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「選挙に行こう!」(中学生用選挙啓発教材)
選挙管理委員会では、将来、有権者となる中学生向けに、選挙啓発冊子を作成しています。
この度、各種情報を更新し、令和6年版として一部改訂を行いました。
1 選挙はなぜ大切なんだろう?
生活の中の様々な課題や願いを、国や地域で解決・実現してくれる代表者を選ぶのが「選挙」です。
皆さんの願いを代弁して、効率よく話し合いをするために、選挙で「代表者」を選びます。
2 有権者の増え方と投票率はどうなっているんだろう?
日本で初めて行われた選挙では、有権者の割合は、全人口の1月1日%にすぎませんでしたが、令和4年に行われた参議院議員通常選挙(選挙区)では約86%に増加しました。
しかし、投票棄権者も多く、当該選挙で実際に投票を行ったのは、44.79%と、全人口の半数にも満たない数で代表を選んでいるのが現状です。
3 群馬県内の投票率はどうなっているんだろう?
群馬県内の投票傾向を見てみると、若者の投票率が低くなっており、若者の意見が政治に反映されにくい状況となっています。
また、市町村別のデータを見ると、町村部で投票率が高く、市部では低くなる傾向にあります。
4 当日投票所に行けないときはどうしたらいいんだろう?
投票しやすい環境づくりのために、様々な制度があります。
- 投票日に予定があるときは、期日前投票ができます。
- 指定された病院等に入院中で投票所へ行けない場合は、不在者投票ができます。
- 体が不自由で自分で投票用紙に記載できない場合は、代理投票により、投票所の係員に記載してもらえます。
5 どんな投票が無効になるんだろう?
令和4年の参院選(群馬県:選挙区)では、無効投票数が34,306票と、投票全体の4.40%を占めました。
<内訳>
- 候補者の氏名以外の言葉を書いたもの:38.0%
- 白紙のもの:44.7%
- 立候補していない人の氏名を書いたもの:15.1%
- その他:2.2%
6 代表者が決まるまでの流れはどうなっているんだろう?
選挙で代表者が決まるまでの流れは次のとおりです。
公(告)示日前:立候補予定者等に対する説明会などが開かれます。
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公(告)示日:投票日等が告知されます。また、立候補の届け出が行われ、選挙運動が始まります。
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投開票日:投票、開票を経て、代表者が決まります。