本文
環境GSガイドブック(5実行~8県の支援等)
5 実行
(1)組織的な取組み
環境GSマネージャーを中心に、「環境基本方針」及び「取組内容」に則した取組を組織的に実行します。具体的な進め方としては、分かりやすい行動指針を定め、部署ごとに担当者を置いて実施することが望ましいと言えます。
(2)記録
実行期間中、定期的に進行状況をチェックし、記録します。
予定通りに効果が上がらないときは、必要により追加対策を検討します。
6 報告・継続申請の仕方
取組結果の報告は、「群馬県環境GS(Gunma Standard)報告・継続申請書」(様式2)を県に提出して行います。なお、報告書は継続申請書を兼ねています。
(1)環境基本方針
環境基本方針を見直す必要がある場合は、「群馬県環境GS報告・継続申請書」に新たな基本方針を記載します。
(2)新たな取組期間
継続申請に記載する新たな取組期間は、原則として4月から翌年の3月までとします。(会計年度と異なる場合も、4月から翌期3月末としてください。)
(3)実績と新たな目標
設定した指標に基づいて、取組期間の実績を把握し記載します。
次に、実績と短期目標を比較し、その差(実績-短期目標)を計算し記載します。
また、「当該年度の削減総量」についても把握します。「当該年度の削減総量」は、設定した指標について、原単位でなく、「総量」を把握し、「前年度の総量」と比較し、その増減量を記入します。
例えば、指標として、「製造品出荷額(百万円)当たりのCO2排出量(トン)」を設定した場合は、「当該年度のCO2総排出量(CO2排出量原単位×当該年度の製造品出荷額)」から「前年度のCO2総排出量」を引いた数値とします。
実績を踏まえ、新たな短期目標を設定します。なお、長期目標を変更する必要があるときは、新たな長期目標も設定します。
(4)取組実績・評価
期間中に実行した取組で、効果が大きかったと考えられるもの、又は、継続して実行できた取組の上位5項目を記載します。
また、実績を総合評価し、改善点を記載します。改善点は、次期取組の設定に活かします。
(5)取組内容の決定
新たな目標の達成に向けた取組内容を決定します。取組内容は、改善点を踏まえたものとし、申請時の例に倣って設定します。
(6)提出期間
「環境GS申請書」を提出し、県の認定を受けた事業者は、取組の結果を「群馬県環境GS報告・継続申請書」に記載し、取組年度の翌年度の4月から6月の間に、県に提出します。
(7)提出先・提出方法
ア 郵送等による場合
<提出先>
〒371-8570 前橋市大手町1丁目1番1号
群馬県 環境森林部 環境政策課 環境政策係
イ webフォームへの入力による場合
群馬県環境GS実績報告・継続申請webフォーム<外部リンク>
7 認定・公表
(1)認定
県は、環境GS申請書の提出があったときは、必要事項が記載されていることを確認したうえで、その計画を認定し、申請者に対し、「認定書」を交付します。
(2)公表
ア 認定時の公表
県は、認定を行なったときは、認定事業者の氏名、住所を県ホームページに掲載し、公表します。
イ 実績の公表
県は、「環境GS報告・継続申請書」の提出があったときは、内容が適正なものについて、「環境GS認定事業者報告書」として取りまとめ、概要を公表します。
取組結果報告書の公表<外部リンク>
8 県の支援等
県では、環境GS認定事業者に対し、さまざまな支援を行っています。詳しくは各項目のリンク先をご覧ください。