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令和2年地価公示結果(群馬県分)
価格判定基準日
令和2年1月1日
県内の地価動向の概況
1 概況
令和2年地価公示では、全用途の(対前年)平均変動率は-0.4%(前年-0.5%)となりました。
平成5年以降下落傾向が続いていますが、県内景気の緩やかな回復を背景に、下落率は縮小しました。
2 用途別平均変動率
用途別の平均変動率は、住宅地-0.6%(前年-0.6%)、商業地-0.1%(前年-0.2%)、工業地0.8%(前年0.1%)であり、商業地は下落率が縮小し、工業地は上昇率が拡大しました。
3 変動率プラス地点
変動率がプラスになった地点(以下「プラス地点」)は84地点(住宅地45地点、商業地29地点、工業地10地点)です。
7年連続でプラス地点が現れており、前年から14地点増加しました。
なお、変動率が0%になった地点は74地点(住宅地54地点、商業地20地点、工業地0地点)で、前年より5地点減少しました。
区分 | 年 | 住宅地 | 商業地 | 工業地 | 全用途 |
---|---|---|---|---|---|
プラス地点 | 令和2年 | 45地点 | 29地点 | 10地点 | 84地点 |
平成31年 | 43地点 | 25地点 | 2地点 | 70地点 | |
0%地点 | 令和2年 | 54地点 | 20地点 | 0地点 | 74地点 |
平成31年 | 52地点 | 19地点 | 8地点 | 79地点 |
4 住宅地の状況
生活利便性や住環境の良好な地域は人気が高く、需要は堅調に推移しています。
高崎市では、高崎駅東口周辺を始めとする、中心市街地等の利便性や居住環境の優れた地域で地価が上昇し、平均変動率は前年に引き続き上昇(0.2%(前年0.1%))しています。
太田市では、基幹産業の業績が底堅く、平均変動率は前年に引き続き上昇(0.1%(前年0.1%))しています。
5 商業地の状況
高崎市では、高崎駅東口の大型公共施設整備を始めとする駅周辺の再開発の進展等の影響から、平均変動率は前年に引き続き上昇(2.3%(前年1.8%))しました。
太田市では、太田駅周辺の再開発事業による集客力の増大の期待等により、前年に引き続き上昇(0.7%(前年0.7%))しました。
6 工業地の状況
前橋市、高崎市、伊勢崎市では、道路網の整備の進展や交通アクセスの向上等により、平均変動率は横ばいからプラスに転じています。
太田市では、基幹産業の業績の底堅さ等を背景に、2年連続のプラスとなっています。
調査結果の詳細
結果の詳細につきましては、以下のファイルによりご確認ください。