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研究課題の外部評価 令和6年2月
更新日:2024年4月24日
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農業技術センターでは、試験研究を適正に効率的に実施することや研究目標を早期に実現するため、外部専門家、外部有識者、農業団体及び関連団体関係者、生産者等を招いて、研究課題の外部評価を実施しています。
評価概要
1 研究課題名
温暖化時代の土壌流出量の評価と対策技術の開発
2 試験実施年度
令和3年度~令和5年度
3 評価区分
事後評価
4 評価会実施日時及び場所
令和6年2月1日 オンライン会議
5 評価委員
- 外部専門家(国立研究開発法人)
- 外部専門家(農業団体)
- 農業団体関係者 ※都合により1月26日に個別評価
6 評価結果
(1)評価項目(5段階評価、5高~1低)
目標の到達度 2.7
研究手法・計画の妥当性や効率性(費用対効果) 3.3
研究成果の有益性 3.3
研究成果の活用(普及)・発展性 4.0
(2)総合評価(4段階評価、S・A・B・C)
A(概ね目標を達成している)2名
B(目標達成にはやや不十分である)1名
7 主な意見等
- 土壌流出モデルの開発では、計画どおりデータが取れなかったことから、1年延長となり遅れている。精度よく推定を行うためには現地データの蓄積が不可欠であり、研究計画終了時の成果の有益性は高い。
- 農家の収益も考慮して、理解を得られる提示方法を検討して欲しい。モデル評価による土砂流出の程度に応じた対策技術を提示することもひとつの方法である。
- 初課題であったバーティシリウム萎凋病に加え、根こぶ病と立枯病のリスク評価を行ったことは、沈砂池土壌の再利用についてより適切な情報提供が可能になった。
8 措置
- 試験期間を1年延長し、可能な限り実測データを集めてより信頼される成果を目指す。
- ほ場の土壌流出のリスクに応じたきめ細かい対策を提案したい。