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平成29年地価公示結果(群馬県分)

更新日:2017年3月21日 印刷ページ表示

価格判定基準日

 平成29年1月1日

県内の地価動向の概況

1 概況

 平成29地価公示では、全用途の(対前年)平均変動率は-0.6%(前年-1.1%)となりました。
 平成5年に下落に転じてから、25年連続の下落となりましたが、県内景気の緩やかな回復を背景に、5年連続で下落率は縮小しました。

2 用途別平均変動率

 用途別の平均変動率は、住宅地-0.6%(前年-1.0%)、商業地-0.7%(前年-1.2%)、工業地-0.8%(前年-1.5%)であり、全ての用途において前年より下落率が縮小しました。

3 変動率プラス地点

  • 変動率がプラスになった地点は44地点(住宅地32地点、商業地11地点、工業地1地点)です。
  • 4年連続でプラス地点が現れており、前年から14地点増加しました。
  • なお、変動率が0%になった地点は74地点(住宅地49地点、商業地23地点、工業地2地点)で、前年より33地点増加しました。
対前年変動率「プラス」及び「0%」地点数
区分 住宅地 商業地 工業地 全用途
プラス地点 平成29年 32地点 11地点 1地点 44地点
平成28年 24地点 6地点 0地点 30地点
0%地点 平成29年 49地点 23地点 2地点 74地点
平成28年 30地点 9地点 2地点 41地点

4 住宅地の状況

 居住環境の優れた地域や利便性の良い地域で需要が回復しています。
 太田市では平均変動率が上昇(0.2%(前年-0.1%))となりました。市部の住宅地で平均変動率がプラスとなるのは平成4年以来、25年ぶりです。
 伊勢崎市で平成20年以来9年ぶりにプラス地点が現れたほか、高崎市、太田市、前橋市、みどり市では、昨年に続きプラス地点が現れています。
 なお、高崎市内のマンション用地を新たに地点として設定したところ、同地点が最高価格地点となりました。

5 商業地の状況

 太田市では企業の業績好調や太田駅周辺の再開発を背景に地価が上昇し、平均変動率が2年連続で上昇(0.9%(前年0.6%))となりました。
 高崎市では高崎駅周辺で需要の底堅さを背景に地価が上昇し、平均変動率が上昇(0.2%(前年-0.7%))となりました。高崎市の商業地の平均変動率がプラスに転じるのは平成4年以来25年ぶりです。
 前橋市では、長年の地価下落による底値感の広がりと、中心市街地活性化策のほか再開発事業の進捗等の影響により、横ばい地点が増加しました。

調査結果

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