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令和5年度病害虫発生予察情報第2号(5月予報) 概要版
気象の1か月予報(令和5月11日発表気象庁発表)
- 天気は数日の周期で変わるでしょう。
- 平均気温は平年並または高い確率40%、降水量は平年並の確率40%、日照時間は少ない確率40%です。
5月の病害虫予報 注目ポイント
アブラムシ類…発生量:並
現在までの発生量は平年並ですが、防除回数が少ないほ場では発生がやや多くなっています。ほ場をよく見回り、早期発見・早期防除を行いましょう。
麦類 赤かび病…発生量:並 発生時期:早い
赤かび病が発生した場合には刈り分けを行うなど、被害粒が混入しないように注意してください。食用麦の赤かび被害粒混入割合基準は1万粒に5粒未満です。
その他の病害虫
作物名 |
病害虫名 |
発生時期 |
発生量 |
特記事項 |
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イネ |
縞葉枯病 |
並 |
並 |
ヒメトビウンカに効果のある育苗箱施用剤を使用する。 |
ナシ |
赤星病 |
|
並 |
胞子の飛散が平年よりやや早く完了する見込み。 |
ナシヒメシンクイ |
|
並 |
トラップ調査による越冬世代の誘殺数は平年並。 |
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果樹類全般 |
チャバネアオカメムシ |
やや早い |
並 |
一部のフェロモントラップと予察灯では、平年より早い時期に誘殺が確認されている。誘殺数は平年並。 |
施設果菜類 |
灰色かび病 |
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並 |
発病した葉、花、果実は伝染源となるので、速やかに取り除き、施設外で適切に処分する。 |
トマト |
コナジラミ類 |
|
並 |
トマト黄化葉巻病、キュウリ退緑黄化病のウイルスを媒介するので注意が必要。 |
キュウリ |
ベと病 |
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並 |
草勢の衰えと多湿条件で発生量が増加する。 |
褐斑病 |
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並 |
多湿条件下では発生量が増加するので適切な湿度管理を行う。 |
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うどんこ病 |
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並 |
多発してからの防除は効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除を行う。 |
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アザミウマ類 |
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並 |
キュウリ黄化えそ病のウイルスを媒介するので注意が必要。 |
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施設ナス |
ハダニ類 |
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並 |
気温の上昇に伴い発生量が増加するので、早期発見、早期防除に努める。 |
アザミウマ類 |
|
並 |
気温の上昇に伴い発生量が増加するので、早期発見、早期防除に努める。 |
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夏秋キャベツ |
コナガ |
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並 |
生育初期の防除を徹底し、初期密度を下げることにより、生育期中盤以降の被害拡大を防止する。 |