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群馬県バイオマス活用推進計画に係る進捗状況調査結果（平成27年度事業）

更新日：2017年1月25日 印刷ページ表示

1　調査概要

（1）調査目的

　バイオマス分類ごとの賦存量及び利用量の状況、個別事業の実施状況を経年的に把握・点検することにより、今後の施策事業の効果的な推進や計画を見直しに役立てるともに、本県のバイオマス活用に対する県民の理解や意識の向上を図ることを目的とする。

（2）調査対象事業及び調査対象年度

2015（平成27）年度の実績に対する調査である。

（3）調査年月

平成28年11月

（4）調査方法

下記ア～ウについて、各事業担当課が進捗点検調査票を作成することにより実施。

  • ア　各事業に関しての現状認識、課題、事業内容、事業実績、今後の方針
  • イ　事業評価（事業の必要性、貢献度、成果指標の傾向、事業の手法及び効率性の4区分に係る自己評価）
  • ウ　成果（活動）指標、関連データの推移

2　調査結果

（1）バイオマス賦存量及び利用量

バイオマス賦存量及び利用量（炭素換算）　単位トン／年
種別 種別内訳 計画策定時（2010年度） 現状（2015年度） 目標（2021年度）
賦存量 利用量 利用率(%) 賦存量 利用量 利用率(%) 賦存量 利用量 利用率(%)
農業資源 わら類 41,303 40,215 97 45,027 43,937 98 36,013 36,013 100
もみ殻 4,197 3,777 90 5,148 4,504 87 3,634 3,634 100
条桑育残さ 1,965 1,965 100 741 741 100 613 613 100
収穫残さ 18,945 18,311 97 16,309 15,827 97 19,506 19,506 100
剪定枝 8,615 3,246 38 5,783 3,027 52 8,040 6,030 75
畜産資源 家畜排せつ物 185,524 145,256 78 180,257 141,132 78 185,239 146,587 79
木質資源1 林地残材 48,874 ほとんど　未利用   37,000 9,291 25 29,936 8,876 30
製材残材 10,692 10,324 97 11,794 11,239 95 12,108 12,108 100
木質資源2 建設発生木材 39,187 31,834 81 34,431 30,997 90 54,157 51,295 95
食品資源 動植物性残さ 7,975 6,145 77 4,344 3,374 78 7,760 6,612 85
事業系生ごみ 2,546 1,963 77 2,454 1,953 80 1,910 1,528 80
家庭系生ごみ 6,898 5,286 77 6,684 5,289 79 6,429 5,143 80
排水資源1 下水汚泥 9,123 8,338 91 8,445 8,379 99 11,067 10,115 91
し尿・浄化槽汚泥 3,949 115 3 3,709 45 1 3,911 113 3
排水資源2 農業集落排水汚泥 325 273 84 337 250 74 378 337 89
合計   390,118 277,048 71 362,463 279,985 77 380,701 308,510 81

（2）事業評価

事業評価一覧表
バイオマスの種別 種別内訳 個票 事業名 事業の必要性 将来像の実現、目標に対する貢献度 成果指標の傾向評価 事業の手法及び効率性
畜産資源 家畜排泄物 1 地域と調和した畜産環境確立事業 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 全体として目標に向かっている（改善傾向） 概ね妥当と考える
2 環境調和型畜産振興特区の推進 従前どおりの必要性が求められている 予定を下回る効果 横ばいの傾向 大幅な見直しが必要
木質資源1 林地残材 3 林業作業道総合整備事業 状況の変化等により必要性が増大している 予定を上回る効果 全体として目標に向かっている（改善傾向） 部分的見直しが必要
4 森林環境保全直接支援事業
森林整備加速化間伐事業		 状況の変化等により必要性が増大している ほぼ予定通りの効果 全体として目標に向かっている（改善傾向） 概ね妥当と考える
製材残材 5 林業県ぐんま確立対策事業 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 全体として目標に向かっている（改善傾向） 概ね妥当と考える
6 群馬県林業・木材産業再生緊急対策事業 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 全体として目標に向かっている（改善傾向） 概ね妥当と考える
7 群馬県森林・林業再生基盤づくり交付金 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 全体として目標に向かっている（改善傾向） 概ね妥当と考える
食品資源 動植物性残さ 8 食品リサイクル促進対策 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 横ばいの傾向 概ね妥当と考える
事業系生ごみ家庭系生ごみ
9 発電事業によるバイオマス利用 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 横ばいの傾向 概ね妥当と考える
排水資源1 下水汚泥 10 市町村下水道費補助 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 横ばいの傾向 概ね妥当と考える
排水資源2 農業集落排水汚泥 11 農業集落排水事業 従前どおりの必要性が求められている ほぼ予定通りの効果 横ばいの傾向 概ね妥当と考える

（3）事業別個票

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