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中央通り線における「道づくり会議」について
館林市本町一丁目、二丁目の中央通り線の整備について、平成26年10月から道づくりを考える場として全5回の道づくり会議を開催し、地域の皆さまにご検討いただきました。
道づくり会議ではご意見やアンケート等を通じて中央通り線を整備するための「地域で求める方向性(案)」を決めることができました。
また、「整備の方向性(案)」について、第5回の会議により参加していただいた方の合意を得ることができました。
最後に、夜遅くまで道づくり会議にご出席していただいた皆さま、ちらしの配布等していただいた区長様、副区長様、商店街会長様におかれましては大変お世話になりました。
この場をお借りして感謝申し上げるとともに、引き続き、ご協力をお願いいたします。
会議開催後の予定
平成28年3月まで
・整備の方向性をふまえ、県、館林市で整備計画をつめていきます。
平成28年4月から
- 現地測量、設計を実施します。
- 設計案がまとまった段階で地権者、周辺にお住まいの方等を対象に説明会を行います。
平成28年11月から
- 用地測量を行い境界立会いを行った後、補償費の算定を行うための建物等の調査を始めます。
- 補償等の合意に至った方から用地買収等の契約を始めます。
参考(これまでの結果)
第1回道づくり会議結果
『中央通り線』の検討が始まりました
館林駅の東側の一帯は近世城下町の伝統を引き継ぐ古くからの商店街ですが、「商業機能の低下」「未利用地の増加」「居住人口の減少」などの深刻な問題を抱えています。一方で、駅前通り線、本町通り線等の中心市街地の道路整備は進められてきていますが、生活道路は幅員が狭く、一方通行が多く、歩道が少ないため危険な状態が見受けられます。
こうした状況を踏まえ、近隣にお住まいの方や、店舗を経営されている方のご意見等をいただきながら、交通上の課題のみならず、周辺のまちづくりの課題までを含めた解決策を皆さまと県及び市で考え、整備の検討を進めていくため、「第1回道づくり会議」を開催いたしました。
第2回道づくり会議結果
平成26年11月初旬から15日の期間、中央通り線の道づくりについてアンケート調査を行いました。
会議では、アンケート調査結果の報告、アンケートで頂いた意見から中央通り線を整備するにあたり群馬県が下記のような「7つの配慮する観点」に分類した事など説明を行った後、2つのグループに分かれ、配慮する観点は「これでいいか?」、どの観点を「優先するべきか?」、この観点に対応するためには「どんな整備が必要か?」などについて意見を出し合っていただきました。
7つの配慮する観点
- 道路利用者の安全を確保
- 歩行者・自転車の安全性向上
- 児童の通学を安全にする
- ドライバーの快適な通行を確保する
- 適な通行を確保する
- 歩きやすい空間をつくる
- 美しい街並みをつくる
- 生活環境を向上させる
- 商店街を活性化させる
- 防災性を高める
- 効果を早期発現する
第3回道づくり会議結果
会議では、地域の皆さまが求めるものを実現するための手段などの説明を行った後、3つのグループに分かれ、整備の方向性(案)として4つの整備計画案の各案について、「感じること」「思うこと」などの意見を出し合っていただきました。
第4回道づくり会議結果
道づくりを進めるうえで、まちづくりが重要となることから、全国のまちづくりや道づくりでご活躍の東京大学アジア生物資源環境研究センター堀教授にお越し頂き、講演や意見交換を行いました。
第5回道づくり会議結果
第1回~第4回道づくり会議を踏まえた整備の方向性(案)を出席された方に図面やイメージ図などにより説明し、その後のご質問に群馬県の担当者が回答しました。
この会議にて参加していただいた方の合意が得られたため、今後実施する現地測量や設計などの予定についてお話しました。