本文
【新規採用看護職員】県立病院共通研修(看護管理基礎研修)
更新日:2019年10月4日
印刷ページ表示
県立病院の看護部は、各病院の段階的な院内教育プログラムに加え、県立病院の看護職員に共通するテーマで合同研修を開催しています。
このコーナでは、新規採用職員を対象とした4病院合同で行う研修を紹介します。
研修内容(2019年度)
病院局新規採用職員研修・病院局看護職員採用時研修
採用されてすぐに行う「病院局新規採用職員研修と看護職員採用時研修」では、講義とグループ演習を交え、同期入職者との交流を深めながら、県立病院職員として習得しておくべき基礎知識や心構えを学びます。
県立病院の概要や健康管理、服務、給与、マナー訓練、医療安全や院内感染予防のことなど、社会人の経験のない方でも安心して業務を行えるよう、基本的な知識や県立病院がめざす看護や教育システム、各病院の看護の特徴や教育支援体制を学びます。
年度途中採用者に対しても、採用時の共通研修を行っています。
研修目的
県立病院の看護職員に求められる基本的かつ一般的な事項を習得し、病院局組織の一員であることの自覚を深め、新人看護職員として果たせる役割を見出す。
研修内容
- 病院局長講話
- 病院局の概要
- 健康管理について
- 地方公務員制度(服務、給与)について
- 接遇について
- グループ演習、発表
- ともにめざす県立病院の看護
- 県立病院の魅力と教育
- 医療安全について
- 院内感染予防について
新規採用職員合同研修の様子「病院局長講話」
看護職員採用時研修の様子「ともにめざす県立病院の看護」
研修参加者の感想
- 1つ1つしっかりと看護技術、病院の様子、行動を習得できる教育システムで、安心し、学ぶ意欲につながった。
- 配属病院だけでなく、他の病院においても経験を積みたいという気持ちが湧いた。
- 同期と深く交流することができ、これから共に県の看護職として働く意思を強く固められたと思う。
- 自分が県職の看護師として働く上での責任や自覚を持つことの大切さを強く実感した。また、各病院ごとの説明やグループディスカッションによって、自分達が県職の一員であり、自分の求められている看護師、人間像についてより深く理解できる良い機会となった。
- ポイントごとに必要な知識を学ぶことができて良かったです。参加型の講義が多く、楽しく学習することができました。
3ヶ月フォローアップ研修 ~ノンテクニカルスキル研修【新人編】~
研修目的
病院局組織の一員であることの自覚を深めるとともに、県立4病院に同期入職した看護職員と3か月間における経験や情報等を共有し、新人看護職員として果たせる役割を見出す。
研修内容
- 講義:病院局組織の概要と新人看護職員に期待すること
- 見学:病院局長室・病院局総務課訪問
- グループ演習:テーマ「組織の一員として役割を果たすために、自分が抱えている問題と解決したい問題」
- 講義・グループ演習:ノンテクニカルスキルの基本的な考え方と医療現場での使い方【新人編】~新人が抱えている問題を自ら解決する技術~
3か月フォローアップ研修の様子1
3か月フォローアップ研修の様子2
研修参加者の感想
- 少しは仕事に慣れてきた頃にフォローアップ研修が受けられて、同期で現状を共有できて良かった。
- 病院は違っても共通している部分があり、問題を共有することはいいことだと感じた。
- 自分が問題に直面した時に解決する為に、解決するための考え方や対策の立て方を具体的考える思考を知ることができた。