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未来共創ワークショップ~多野藤岡~
多野藤岡エリアでは令和4年9月20日(火曜日)、10月21日(金曜日)、11月29日(火曜日)の3日間でワークショップを開催しました。
下記に3日間のワークショップで話し合ったテーマやアイデアを各地域別に掲載します。
ワークショップの様子1
ワークショップの様子2
取り組んだテーマ一覧
- 「高齢者の移動手段である地域公共交通(バス、めぐるん等)の活性化」(藤岡市)
- 「既存資源(藤の花・冬桜)の魅力発信」(藤岡市)
- 「持続可能な村づくり~地域を担う世代の所得及び定着率・還流率の向上~ 1」(上野村)
- 「持続可能な村づくり~地域を担う世代の所得及び定着率・還流率の向上~ 2」(上野村)
- 「森林資源を活用した新しいコンテンツの創出 1」(神流町)
- 「森林資源を活用した新しいコンテンツの創出 2」(神流町)
- 「伝統芸能を通じた交流人口など若い世代の巻き込み」(県)
「高齢者の移動手段である地域公共交通(バス、めぐるん等)の活性化」(藤岡市)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 バスに関心がない
バスに関心がなく、乗ったことがない近隣住民がバスの利便性や運行情報を知る事でバスに乗ってみようと思うようになるために、何が可能か?
2 免許返納がしにくい
運転に自信のなくなった高齢者がバスの便利さを知ることで、自家用車だけでなく、バスも利用するようになるために、何が可能か?
3 地域のコミュニティが減る
地域活動に参加したい高齢者がバス利用して地域コミュニティーに参加するために、何が可能か?
未来の種
「乗ってためよう!めぐるんポイントカード」
市・事業者がバスの利用で貯まるポイントカード導入。一定のポイントが貯まったら、タクシー券や商店街で使えるクーポンをプレゼントする。
「めぐるんでめぐる藤岡市バスツアー」
市・事業者の協力のもと、春・秋に藤の咲く丘・高山社・土と火の里等を、めぐるんに乗ってめぐり、藤の花・冬桜を見に行くことができる、ミニバスツアーを開催する。お弁当・お土産付き。
「市民作品展!in めぐるん」
年に数回、市・事業者・有志によりバスの車内で展覧会を行う。作品は市内の保育園等に依頼し公募制とする。
「季節に合わせためぐるんフリーペーパー」
年4回、市が季節感のあるフリーペーパーを作成し、公共施設、スーパー、病院、警察で配布する。バス乗り換えや、イベントカレンダーなど沿線に関わる情報を掲載する。
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・高齢者の移動手段である地域公共交通(バス、めぐるん等)の活性化(藤岡市) (PDF:523KB)
「既存資源(藤の花・冬桜)の魅力発信」(藤岡市)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 セクター間の連携不足
藤の花・冬桜周辺の住民団体が行政・大学・企業とタッグを組むことで新たな魅力のあるコンテンツをつくるために、何が可能か?
2 若者へのアプローチ不足
藤岡市で育った若者が藤の花、冬桜などの観光資源に触れ、興味を持ってもらうことで、繰り返し訪れ、愛着を深め、情報発信をしてもらうために、何が可能か?
3 市外、県外の観光客へのPR不足
実際に旅行を考えている観光客が藤岡の魅力のあるイベント、コンテンツ、場所を知り、発信することで、多くの人に魅力が伝わり、さらに多くの人が来てくれるために、何が可能か?
未来の種
「my 冬桜」
桜山公園または商店街で市・造園業者がふるさと納税の返礼品として冬桜の苗木をお渡しし、桜山公園にて植樹体験を行う。また植えた樹に名前をつけることもできる。
「藤の花、冬桜ブランドの確立」
通年で藤岡市、商工会、観光協会、事業者主催のもと藤岡市の大学生に参加してもらい藤の花、冬桜ブランドを考案し商品化に向け連携を高めていく。
「目指せ!日本一のイルミ」
開花シーズンに桜山公園や藤の咲く丘で、市・商工団体・観光協会・事業者による日本一のライトアップ・イルミネーション・プロジェクションマッピングを行う。また消灯後に星空鑑賞や宿泊ができる。
「市長の藤岡発掘チャンネル!」
藤の花と冬桜のシーズンに、公園や市内の観光地や食事処を舞台にして市長、副市長をはじめ、市の幹部がYOUTUBEチャンネルを作り、動画配信(歌、ダンス、お店訪問)や応募者と藤岡ツアーを行う。
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・既存資源(藤の花・冬桜)の魅力発信(藤岡市) (PDF:508KB)
「持続可能な村づくり~地域を担う世代の所得及び定着率・還流率の向上~ 1」(上野村)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 情報発信力が弱い
村の魅力を広めたいと考えている村民が村の魅力を村外に発信することで、人で溢れる上野村になるために、何が可能か?
2 将来のビジョンが見えない
村に住み続けたいと思っている若者が将来のビジョンを明確に描き、村で生活し続けるために、何が可能か?
3 職種が限られる
上野村で働きたい暮らしたい夢のある若者が働き方の選択肢を増やすことで、自由職業を選択・起業するために、何が可能か?
未来の種
「拓け!Next 村民移住起業相談会」
古民家ゲストハウスで移住体験期間中に起業希望者と村民が移住企業相談会の開催をする。主に、1ヶ月から3ヶ月の移住体験を低価格で提供し、転入者が在住者と話せる場を作る。
「「ありのままの姿をみせるのよ」上野村掲示板」
プロジェクトチームがありのままの姿を見せる未来を目指し、観光情報よりディープな村の情報がのった地図を観光者に配る。各施設で発信している情報を集約したサイトを運営し、毎日情報発信をする。
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・持続可能な村づくり ~地域を担う世代の所得及び定着率・還流率の向上~ 1(上野村) (PDF:533KB)
「持続可能な村づくり~地域を担う世代の所得及び定着率・還流率の向上~ 2」(上野村)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 情報発信力が弱い
村の魅力を広めたいと考えている村民が村の魅力を村外に発信することで、人で溢れる上野村になるために、何が可能か?
2 将来のビジョンが見えない
村に住み続けたいと思っている若者が将来のビジョンを明確に描き、村で生活し続けるために、何が可能か?
3 職種が限られる
上野村で働きたい暮らしたい夢のある若者が働き方の選択肢を増やすことで、自由職業を選択・起業するために、何が可能か?
未来の種
「「八郎会」の開催」
年に数回、30代以下の若者と上野村長とでスポーツ観戦、BBQなどを開催し、普段なかなか関われない上野村長を囲み、参加者間の交流を図る。
「アウトドア×木工体験」
アウトドアシーズンにキャンプ場で、ペット連れのオーナーが木工ろくろ体験で愛犬のペット皿や愛犬用品、キャンプ用品を作ることができる木工体験を用意する。
「コスプレイヤーの聖地、上野。」
各地の名所や、景色が映えるところでコスプレイヤーの撮影場所を用意し、村内外問わずのコスプレイヤーを季節ごとに呼びかけて、撮影してもらい村をSNS発信によりPRしてもらう。お礼に”上野村特産品"をプレゼントする。
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・持続可能な村づくり ~地域を担う世代の所得及び定着率・還流率の向上~ 2(上野村) (PDF:526KB)
「森林資源を活用した新しいコンテンツの創出 1」(神流町)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 お金が儲からない
移住希望者の若者が林業や森林活用に興味を持ち、林業や新たなビジネスを始めるために、何が可能か?
2 資源の活用を考える人がいない
山林の所有者、後継者が所有する林業や森林資源の価値を認識し、資源を活用するキーマンになってもらうために、何が可能か?
3 検討体制の弱さ
町民が地域の魅力や森林資源の活用について話し合い、森林資源の適切管理や産業化するために、何が可能か?
未来の種
「みんなで森林未来マップを描く!」
毎月森の中(+オンライン)で、森林活用に積極的な町民が町の森林活用の未来を考え、森林未来マップを描く。また自治体ごとに検討会を立ち上げる。
「森人の日々(森の魅力を伝えるハートフルコメディ)」
日常的に神流町の森で、神流町に住んでくれるイラストレーターや漫画家さんに1年間住居を無償提供し、林業をテーマにしたアニメや漫画を製作し、日々投稿してもらい、SNSで森の毎日を発信する。
「所有者向け森林アドバイザー制度」
山林所有者が山林のことで困っているとき、神流町役場で町役場が用意した森林アドバイザーと相談ができる。山林所有者が若者や、県外にいる所有者、後継者向けに定期的に話し合えるセミナーを開いたり、相談内容のデータベース化およびSNS発信を行う。
「神流町発木材プロダクトショップ」
道の駅・オンラインショップ・首都圏で、まちが選定した職人や企業が専門店舗とWebショップの立ち上げを行う。また木材プロダクトを開発したり、SNS発信なども積極的に取り組む。
「木材デザイナー発見会」
町内山林所有者や行政がウェブでデザイナーを募り、木材製品の開発をし、木材プロダクトショップで販売する。また、木材デザイナーの発見会を行う。
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・森林資源を活用した新しいコンテンツの創出 1(神流町) (PDF:859KB)
「森林資源を活用した新しいコンテンツの創出 2」(神流町)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 お金が儲からない
移住希望者の若者が林業や森林活用に興味を持ち、林業や新たなビジネスを始めるために、何が可能か?
2 資源の活用を考える人がいない
山林の所有者、後継者が所有する林業や森林資源の価値を認識し、資源を活用するキーマンになってもらうために、何が可能か?
3 検討体制の弱さ
町民が地域の魅力や森林資源の活用について話し合い、森林資源の適切管理や産業化するために、何が可能か?
未来の種
「森林「逆」バンク」
行政が町の関係機関のホームページなどで町の持つ森林資源を情報として集約する。あわせて有効活用を望むユーザに逆バンクとして募集を行う。
「一日チェーンソーマン体験」
休日に町有林(伐採作業現場)で、小・中学生及び保護者を対象に林業現場の見学、伐採体験を行う。高性能林業機械の見学や、枝打ちのポット操縦体験、ノコギリ体験など。
「神流フォレストミーティング」
町内で今後の神流町の森林について考えるワークショップを行い、異業種間のコミュニケーション機会の場の創出を目指す。定期的に開催し、課題から解決方法、企画まで全員ではなしあって実施する。
「エンジョイ!本モノの大自然」
所有者の承諾を得られ次第、町内の山林で山林所有者が、愛好家団体、競技者などにサバゲー(注 サバイバルゲーム)やマウンテンバイクができる土地を一定期間貸し出す。受付窓口の役割は、行政観光協会や商工会、森林組合などと協力する。
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・森林資源を活用した新しいコンテンツの創出 2(神流町) (PDF:774KB)
「伝統芸能を通じた交流人口など若い世代の巻き込み」(県)
課題の構造化
課題の構造図
課題構造図中のフォーカスした問い
1 古くからの風習や先入観により参加がしにくい
高齢化(固定化)した伝統芸能団体が地区を超えて親世代が入りやすい受け入れの工夫をすることで、団体が若返り、継承が持続的になるために、何が可能か?
2 忙しい子供が伝統芸能に参加することへの親の理解不足
伝統芸能の魅力をうまく伝えられない官民がストーリー性のある興味が沸くようなコンテンツを作ることで親子で参加したいと思うために、何が可能か?
3 伝統芸能・祭りのPR不足
情報発信力が不足している伝統芸能に関わる官民が、県内外の多くの人に知ってもらうために、何が可能か?
未来の種
「伝統芸能カフェ」
県内外の伝統芸能を実施している場所で、伝統芸能団体と市民が技術向上のための団体交流を行う。オープンスペースで行うことにより、市民の伝統芸能への興味関心を持つきっかけづくりを行う。気軽に立ち寄れるカフェも併設。
「伝統芸能ARプロジェクト」
神社や伝統芸能活動会場でスマホを使うと、伝統芸能の様子がARで見れるプロジェクトの開発を伝統芸能団体、映像製作会社、アプリ開発会社のスポンサーにより行う。プラスで公共施設で映像を流す。
「地域の伝統芸能を知ろう!」
地域の小学校~大学で、地域の教育委員会や伝統芸能団体が伝統芸能の歴史を含めた体験型授業を行う。また伝統芸能の可能性や楽しさを考える合宿や発表会も行う。
「#カワイイ#コスプレ#伝統芸能ララ☆コレ」
春(4月~5月)のGW(ゴールデンウィーク)に、ららん藤岡又はみかぼみらい館で、藤岡市・伝統芸能協議会・保育園が連携し、伝統芸能団体のいろいろな衣装を親子で着付けしながら、ファッションショーと写真撮影を行う。
「萌え萌え推しキャラ大作戦!」
県内各地で県内企業、伝統芸能団体、行政やデザイナーと協力し伝統芸能とコラボしたグッズやコンテンツをつくる。伝統芸能をモチーフにしたゆるキャラや推せるイケメンキャラを作り、企業製品とタイアップする。またWebCMとしてアニメや広告チラシをつくる。