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第24回群馬県行政改革評価・推進委員会
更新日:2019年10月7日
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開催日時
令和元年7月18日(木曜日) 13時25分~15時25分
場所
群馬県庁29階 第2特別会議室
出席者
佐藤委員長、青木委員、磯田委員、武委員、田中委員、星野委員、三浦委員(7名)
(欠席 茂木委員)
県側出席者 総務部長、総務部総務課長等8名
次第
- 開会
- あいさつ
- 議事
(1) 行政改革大綱(平成29~令和元年度)実施計画の平成30年度実績に対する評価
(2) 次期行政改革大綱の策定
(3) その他 - 閉会
議事概要(主な意見等)
1 行政改革大綱(平成29~令和元年度)実施計画の平成30年度実績に対する評価
(1)平成30年度評価全体概要
資料1「行政改革大綱(平成29~令和元年度)実施計画 平成30年度評価(自己評価)」により事務局から説明。
主な意見等
(佐藤委員長)
- 目標設定や評価方法について、本委員会の意見を次期行政改革大綱の策定にどのように活かしていくのか、今後の議題としたい。
(2)各取組項目の平成30年度実績に対する評価
資料2「行政改革大綱(平成29~令和元年度)実施計画 平成30年度評価(自己評価)に対する行政改革評価・推進委員会の意見一覧」により事務局から説明。
ア 「改革1 情報提供内容・情報発信手段の充実」
主な意見等
(星野委員)
- 議事録等の公開について、会議終了から公開するまでの期間は決まっているか。
(佐藤委員長)
- 実態として、どのくらいの期間で公開しているか。
- 議事録は確認作業に時間がかかる。速報版として、ダイジェストのようなものが公表できるとよい。
(事務局)
- 「審議会等の会議の公開に関する指針」等あるが、会議終了後から公開までの具体的な期間については示されていない。
- 本委員会の例では、公開までに2~3ヵ月要する場合もある。
イ 「改革2 県民意見の反映手段の充実」
主な意見等
(田中委員)
- 「(1)2 県民参加型公共事業の推進」に関してだが、取組目標に掲げている事業の範囲や対象を分かるように記載いただきたい。
(三浦委員)
- 「(1)1 広聴チャンネルの拡大」に関して、毎年度の目標が「100%(情報共有終了)」となっているが、目標に掲げたものが終わりやることがなくなってしまったのかが分からない。
(事務局)
- 各年度、分析対象を検討・分析・情報共有を実施したということ。「実施」としている目標・実績は評価がしにくい。他の取組にも共通する御指摘であるので、次期大綱実施計画の策定の際は、目標設定方法を意識していきたい。
(武委員)
- 次期大綱実施計画の策定に際しては、取組目標・実績を「実施」としている取組は、実施によりどういった成果があったのかが分かるような指標にしていただきたい。
ウ 「改革3 行政手続における利便性の向上」
主な意見等
(三浦委員)
- 取組目標の数値は、いつ時点で設定したものか。
(事務局)
- 実施計画を策定した平成28年度に設定している。達成している取組については、目標を修正できないか事務局から働きかけている。
(星野委員)
- 取組目標を変更した場合、評価書の改革内容欄に変更内容や変更後の目標は記載されないのか。1年2年経過して変更があった場合に、3年間の計画の中にどう反映されるのか仕組みがないと評価できない。
(事務局)
- 各取組所属へは、前年度の取組結果により、新たな目標や工程の修正を検討するようお願いしている。委員御指摘のとおり、評価書を見ただけではどこを修正しているのか分かりにくいので工夫したい。
(佐藤委員長)
- 取組目標を変更した場合は、要因分析等で理由を明記していただきたい。目標については、早々に達成できたら、臨機応変に変更しても良いのではないかと思う。次期大綱実施計画の策定にあたり取組目標の設定方法等を議論できると良い。
エ 「改革4 地方分権改革と自治体間連携の推進」
主な意見等
(田中委員)
- 「(3)1 近隣都県等との広域連携の推進」について、取組目標・実績「100%(実施)」とするだけでなく、具体的な成果を記載いただきたい。
オ 「改革5 事務改善と適正な事務の推進」
主な意見等
(三浦委員)
- 「(1)1 全庁的に発生する事務における改善の推進」について、会議の開催方法など記載されているものの他にも、もう少し策があると改善につながると思う。
- 「(1)2 地域機関における公用車利用の効率化」については、経費面での削減額を目標設定できると効率化につながるのではないか。
- 内部統制は全体的なコンプライアンス、ミスをどう防ぐかということ。財務に関する事務に限らず、他の事務についても検討していただきたい。
(星野委員)
- 内部統制については、業務改革にも役立つので、ぜひ広い範囲の業務を対象にしていただきたい。
カ 「改革6 民間活力やノウハウの効果的な活用」
主な意見等
(三浦委員)
- 「(2)1 公の施設の在り方検討の継続実施」についてだが、「A」評価とした理由が分からない。目標・実績を例えば施設の削減数としたらどうか。「検討の継続実施」といった取組設定は、次期大綱ではやめるべきと考える。
(佐藤委員長)
- 公の施設のあり方は、社会的影響も大きいので慎重に検討しなければならない。検討と言っても大枠の検討、具体的な検討といったステップがある。ただ「検討」とするのではなく、具体的な内容を記載いただくと分かりやすくなる。
キ 「改革7 自治を担える人づくり、力を最大限発揮する組織づくり」
主な意見等
(田中委員)
- 職員研修の充実について、実績や要因分析等の記載内容が前年度とほとんど変わらない。研修の方向性が見えていないのではないか。もう少しきめ細かに目標を見直さないと議論できない。
(青木委員)
- 政策プレゼンに表彰制度を設けるなど、発表者を評価する仕組みがあるとモチベーション向上につながると思う。
ク 「改革8 歳入確保と歳出縮減」
主な意見等
(星野委員)
- 公共事業(事前、事後)評価について、県のホームページにおいて評価結果が開示されているが結果のみの記載であり、評価に至った経過が分かるよう公表方法を工夫いただきたい。
ケ 「改革9 資産の適正管理と有効活用」
主な意見等
(田中委員)
- 公共建築物(建物系施設)の長寿命化の推進に関連して、例えば県営住宅の耐震化はどの程度進んでいるのか示していただきたい。
コ 「改革10 公営企業改革」
主な意見等
(田中委員)
- 病院局の経営は、赤字が続いている。黒字化へ向けた努力を進めていただきたい。
2 次期行政改革大綱の策定
資料3「次期行政改革大綱の策定」により事務局から説明。
主な意見等
(星野委員)
- 本委員会では、どのような内容をいつ頃議論する予定か。
(事務局)
- 10月頃には大綱素案と実施計画の指標設定の考え方をお示しし御意見をいただきたい。2月には大綱案の報告と実施計画の案をお示ししたい。委員の皆様には、様々な御意見ををいただきたいと考えている。
(武委員)
- 大綱の方針・骨子は大切なものであるので、大きな変革の要素や県民の期待等も盛り込んでいただきたい。
(佐藤委員長)
- これまでの本委員会の意見も踏まえ、策定に向け進めていただきたい。
3 その他
本日の議事概要の確認等について、事務局から説明した。
(参考)第24回委員会配布資料
【資料1】行政改革大綱(平成29~令和元年度)実施計画平成30年度評価(自己評価)(PDFファイル:95KB)
【資料2】行政改革大綱(平成29~令和元年度)実施計画平成30年度評価(自己評価)に対する行政改革評価・推進委員会の意見一覧(PDFファイル:248KB)