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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
更新日:2024年12月11日
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群馬県内の流行状況
感染症発生動向調査では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者は、年間を通して報告されています。
地域別・年齢別の詳しい患者報告数の情報はこちら:地域別・年齢別疾病報告状況
《グラフの説明》
- 縦軸(定点当たり報告数):1医療機関当たりの患者報告数。小児科定点医療機関(県内54ヵ所)からの1週間分の患者報告数を、その週に報告のあった定点医療機関数で割ったもの。
- 横軸(週):週対応表(国立感染症研究所)<外部リンク>
どんな病気?
A群レンサ球菌の感染による上気道感染症で、乳幼児では咽頭炎、年長児や成人では扁桃炎が現れ、発赤毒素に免疫のない人は猩紅熱といわれる全身症状を呈します。潜伏期間は2~5日で突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしば嘔吐を伴います。また、苺舌や発しんを伴うこともあります。
- A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の詳細な疾患情報(国立感染症研究所)<外部リンク>
- A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の届出基準(厚生労働省)<外部リンク>
予防方法は?
帰宅したときには 手洗いとうがいを行いましょう。症状(発熱・咽頭痛など)があれば、早めに医療機関を受診しましょう。