本文
【平成29年5月29日付け】金井下新田遺跡に関する報道提供資料
更新日:2018年2月8日
印刷ページ表示
1 出土遺跡の概要
- 遺跡名 金井下新田(かないしもしんでん)遺跡
- 調査要因 国道353号金井バイパス(上信自動車道)道路整備に伴う発掘調査
- 委託者 渋川土木事務所
- 調査主体 公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団
- 調査期間 平成29年4月から平成29年9月末まで
2 内容
別紙資料1のとおり
3 要点
- 勾玉を含む首飾りをした古墳人が集落域でも発見されました。墓以外で首飾りをした状態で人骨が見つかるのは極めてまれです。金井地区では、金井東裏遺跡(3号人骨)についで2例目です(写真2~4)
- 上部構造が推定できる状態で平地式建物が発見された例は極めてまれで、金井遺跡群ならではの重要な発見です(写真5)
- 6世紀初頭に発生した火砕流直下の平地式建物で鍛冶を行っていました。残存状況が良好な平地式建物の鍛冶遺構は、全国的に見ても珍しく貴重です。金井遺跡群において、この時期の鍛冶遺構は初めて確認されました(写真6・7)
4 公開について(調査は終了しました)
調査の工程上、一般公開はしません
5 問合せ先
公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団
〒377-8555 渋川市北橘町下箱田784-2
電話 0279-52-2511
Fax 0279-52-2904