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令和6年度県土整備プランフォローアップ委員会

更新日:2024年10月11日 印刷ページ表示

日時

令和6年9月6日(金曜日) 14時00分から16時10分

場所

群馬県議会庁3階303委員会室

出席者

出席者名簿一覧
名前 役職 備考
大河原 眞美 高崎経済大学 名誉教授  
坂庭 秀 一般社団法人群馬県商工会議所連合会 専務理事  
清水 義彦 群馬大学大学院理工学府 教授   
高桑 和彦 株式会社上毛新聞社 編集局長  

高橋 克弥

※名字先頭は、正確には「高」の異体である「はしごだか」です。

群馬県農業協同組合中央会 専務理事  
永村 景子 日本大学生産工学部 准教授  
矢口 正子 株式会社交通新聞社 コミュニケーションデザイン事業部 副部長  
吉田 美由紀 沼田土建株式会社 企画室長  

(敬称略 50音順)
令和6年度県土整備プランフォローアップ委員会出席者名簿 (PDF:103KB)

次第

  1. 開会
  2. 県土整備部長あいさつ
  3. 委員長選出及び委員長あいさつ
  4. 議事
    1. 指標の進捗状況
    2. 主要事業の進捗状況
  5. 閉会

委員会結果(概要)

委員会で出された主な意見と回答は以下のとおりです。

議事(1) 指標の進捗状況

1
(意見)
 危機管理型水位計、河川監視カメラの整備について、これらが地域の防災活動に結びつくような取組を進めてほしい。

(回答)
 水位情報やカメラ画像を避難情報の発令や水防活動の開始の判断に活用している市町村があるほか、群馬県の河川防災情報サイト「かわみるぐんま」や動画配信サイトtsulunosでも配信しており、県民も閲覧可能である。主体的な避難行動に結びつくよう、これらの情報を住民自ら入手しやすくする取組を引き続き進めていきたい。

2
(意見)
 マイ・タイムラインの作成支援について、昨今の気候変動を鑑み、令和11年度末で進捗率が100%という目標に対して、目標時期を前倒しして取り組む必要があるのではないか。

(回答)
 取り組みを加速するため、令和6年5月にWebで手軽にマイ・タイムラインの作成ができる支援ツールを公開した。今後は動画配信による講習会等、様々な支援方法について取り組んでいきたい。

3
(意見)
 「群馬県交通まちづくり戦略」は、公共交通の依存度を減らしてDX時代に則した新しい移動形態を模索しているようにも思えるが、県土整備プランに掲げるコロナ禍前の目標値(利用者数6,308万人)の達成は難しいのではないか。

(回答)
 コロナ禍を通じ、生活様式や価値観が変化しており、県土整備プランに掲げる目標値の達成は難しい状況である。令和5年3月に改定した「群馬県交通まちづくり戦略」では、DX時代における移動の技術革新を取り入れつつ、既存の公共交通の利便性向上と新たな移動手段の導入を促すことで、将来にわたって県民の移動の足を確保していく内容となっている。
 公共交通離れが懸念される中、利便性向上と新たな移動手段の検討などの視点を入れつつ、「日常生活における公共交通を利用しようという県民意識」を高め、県土整備プランで掲げる目標値(令和元年度維持)の水準に近づけていきたい。

4
(意見)
 公共交通の乗客数の維持に向けた施策を進める必要がある。

(回答)
 公共交通の乗客数の維持については、市町村乗合バスや路線バスの維持・改善のための補助制度、鉄道事業者の運営安定化のための支援をベースとしつつ、交通系IC決済の導入支援、バスロケーションシステムの運用、GunMaaSによる利便性向上のほか、駅でのイベントやバスの乗り方教室などの啓発活動を実施している。今後も事業者や沿線市町村と連携し、継続して取り組んでいきたい。

5
(意見)
 通学路の歩道整備は児童の安全確保の面でとても重要な取組であり、今後もしっかりと進めてほしい。

(回答)
 用地取得の難航等の理由により事業計画に遅延が生じている箇所もあるが、拡幅による歩道整備のほか、グリーンベルトの設置などを進め、引き続き通学路の歩道整備率の向上に努めていきたい。

6
(意見)
 高校生の自転車用ヘルメットの着用について、着用率が伸び悩んでいるが、引き続きしっかりと取り組んでほしい。

(回答)
 令和3年4月に群馬県交通安全条例を改正し、全国に先駆けて自転車ヘルメット着用を努力義務化したほか、県職員をメンバーとした自転車活用推進啓発チーム「GMET」による啓発活動など、群馬県独自の様々な取組を行っている。引き続き、関係機関・団体と連携し、ヘルメット着用率向上に向けて取り組んでいきたい。

7
(意見)
 交通人身事故対策について、群馬県の中高生の通学時1万人当たりの自転車事故件数が全国ワースト1位という実態も踏まえ、取組を強化してほしい。

(回答)
 自転車活用推進啓発チーム「GMET」による自転車ヘルメットの着用促進、中高生の自転車事故多発箇所における注意喚起看板の設置などの取組を実施している。引き続き、関係機関・団体と連携し、自転車事故防止対策を重点的に取り組んでいきたい。

8
(意見)
 施策「豊かで美しい自然環境の保全・再生」について、都会にはない群馬ならではの自然環境を創出・保全していくため、目標や指標を設定すべきではないか。

(回答)
 県土整備プランの改定の中で、「豊かで美しい自然環境の保全・再生」の取組状況を適切に示せるような目標や指標の設定について、検討していきたい。

議事(2) 主要事業の進捗状況

9
(意見)
 主要事業の完成事業数・進捗率について、計画と実績が乖離しつつあるため、優先度を考慮しつつ、計画どおりに進むよう取り組んでほしい。

(回答)
 用地取得の難航をはじめ、計画の変更や関係機関との調整など、遅延理由は事業によって様々であるが、遅延リスク・課題の早期把握やマネジメントにより、計画的に事業執行に取り組むことで対応していきたい。

10
(意見)
 政策「住み続けられるまちづくり」について、電線共同溝事業だけでなく、各地域が抱える持続的なまちづくりという課題に手を打つような施策や事業を考えていくべきではないか。

(回答)
 各地域が抱える課題を解決するための様々な取組を行っていかなければならないと考えている。県土整備プランの改定の中で、各地域の課題を踏まえた上で、地域の個性を活かし、支援していく取組について、新たな施策展開を考えていきたい。

配布資料(PDFダウンロードファイル)

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