- 電気あんかを保管する際は、電源コードなどを極端に曲げないでください。断線すると使用時に発火するおそれがあります。
低温やけどに注意!
- 「低温やけど」とは、比較的低い温度が長時間にわたって皮膚の同じところに触れていることにより起こるやけどのことです。44度では3~4時間以上、46度では30分~1時間、50度では2~3分で低温やけどになると言われています。
- 低温やけどは、上記の暖房器具のほか使い捨てカイロや電気カーペット、スマートフォンなどの電子機器も原因になることがあります。低温やけどにならないために、長時間、同じ部位を温めないようにしましょう。
令和5年度 群馬県内の消費生活相談の状況
令和5年度に群馬県消費生活センター及び19カ所の市町郡消費生活センターに寄せられた相談件数は、16,688件で、前年度に比べ759件増加しました。
契約当事者の年代別件数では、70歳代が最も多い2,876件(全体の17.2%)、次いで60歳代の2,508件(同15.0%)でした。60歳以上の相談件数は7,198件で、全体の43.1%を占めていました。
商品・役務大分類別の相談件数では、商品一般、金融・保健サービス、運輸・通信サービスが上位でした。
前年度から急増した相談
商品・役務大分類別では、土地・建物・設備(給湯器の点検など)に関する相談が前年度比159%、修理・補修(屋根の修理など)に関する相談が同138%と大幅に増加しました。いずれも住宅に関する相談で、訪問事業者による点検がきっかけでトラブルになることが多くありました。
このようなトラブルに遭わないためには、安易に点検させない、その場で契約しないなど注意が必要です。
60歳以上の方に多い相談
商品・役務別では、戸建住宅、空調・冷暖房・給湯設備などの住宅関連、健康食品、スマートフォンなどの移動通信サービスに関する相談が多くありました。
また、販売・購入形態別では、通信販売、訪問販売に関する相談が多くありました。
30歳未満の方に多い相談
相談件数は少ないものの、脱毛エステなどの理美容、内職・副業、オンラインゲームや出会い系サイトなどの他の教養・娯楽に関する相談は、若年層が占める割合が高くなっていました。
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