ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 健康福祉部 > 食品・生活衛生課 > トコジラミにご注意!

本文

トコジラミにご注意!

更新日:2023年12月22日 印刷ページ表示

トコジラミによる被害が全国的に増えています

1.トコジラミとは?

  • カメムシの仲間で、成虫で体長が約5~8mm程度、褐色で扁平な形をした虫です。別名、南京虫ともいいます。
  • 主に夜間、寝ている時などに人やペットを吸血します(成虫・幼虫・雄・雌すべて)。
  • トコジラミに刺されると、アレルギー反応により、痒みや発赤を生じます。

2.トコジラミの生息場所は?

  • 暖かい、暗い、狭い隙間を好みます。
  • ベット周辺、壁や家具の隙間、押入れや布団、まくらなどの寝具類、壁と床の接合部位、畳と畳の隙間、カーペットの下などに生息しています。
  • 血糞という黒いゴマのようなものがトコジラミの糞であり、トコジラミが生息している可能性があります。
  • 旅行先から、カバンや荷物等に付着して、家庭内に持ち込まれる場合もあります。

3.日頃の対策方法は?

  • 生息しやすい場所の例を参考に生息状況(トコジラミや血糞の存在)を確認する。
  • 生息しやすい場所の例を参考に清掃等を適切に行う。
  • 外部から持ち込んだ荷物や旅行等で使用したカバンに、トコジラミが付着していないかを確認する。

4.トコジラミが発生してしまったら?

  • 早期発見(トコジラミや血糞の存在)、早期駆除が重要です。
  • トコジラミに有効な殺虫剤を使用して駆除をする(卵には効果なし)。一般的にはプロポクスル、メトキサジアゾン等が含まれるものが有効といわれています。
  • くん煙式の殺虫剤では、かえって生息範囲を広げてしまい、逆効果になる可能性があります。
  • 駆除が困難な場合は専門の業者に依頼するようにしましょう。

検索バナー画像

5.トコジラミに刺されてしまったら?

  • 薬局等で購入できるステロイド系の外用薬を塗布することで、炎症を抑えることはできます。
  • 痒みが激しい場合や患部が悪化してしまった場合は皮膚科を受診するようにしましょう。
  • トコジラミを駆除しない限り、アレルギー反応が増して患部は悪化するため、皮膚炎の治療と並行して駆除処置が不可欠です。

6.トコジラミのミニ知識

  • 卵から約1週間程度(5~11日)で幼虫になります。
  • 幼虫から約1~2か月で成虫になります。
  • 成虫は3~4か月生息します。
  • 雌は生涯に200~500個の卵を産みます。
  • 吸血をしなくても、長期間生息することがあります。
  • 夏場を中心に活動が活発になりますが、暖房により冬場も活動します。
  • トコジラミが病原体を媒介するという情報はありません。

トコジラミは早期発見・早期駆除が重要です!

トコジラミにご注意! (PDF:367KB)