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県央第二水道の施設紹介
群馬県営の浄水場(4)
県央第二水道事務所
県央第二水道は、群馬県渋川市の群馬用水赤城幹線から取水し、県央地区(4市1町)へ、1日最大146,000立方メートルの水道用水を供給しています。
〒377-0053 渋川市北橘町箱田821
電話 0279-20-4012 Fax 0279-52-4412
事業の目的
群馬県では昭和53年に「県央地域広域的水道整備計画」が策定されました。これは、限られた資源である地下水を保全するため、水道水の水源を地下水から表流水(河川水)に換えていくというものです。
県央第二水道では、県央第一水道に続く県央地域における2箇所目の浄水場として、県内でも特に水需要の多い県央地域の市町村へ送水しています。
施設の概要と供給地域
所在地 |
渋川市北橘町箱田 |
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水源 |
利根川 |
供給開始 |
平成10年6月 |
供給区域 |
前橋市、桐生市、伊勢崎市、渋川市、玉村町 |
施設能力 |
93,250立方メートル/日 |
設備の概要 |
フロック形成池:上下迂流式 |
浄水処理方法 |
前、中、後塩素処理 |
汚泥処理方法 |
長時間加圧脱水機 |
※給水区域図はこちら(事業の概要)をご覧下さい。
浄水処理のしくみ
県央第二水道は、渋川市北橘町にある群馬用水赤城幹線の取水口から水を取り入れ、濁りの除去や消毒を行って、水道水をつくっています。
浄水処理の工程
1 取水口
群馬用水の水を取水し、浄水場へ送ります
2 原水調整池
原水を池にためて砂や泥を取り除きます
3 混和池・薬品沈澱池
凝集剤を使って、原水の濁りを沈めます
消毒剤を入れて殺菌を行います
4 砂ろ過池
水を細かい砂に通すことで、沈殿しきれなかった濁りを取り除きます
5 浄水池・送水ポンプ棟
できあがった水道水を貯めておく池です
浄水場より高い位置にある市町村へは、ポンプを使い送水します
6 市町村の受水施設を通じて、ご家庭へ
このほかにも、薬品を貯蔵する設備、機械を制御する設備、取り除いた泥を処理する設備など、いろいろな施設があります