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未来共創ワークショップ~前橋佐波伊勢崎~
前橋佐波伊勢崎エリアでは令和5年8月24日(木曜日)、10月5日(木曜日)、11月22日(水曜日)の3日間でワークショップを開催しました。
下記に3日間のワークショップで話し合ったテーマやアイデアを各地域別に掲載します。
ワークショップの様子1
ワークショップの様子2
取り組んだテーマ一覧
- SDGsパートナーと市の協働によるSDGsの普及促進(前橋市)
- 魅力的な老人クラブのあり方(伊勢崎)
- 外国籍の住民と地域住民の交流機会の創出玉(玉村町)
- 若者とさまざまな活動主体がつながり、地域の課題解決に取り組むための場づくり(県)
SDGsパートナーと市の協働によるSDGsの普及促進(前橋市)
課題の構造化
課題の構造図(前橋市)
課題構造図中のフォーカスした問い
1 パートナーが何をしたらよいか分からない
SDGsにつながる取り組みを促進させたい行政が、SDGsパートナー同士で交流する場づくりをすることでSDGsパートナーと主体的にSDGsにつながる取り組みをするために、何が可能か?
2 普段の活動がSDGsにつながっていると気づいていない
SDGsに取り組む意欲がある事業者や個人が、SDGsにつながる取り組みを正しく理解することで、一歩踏み出すために、何が可能か?
3 SDGsを自分ごととして捉えられない
これからの未来をつくるこどもが、なぜSDGsが必要か学び、正しく理解することで、SDGsに高い関心を持ち、継続的に行動するために、何が可能か?
未来の種
「SDGs社会貢献アワード」
1年ごとに、SDGsの目標達成状況の確認、表彰を行う。SDGsパートナー企業の担当者同士の交流を強化し、つながりづくりを行う。
「赤城山から身近にSDGsを学ぶ」
学校の課題活動に合わせて、赤城山を美しく残すために身近なアクションを共有し、行動の輪を広げる機会を作る。子供向けに17のゴールにもとづくウォークラリーを作ったり、清掃や保全活動を行う。
「SDGsを身近に感じよう」
市とパートナー企業で、SDGsに繋がる項目を見える化するプラットフォームを立ち上げる。特設サイトでは、17の目標行動のヒントや、チェックシートなどが確認でき、無料で誰でも利用できる。
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01_SDGs パートナーと市の協働によるSDGs の普及促進(前橋市) (PDF:639KB)
魅力的な老人クラブのあり方(伊勢崎)
課題の構造化
課題の構造図(伊勢崎市)
課題構造図中のフォーカスした問い
1 参加のための交通手段がない
自力で長距離の移動ができない高齢者が交通手段や移動手段を解決することで、老人クラブやコミュニティに参加するために、何が可能か?
2 時代に合った変化をしていない
活動がマンネリ化している老人クラブが、現在のニーズや時代変化を知ることで活動メニューを充実するために、何が可能か?
3 老人クラブの認知度がない
情報誌をつくっている民間事業者が老人クラブの活動をとりあげることで老人クラブの認知度向上につなげるために、何が可能か?
未来の種
いせさきFM の活用
伊勢崎市内全域で聴ける「いせさきFM」を活用し、老人クラブによるラジオ配信を行う。ラジオではコミュニティや活動の紹介、カラオケ大会等のイベント番組の配信をする。
広報誌、フリーペーパーの発行
広報誌やフリーペーパーの発行や配布を行う。主に老人クラブの紹介や活動内容の掲載を行い、病院や高齢者が集まる場所で配布する。
ニーズ調査
市内全域で、老人クラブに対する意識調査を行う。どのような変化を望んでいるのかを市内全域でアンケート実施する。
スマホでオンライン
老人クラブ会員向けのサブスクで、オンラインでも参加できるeスポーツや、ネットゲームを行う。それにより、リアル中心だった活動メニューにネット要素を導入できる。
シニアカーの貸与、販売
市やシニアカー提供元業者、スポンサー企業が連携し、シニアカー乗用具を個人向けにレンタルまたは販売。広告を掲載することで、安価に提供が可能。
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02_魅力的な老人クラブのあり方(伊勢崎市) (PDF:654KB)
外国籍の住民と地域住民の交流機会の創出(玉村町)
課題の構造化
課題の構造図(玉村町)
課題構造図中のフォーカスした問い
1 外国籍の方への偏見
外国籍の児童生徒が在籍する小学校に通う親子が主体的に話し合いをする場を設けることで国関係なくお互いを知るために、何が可能か?
2 外国籍の方の困りごとが分からない
悩みや困りごとを抱えている外国籍の方が頼られる相談先にいつでも簡単にアクセスできるような環境・システムを構築することで相談事の解決と相談事例の蓄積により理解を高めるために、何が可能か?
3 外国籍の方に必要な情報が伝わっていない
情報発信方法が分からない自治体が外国籍の方の立場に立った発信方法、内容を理解し情報を届けることで外国籍の方が町のコミュニティに入りやすくなるために、何が可能か?
未来の種
みんなにやさしい情報発信!withやさしい日本語
やさしい日本語を理解した上で、オンライン上でSNSを複数連携させ、役場職員や市民団体により、やさしい日本語でのイベント情報を発信する。
役場を多文化共生のシンボルへ
役場や八幡様で人権担当と多文化共生推進担当がアンケートを実施する。ニーズを把握し、それに沿った研修を行う。ピクトグラムや絵など視覚情報を活用し、全住民の困りごとに対して、頼りになる存在となることを目指す。
玉村町多文化共生祭
11月頃に玉村産業祭と併催する。玉村町役場一帯および関連施設で多文化共生祭りを開催する。町内、県内の外国籍コミュニティ各国が各国の特徴をもった食、文化、活動を紹介するブースを出展し、地域住民相互の交流創出、相互理解を深める。
学校で親子参加系交流会
参観日の学校で、子どもたちと親が参加できるディベートや防災訓練の交流会を開催する。それぞれの出身国を紹介しあったり、授業を行ったり伝統的な料理を振る舞いあったりなど、外国籍住民と地域住民の親子が顔を合わせる機会を持つ。
心を込めてお手紙を書こう
小学校に通う子供たちが、絵手紙をクラスメイトに送り合い、家族と一緒に手紙の内容を共有し、クラスメートの親が、手紙の送り主に返事を書く。
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03_外国籍の住民と地域住民の交流機会の創出(玉村町) (PDF:538KB)
若者とさまざまな活動主体がつながり、地域の課題解決に取り組むための場づくり(県)
課題の構造化
課題の構造図(県)
課題構造図中のフォーカスした問い
1 地域の魅力を知らない
地域の魅力を知らない子どもから若者が幅広い世代と共に地域づくり活動に主体的に取り組むことで、地域の人と郷土を愛し、何かしたくなるために、何が可能か?
2 県外の人が地域に入りにくい
群馬の外から群馬に住む・住みたい若者が魅力ある自然を活かした体験を通じて、群馬の人や土地について知り、好きになるために、何が可能か?
3 地域課題に対する関心が薄い
地域に課題があることすら知らない人たちが、はじめて地域の課題を認識することによって、地域に関心を持つために、何が可能か?
未来の種
ガチャ旅
地域の困りごとを掲載したホームページ等のURLのQRコードを入れたガチャガチャを、観光地や駅などに設置。旅行者は旅先でガチャガチャを回してQRコードから困りごとにアクセス。課題解決のお手伝いをしたら、滞在中に使えるクーポン券などのサービスを受けられる仕組みを作る。地域の課題を地域外と共有し、課題解決を目指す。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
まちのみらいがっこう
小学生・中学生を対象に、小・中学校の体育館で、地域を知り、地域の未来を語る合宿を行う。運営は高校生や大学生が行い、地域の大人がサポートをする。グループで町に出て、食事や買い物をし、気づきをマップに落とし込む。地元食材で料理をするなどの活動をした後、地域の人も一緒に気づきを共有し、まちの未来を語る。
つながるサービス「やるべ」
ボランティアやつながりを生み出す場や発信する場の提供を、行政・民間団体・企業が行い、したい事、やりたい事ができた時、必要としている人と簡単につながれるサービスを構築する。