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平成22年9月7日 群馬県野鳥の森、赤城森林公園及び赤城ふれあいの森現地調査

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

1 日時、場所、出席者

 日時 平成22年9月7日(火曜日)午前10時30分~午後5時
 場所 群馬県野鳥の森研修館、赤城森林公園及び赤城ふれあいの森
 出席者 群馬県野鳥の森及び県立森林公園評価担当委員(1名欠)

2 議事の概要

(1)群馬県野鳥の森の管理状況等について指定管理者より説明

  • 指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業について

(2)指定管理者による現地の説明

 ・群馬県野鳥の森の維持管理や状況等について視察

(3)評価委員と指定管理者による質疑応答(主なもの)

 (委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)
 Q:台風や積雪等で、予期しない倒木の処理にかかった費用はどうしているか。
 A:突発的な事案については、県の方で別途負担している。
 Q:下草刈りをしている人がいたが、どのくらいやっているのか。
 A:今年に入って7回目の実施。遊歩道以外にも、観察小屋付近の下草刈りも行っている。
 通常の維持管理費でまかなえない分は、市の負担となっている。
 Q:小根山国有林の中に野鳥の森が設置されているが、国と県の間で指定管理的な(国から予算をもらって管理するとか)取り決めはしているのか。
 A:そういった取り決めはない。例えば、野鳥観察小屋は県の施設だが、そこへ行くまでの歩道は国所有となっているが、歩いて行くために整備をしないわけには行かない。本来は管理すべき道ではないが、来園者のことを考えて、整備している。
 Q:維持管理費で、年度末に多額になっている理由は何か。
 A:暖房費が約半分を占めている。あとは年度末の水質検査費などである。
 Q:ここまでの道がとても狭いが、団体客などの交通手段はどうしているのか。
 A:横川SAが展望台の道と繋がっているので、そこから歩いてくる人も多い。
 2月11日にも120名ほどの野鳥観察会があったが、横川SAから歩いてきた。
 Q:車を駐めて黙って行く人もいると思うが、来園者への案内はしているのか。
 A:努めて声かけもしている。お茶を勧めたりして会話が弾むことにより、リピーターに繋がると思っている。
 Q:野鳥の森ということだが、野鳥観察は早朝が基本。せめて春~夏の間の開園時間を早めることはできないか。毎日でなくても土日に限るとかの対応はできないか。他の森林公園はゲート自体がなく、自由に出入りできるところが多いと思うが。
 A:管理人2人で回しているので、人的対応がすぐには難しい面と管理棟や鳥獣資料館があるので防犯面からも、出入り自由にはできない等の問題がある。
 Q:事前に申し込みがあった場合だけでも対応出来ないか。
 A:勤務形態が決まっており、難しい部分があると思うが、その都度相談させてもらえばと思う。
 Q:実績報告書の利用状況の欄には、主な団体名くらいは具体的に記してもいいのでは。
 A:主な団体名は記しても問題ないと思われる。
 Q:市としては、どのくらいの入場者数を希望しているのか。
 A:以前は年間1万人を超える時もあった。野鳥観察の場所なので、たくさん来ればいいというものでもないと思うので、何人が最適とするのは難しい。
 Q:急病人が出たときの対応はどうしているか。
 A:救急車を呼ぶより、下まで運んだ方が早いのではとも思うが、途中で何かあったときに責任が負えないので、必ず救急車にここまできてもらうようにしている。

(4)赤城森林公園及び赤城ふれあいの森の管理状況等について指定管理者より説明

  • 指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業について

(5)指定管理者による現地の説明

 ・赤城森林公園及び赤城ふれあいの森の維持管理や状況等について視察

(6)評価委員と指定管理者による質疑応答(主なもの)

 (委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)
 Q:勤務している人は何人か
 A:常時2~3人と管理人として1人。
 Q:赤城は自然公園もあったと思うが、区分はどこまでか。
 A:大沼や覚満淵など自然が豊かな山頂部分は自然公園である。山腹の森林を主とした部分は森林公園として指定し、施設を整備したりしてリクリエーションの場などに利用してもらっている。それぞれ保護や利用の目的により、管理上分けている。
 Q:利用者を増やす工夫は何かしているか。
 A:既利用者にはダイレクトメールを送り、リピーター確保に繋げている。また、県庁の刀水クラブを通じて情報提供も行っている。(上毛新聞等に掲載)現在、ホームページをリニューアル中であり、ブログの開設も考えている。
 →委員より マスコミにはよく掲載されていると思う。広報活動が大切と思う。
 Q:県内の利用団体の立場からの質問だが、キャンプ施設を5月くらいから使えるようにしてもらえると、利用者も増えるのではないか。夏場だけだと取り合いになり、空いている場所を探しているのが現状である。
 A:利用者のニーズが高ければ、検討していきたい。
 Q:清掃等で民間ボランティア団体等との連携はどうか。
 A:NPO団体には、時々森林整備に協力してもらっている。民間団体にも階段の補修をやってもらったことがある。
 Q:バーベキュー場はいつまで開放しているのか、また料金はいくらか。
 A:11月まで開放しており、料金は無料である。食材さえ持ってきてもらえれば道具は揃っている。
 Q:それでは赤字になるのでは。少しは料金を徴収してもいいのでは。
 A:民間施設と違うので商業的になってもどうかと思うのと、公共施設ということで料金は徴収していない。
 Q:草刈りがよくしてあり、綺麗な印象だが、いつもあのような状態か。
 A:特に今年度は国の緊急雇用対策で人員の確保ができたので、草刈りはよく出来ている。
 Q:突発的な問題が起きたときは予算はどのように対応しているか。
 A:指定管理料に含まれているのは通常の維持管理の部分だけなので、突発的事項については、その都度県から別途予算を配布する。

(7)今後のスケジュールについて

 事務局から説明
 (以上)