本文
水痘(水ぼうそう)
更新日:2024年12月11日
印刷ページ表示
群馬県内の流行状況
感染症発生動向調査では、水痘の患者報告は冬から春にかけて増加しますが、年間を通して報告されています。
地域別・年齢別の詳しい患者報告数の情報はこちら:地域別・年齢別疾病報告状況
《グラフの説明》
- 縦軸(定点当たり報告数):1医療機関当たりの患者報告数。小児科定点医療機関(県内54ヵ所)からの1週間分の患者報告数を、その週に報告のあった定点医療機関数で割ったもの。
- 横軸(週):週対応表(国立感染症研究所)<外部リンク>
どんな病気?
水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による感染症です。
潜伏期間は2~3週間で、症状は発熱と発しんです。発しんは全身性で掻痒感(かゆみ)を伴い、紅斑、丘疹、水疱となって、痂皮化(かひか:かさぶたのこと)します。感染力が強く、飛沫、飛沫核感染(空気感染)や接触感染で感染します。合併症を予防するために、医療機関を受診しましょう。
学校保健安全法では第二種に指定され、すべての発しんが痂皮化するまで出席停止となります。出席については、学校医もしくはかかりつけの医師に相談してください。
予防方法は?
平成26年10月1日から、水痘ワクチンが定期接種となりました。接種については、かかりつけの医師や、市町村の予防接種担当にご相談ください。
リンク
- 水痘についてのQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
- 水痘の詳しい疾患情報(国立感染症研究所)<外部リンク>
- 水痘の届出基準(厚生労働省)<外部リンク>