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4 精密検査業務の概要
更新日:2024年10月31日
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精密検査実施状況
と畜検査関係
令和5年度のと畜検査においては、625頭(のべ1,919検体)について精密検査を実施した。(牛海綿状脳症スクリーニング検査を除く。)
TSE検査関係
平成29年度から牛海綿状脳症スクリーニング検査対象が変更となり、令和5年度は牛、めん羊及び山羊すべてで検査は実施されなかった。
食鳥検査関係
令和5年度の食鳥検査においては、9羽(のべ47検体)について精密検査を実施した。
食肉衛生に関する検査・調査
残留抗菌性物質の検査
とさつ解体時に注射痕等が認められた牛1頭について検査を実施した結果、陽性事例はなかった。
残留有害物質モニタリング調査
令和5年度に行ったモニタリング検査数は440件であった。その内訳は、抗生物質425件、内寄生虫用剤10件及び合成抗菌剤5件であり、残留基準値以上の残留有害物質が検出されたものはなかった。
放射性物質スクリーニング検査
群馬県では平成23年7月31日から県内でと畜された肉牛について全頭検査を実施していたが、現在は超過事例もなく、安全性に問題がないこと、検査を終了しても流通上の混乱を招かないと判断し、令和2年3月末をもって終了した。