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河川水中のマイクロプラスチック調査について
更新日:2024年3月26日
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近年、海洋に流出する廃プラスチック類や微細なプラスチック類であるマイクロプラスチックが生態系に与え得る影響等について国際的に関心が高まり、世界全体で取り組まなければならない地球規模の課題となっています。
海のない内陸県である本県においても、環境中に排出されたごみが、河川を経由して最終的に海に流出し海岸漂着物になるため、当事者であるという意識を持ち、発生抑制対策を進めていく必要があることから、令和4年3月に「群馬県海岸漂着物対策推進地域計画」を策定しました。
この計画に基づき、本県から海洋に流出するプラスチックの実態を把握するため、県外へ流出する主要な河川においてマイクロプラスチック調査を行っています。
マイクロプラスチックとは
一般に5ミリメートル以下の微細なプラスチック類を「マイクロプラスチック」といいます。
個数密度等の基準はありませんが、環境中を漂流する中で有害な化学物質を吸着し、食物連鎖に取り込まれ、生態系へ影響が懸念されています。
詳しくは「マイクロプラスチックって何?<外部リンク>」をご覧ください。