ぐんまくらしのニュース　第374号

更新日：2024年3月8日印刷ページ表示

　「ぐんまくらしのニュース」では、消費生活に関する情報などを紹介しています。
　令和6年3月8日に第374号を発行したのでご覧ください。
　また、ＰＤＦファイルはページ下部よりダウンロードできます。

消費者トラブルなどに気をつけましょう

暮らしのレスキューサービス

　トイレ・水漏れ・鍵の修理や害虫駆除といった生活のトラブルを解決する、いわゆる「暮らしのレスキューサービス」について、インターネット広告よりも大幅に高額な金額を請求された、といったトラブルにご注意ください。

こんなことが起きるかも

　トイレが詰まったので、ネット広告で「1,000円～」、「見積もり無料」とある事業者に電話した。トイレを見せたところ20万円くらいかかると言われ、驚いたのでキャンセルを申し出たが、最初に説明のなかった２万円のキャンセル料を請求された。

　キッチンが水漏れしたので、ネット検索で「2,000円～」、「地域最安値」と広告のあった事業者に電話したところ、作業後に20万円の請求を受けた。おかしいと思ったが、家に居座られてしまったので仕方なく支払った。

アドバイス

　住宅メーカーや管理会社、地域の事業者など緊急時の相談先を事前に確認しておきましょう。
　
　インターネット広告の安価な金額を鵜呑みにしてはいけません。

インターネットで見つけたロードサービス

　自動車のトラブルで、インターネット広告で見つけたロードサービス事業者に連絡したところ、広告よりも大幅に高額な金額を請求された、といったトラブルにご注意ください。

こんなことが起きるかも

　外出先で車のバッテリーが上がってしまったので、「4,000円～」とホームページに書いてある事業者に電話した。１万円くらいだと思っていたが、作業後に15万円を請求された。

アドバイス

　自動車のトラブルは、まずは契約している損害保険会社や保険代理店などに問い合わせましょう。
　
　インターネット広告の安価な金額を鵜呑みにしてはいけません。

ロマンス投資詐欺

　マッチングアプリなどで知り合った人から勧められて投資をしたが出金できない、といったトラブルにご注意ください。

こんなことが起きるかも

　外国人女性とSNSで知り合ってやりとりしていると、「二人の将来のためにお金を増やそう」と、暗号資産の投資サイトを紹介された。試しに10万円の投資をしたところ、サイトに5万円の利益が表示され、出金もできた。もっと投資するように勧められて、200万円の投資をした結果、150万円の利益が表示されたものの出金ができない。おかしいと思い女性やサイト運営者に確認しているうちにどちらとも連絡が取れなくなってしまった。

アドバイス

　投資サイト等の運営実態がつかめない場合、被害回復が困難になります。
　
　出会い系サイト・マッチングアプリ・SNSなどで知り合った相手の指示で投資をするのはやめましょう。

不審な自動音声の電話

　電力・電話の大手事業者などを名乗る不審な自動音声の電話にご注意ください。

こんなことが起きるかも

　大手電話会社を名乗る自動音声で「３時間後に電話が利用できなくなります。詳しくは電話機の番号１を押してください。」と電話があった。指示に従ってダイヤルすると関連会社の社員を名乗る人物につながり、料金が未納であると言われた。不審に思い途中で電話を切ったが、相手に名乗ってしまったので心配だ。

アドバイス

　詐欺被害に遭うおそれがあります。
　
　不審な自動音声の電話はすぐに切りましょう。
　
　詐欺の犯人につながってしまうため、指示された番号を押さないでください。

　「消費者ホットライン」188はお住まいの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通３ケタの電話番号です。
　契約や製品のことなど、不安なことがあったら、ひとりで悩まず、188にご相談ください。

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