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チノー ビオトープフォレスト「体験の機会の場」

更新日:2023年9月1日 印刷ページ表示

2018(平成30)年9月、株式会社チノー藤岡事業所(群馬県藤岡市)内にある「チノービオトープフォレスト」を「体験の機会の場」として認定しました。
計測制御機器メーカーによる自社敷地内のビオトープを活用した自然環境学習活動です。2011(平成23)年に事業所敷地内に「チノー ビオトープフォレスト」として、近隣丘陵で伐採予定の在来の樹木や下草、土壌を移植し、昔ながらの自然豊かな里山風景を復元したビオトープを整備しました。
希少種の絶滅回避に向けた移植・保護・育成活動を実施しており、群馬大学と連携した植物相調査等をビオトープ造成段階から継続しています。
地元小学校との環境学習では、高崎経済大学と共同開発した環境学習プログラム(ネイチャーゲーム)や希少種ヤリタナゴの放流、昆虫観察、水質調査などを実施しています。
毎週火曜日に一般開放を行うほか、季節に応じて桜祭り等のイベントも開催しています。

トンボ池における市指定天然記念物ヤリタナゴの放流画像トンボ池における市指定天然記念物ヤリタナゴの放流

チノービオトープフォレスト【(株)チノー藤岡事業所内】

1 これまでの経緯

  • 2011(平成23)年 「チノービオトープフォレスト」オープン(約11,000平方メートル)、群馬大学と植物相モニタリングを開始
  • 2013(平成25)年 日本緑化センター会長賞((一財)日本緑化センター)を受賞、藤岡市と市指定天然記念物保護についての覚書を調印
  • 2014(平成26)年 関東・水と緑のネットワーク拠点百選((一社)関東地域づくり協会・(公財)日本生態系協会)に選定
  • 2016(平成28)年 関東経済産業局長表彰(関東経済産業局)、昆虫調査を開始、高崎経済大学と環境学習に関する共同研究
  • 2018(平成30)年 体験の機会の場(群馬県知事)の認定
  • 2019(令和元)年 経済産業大臣賞(経済産業省)の受賞
  • 2022(令和4)年 持続可能な社会づくり活動表彰(生物多様性保全活動賞)((公社)環境生活文化機構)の受賞

2 「体験の機会の場」の認定について

(1)申請者の名称及び住所

 名称:株式会社チノー 代表取締役社長 豊田 三喜男
 場所:東京都板橋区熊野町32-8

(2)体験の機会の場の名称及び所在地

 名称:チノービオトープフォレスト(株式会社チノー藤岡事業所内)((株)チノーホームページ)<外部リンク>
 所在地:群馬県藤岡市森1

(3)体験の機会の場で行う事業内容

  • 豊かな自然環境で生物と触れ合う機会や参加者同士のコミュニケーションを通じて環境保全の気づきを促す。
  • 自然環境を題材として自ら考え行動し学習する機会を提供する。

(4)体験の機会の場で行う事業の対象者

 小学生・中学生・一般(体験を希望される方は、株式会社チノー藤岡事業所(0274-42-2111)にお問合せください。)

(5)認定期間

 2023(令和5)年9月1日から2028(令和10)年8月31日まで

(初回認定日:2018(平成30)年9月1日)

(6)認定式の様子

 平成30年9月13日に、(株)チノー藤岡事業所において、チノービオトープフォレストの「体験の機会の場」の認定式を行いました。認定式では、須藤環境森林部長から、(株)チノー豊田代表取締役社長に認定証が交付されました。
 認定式後は、同社ビオトープにて、藤岡市立日野小学校児童、県立藤岡工業高校生徒、高崎経済大学の学生らが参加し、自然観察会を実施しました。

認定式の様子の写真
認定式の様子

自然観察会の様子の写真(1)
自然観察会の様子(1)

自然観察会の様子の写真(2)
自然観察会の様子(2)

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