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第22回群馬県行政改革評価・推進委員会
開催日時
平成30年7月27日(金曜日) 13時35分~16時00分
場所
群馬県庁16階 161会議室
出席者
佐藤委員長、青木委員、磯田委員、武委員、星野委員、三浦委員、茂木委員(7名)
(欠席 田中委員)
県側出席者 総務部総務課長等7名
次第
- 開会
- あいさつ
- 議事
(1) 行政改革大綱(平成29~31年度)実施計画の平成29年度実績に対する評価について
(2) 今後の審議予定について
(3) その他 - 閉会
議事概要(主な意見等)
1 行政改革大綱(平成29~31年度)実施計画の平成29年度実績に対する評価について
(1)平成29年度評価全体概要について
資料1「行政改革大綱(平成29~31年度)実施計画 平成29年度評価(自己評価)について」により事務局から説明。
補足意見等なし
(2)各取組項目の平成29年度実績に対する評価について
資料2「行政改革大綱(平成29~31年度)実施計画 平成29年度評価(自己評価)に対する行政改革評価・推進委員会の意見一覧」により事務局から説明。
ア 「改革1 情報提供内容・情報発信手段の充実」について
主な意見等
(佐藤委員長)
- 自己評価が甘いのではないかとの意見があるが、委員会の意見としてコンセンサスを取る必要があるか、それとも個々の委員の意見とするのか。
(事務局)
- 個々の意見として掲載することとしたい。
(三浦委員)
- 取組目標に達していないものについて、プロセスをどう評価するのかも重要であると考える。個々の具体的な取組の評価がまちまちであると感じる。
(事務局)
- 今後、目標の設定の仕方を検討していく必要があると考えている。
イ 「改革2 県民意見の反映手段の充実」について
主な意見等
(三浦委員)
- 審議会等への女性委員の出席に関してだが、土日や夜間開催など出席しやすい環境づくりを工夫をしたらどうか。
(佐藤委員長)
- 他県では平日昼間に開催しない審議会もあるので、参加しやすい環境づくりに向け工夫していただきたい。
(茂木委員)
- 審議会等によっては、既に女性委員の割合が目標値に達しているものもあるので、見直しが必要な審議会等を抽出し目標設定をしたらどうか。また、仕事をしている女性の参加を促す場合は、勤務先の企業に協力してもらえる体制が整えられると良いと思う。
ウ 「改革3 行政手続における利便性の向上」について
補足意見等なし
エ 「改革4 地方分権改革と自治体間連携の推進」について
補足意見等なし
オ 「改革5 事務改善と適正な事務の推進」について
主な意見等
(青木委員)
- 国では公文書の改ざんがあったが、県でもそのようなことは起こり得るのか。
(佐藤委員長)
- 電子であろうが紙であろうが、人為的な介入は生じる余地があるので、公文書の改ざんを防ぐにはどうすれば良いかを考える必要があり、文書管理に関する職員研修を徹底しないといけないと思う。
(事務局)
- 公文書の管理については規程等で定めている。公文書の改ざんは公務員としての資質の問題であり、改ざんはあり得ないという認識でいる。
(武委員)
- 各項目をみると、そもそも目的が何かがよく分からないため評価が難しい。目的がはっきりしていないと、いかようにも目標を変えることができてしまうので、目的を定めて手段(取組目標・工程)設定や推進方法を考えていただきたい。
(佐藤委員長)
- 目的と手段をセットにして取組を進めないと、手段が目的化してしまう。全般的な意見として追加いただきたい。
カ 「改革6 民間活力やノウハウの効果的な活用」について
主な意見等
(三浦委員)
- PFIの活用と長寿命化計画とは関連性はあるのか。
(事務局)
- PFIは施設の整備・運営に民間の資金とノウハウを活用しようというもの。長寿命化計画は、施設を維持保全していく中長期的なコストの縮減と平準化を図り、計画的に保全し長く使おうというものである。
(佐藤委員長)
- PFIの活用検討を事業担当課に促進する部署はあるか。
(事務局)
- 民間活力の活用ということで総務部総務課で所管している。PFIの活用検討のガイドラインを策定しており、施設整備費が10億円以上のものについては、施設所管課でPFIの活用を検討することとしている。
キ 「改革7 自治を担える人づくり、力を最大限発揮する組織づくり」について
主な意見等
(三浦委員)
- 人事評価制度の研修について、若手職員向けの結果が低調であったとあるが具体的にはどういったことか。
(佐藤委員長)
- 低調であった理由を要因分析に追記いただきたい。
ク 「改革8 歳入確保と歳出縮減」について
補足意見等なし
ケ 「改革9 資産の適正管理と有効活用」について
主な意見等
(三浦委員)
- 長寿命化について、予算の範囲内で平準化を図っているようだが、安全がないがしろになっていないか。
(事務局)
- 長期にわたり使用し続けるために、定期的な点検や計画的な修繕等を実施し、長寿命化を図っている。緊急性の高いものについては早急に対策を講じている。
コ 「改革10 公営企業改革」について
補足意見等なし
2 今後の審議予定(案)について
資料3(群馬県行政改革評価・推進委員会 今後の審議予定について(案))及び資料4(群馬県行政改革評価・推進委員会(第4期)開催予定)により事務局から説明。
主な意見等
(星野委員)
- 実施計画の評価の際に、目的や目標、達成度について改善すべき点があるとの意見があったところだが、次期大綱の策定の際に意見を反映するということなのか。
- 例えば、評価書の「具体的工程」の項目に「会議を実施する」とあるが、具体的な改革のために何を解決しようとするのかを示し、それができたのかできなかったのかを達成水準にすると良いと思う。課題と工程と結果が第三者にも分かるようにきちんと繋がっていれば、定量的な水準でなくても評価はできるので、それを分かりやすく実施計画に書くなど工夫すると良いと思う。
(武委員)
- 例えば、オープンデータ化の推進については、オープンデータを活用してもらうという目的に対して、利用された数、アクセスされた数を取組目標とするなど、目的に対して取組目標を何にするのが良いのかを議論すると良いと思う。
(事務局)
- 実施計画のフォーマットの大きな方向性を変えることは次期大綱策定の際に議論いただきたい。今回の委員会でいただいた御意見で、現大綱実施計画の個々の具体的な取組で対応できるものは、御意見を反映していきたい。
(佐藤委員長)
- 計画の内容と到達レベルに関する意見であるので、来年度の次期大綱の策定関係の審議において、具体的に御意見いただくと県も参考になると思う。
- 実施計画は3ヵ年で短期的にできるものを目標設定しているところである。5年、10年先にこうあるべきというものが見えていると、この3年で何をすべきかが見えてくると思う。
3 その他
本日の議事概要の確認等について、事務局から説明した。
(参考)第22回委員会配布資料
【資料1】行政改革大綱(平成29~31年度)実施計画 平成29年度評価(自己評価)について(PDFファイル:78KB)
【資料2】行政改革大綱(平成29~31年度)実施計画 平成29年度評価(自己評価)に対する行政改革評価・推進委員会の意見一覧(PDFファイル:223KB)
【資料3】群馬県行政改革評価・推進委員会 今後の審議予定について(PDFファイル:55KB)