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令和5年度県土整備プランフォローアップ委員会
日時
令和5年11月7日(火曜日) 14時00分から15時45分
場所
ぐんま男女共同参画センター4階大研修室
出席者
名前 | 役職 | 備考 |
---|---|---|
大河原 眞美 | 高崎経済大学 名誉教授 | |
坂庭 秀 | 一般社団法人群馬県商工会議所連合会 専務理事 | |
佐藤 由美 | 群馬大学大学院保健学研究科 教授 | |
高桑 和彦 | 株式会社上毛新聞社 編集局長 | |
高橋 克弥 ※名字先頭は、正確には「高」の異体である「はしごだか」です。 |
群馬県農業協同組合中央会 専務理事 | |
永村 景子 | 日本大学生産工学部 准教授 |
(敬称略 50音順)
令和5年度県土整備プランフォローアップ委員会出席者名簿 (PDF:73KB)
次第
- 開会
- 県土整備部長あいさつ
- 委員長あいさつ
- 議事
- 令和4年度委員会での主な意見と対応
- 指標の進捗状況
- 主要事業の進捗状況
- 令和5年度特定テーマに関する討議
『「ぐんま・県土整備プラン2020」の見直しにあたって、留意すべき社会資本整備の方針とは。』
- 閉会
委員会結果(概要)
委員会で出された主な意見と回答は以下のとおりです。
議事(1) 令和4年度委員会での主な意見と対応
1
(意見)
マイタクについては地域の方からとてもありがたい取組だと聞いているので、他地域でも是非やっていただきたい。
(回答)
マイタクなどの地域内の交通に関する取組は、市町村が主体的に取り組んでいる。こうした優良事例、取組に関して、県から積極的に市町村に情報提供していきたい。
議事(2) 指標の進捗状況
2
(意見)
令和元年東日本台風で越水・溢水が生じた河川の堤防嵩上げについて、昨今の降雨の状況からできるだけ早期に完成してほしい。
(回答)
遅延している箇所について、引き続き丁寧かつ速やかに関係者の了解が得られるよう交渉を継続し、早期整備完了に向けて進めていきたい。
3
(意見)
防災インフラの整備(中長期レジリエンス戦略)の各指標について、昨今の気象や降雨の状況から可能な限り目標年度の短縮を図ってほしい。
(回答)
国が進める「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」等を積極的に活用し、可能な限りに早期に目標達成ができるように努めていきたい。
4
(意見)
水害に係るマイ・タイムラインの作成支援について、対象となる地域を拡大し、スピードアップして進める必要があるのではないか。
(回答)
令和4年3月に中小河川の浸水想定区域を指定したことから、マイ・タイムライン作成支援の対象地域が倍増したが、目標年度は延期せず、スピードアップし取り組んでいる。
5
(意見)
公共交通利用者数を増やすために、鉄道会社とコミュニティバスの連携をより促進してほしい。
(回答)
時刻表の連携について、関係市町村に情報提供をして、できる限り利便性の高い状態を目指していきたい。
6
(意見)
公共交通について、均一料金にするなど使いやすいものにしてほしい。
(回答)
富岡市の「愛たく」のような住民が使いやすい取組について、県として情報提供に努めるほか、「GunMaaS」アプリを活用して公共交通のサブスプリクションモデルの導入を検討していきたい。
7
(意見)
県民が「自分たちで公共交通を支える」という意識を持つような啓発に力を入れてほしい。
(回答)
行政が一方通行で提供するサービスだけでなく、「GunMaaS」のアプリを活用し、地域のローカルな交通を可視化し、利用を促すなどし、県民が日常生活に即した形で、気兼ねなく公共交通に乗れる社会に向けた取り組みを進めて参りたい。
8
(意見)
「ライドシェア」の導入可能性や課題を研究してほしい。
(回答)
デジタル行財政改革会議などの情勢を注視していきたい。
9
(意見)
自転車通行空間の整備について、中高生の自転車事故の更なる改善のため、自転車通行帯や自転車道の整備をさらに進めてほしい。
(回答)
自転車ネットワーク路線において、道路拡幅事業を実施する際は、地域の合意形成が得られれば、自転車通行帯や自転車道の整備を推進していきたい。
10
(意見)
進捗状況の達成度が低い指標について、時間がかかるものも多いと思うので、着実に進めていってほしい。
(回答)
計画的な進捗に向けて引き続きしっかりと取り組んでいきたい。
議事(3) 主要事業の進捗状況
11
(意見)
安心して暮らせる群馬県となるように、さまざまなインフラの整備をお願いしたい。
(回答)
限られた予算の中でも「選択と集中」により社会資本整備の効果の最大化を図りながら、防災・減災対策等を進めていきたい。
議事(4) 特定テーマに関する討議
12
(意見)
ハード整備の効果をさらに高めるソフト施策に力を入れてほしい。
(回答)
次期県土整備プランの策定にあたっては、ハード・ソフトの組み合わせや、県民・市町村・民間企業との連携などを念頭におき、検討していきたい。
13
(意見)
異常気象や首都直下型地震などの影響を多角的に想定して、新たな準備、整備を考えてほしい。
(回答)
次期県土整備プランの策定にあたっては、群馬県の近未来構想の一つである「レジリエンスの拠点」に向けた取組を支える社会資本整備について検討していきたい。
14
(意見)
防災インフラの整備については、県民の安全のためにも目標年度の前倒しを行ってほしい。
(回答)
指標や事業の目標年度については、次期県土整備プランの策定過程の中で検討しつつ、国の補正予算等を活用しながら、進捗を図っていきたい。
15
(意見)
産業を支える県土整備という視点も考慮してほしい。
(回答)
次期県土整備プランの策定にあたっては、平時及び災害時にも機能する物流ネットワークなどの観点も踏まえながら、検討していきたい。