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県央第一水道の施設紹介

更新日:2017年6月12日 印刷ページ表示

群馬県営の浄水場(1)

県央第一水道事務所

県央第一水道事務所の写真

県央第一水道は、群馬県榛東村の群馬用水榛名幹線から取水し、県央地区(2市1町1村)へ、1日最大160,000立方メートルの水道用水を供給しています。

 〒370-3504 北群馬郡榛東村大字広馬場411-1
 電話 0279-54-8464 Fax 0279-54-2983

事業の目的

 群馬県では昭和53年に「県央地域広域的水道整備計画」が策定されました。これは、限られた資源である地下水を保全するため、水道水の水源を地下水から表流水(河川水)に換えていくというものです。
 しかし、そのためには新たな水源の確保や設備投資のため多額の資金が必要で、市町村ごとに設備を整備することは困難でした。
 県央第一水道では、一括して浄水処理を行い、県内でも特に水需要の多い県央地域の市町村へ送水することにより、効率のよい水道を目指しています。

施設の概要と供給地域

施設概要・供給地域一覧

所在地

北群馬郡榛東村大字広馬場

水源

利根川

供給開始

昭和58年4月

供給区域

前橋市、高崎市、榛東村、吉岡町

施設能力

160,000立方メートル/日

設備の概要

フロック形成池:上下迂流式
沈澱池:傾斜板付き横流式
ろ過池:砂ろ過単層(自己水逆洗浄重力式)急速ろ過

浄水処理方法

前、中、後塩素処理

汚泥処理方法

天日乾燥床

給水区域図はこちら(事業の概要)をご覧下さい。

浄水処理のしくみ

 県央第一水道は、榛東村にある群馬用水榛名幹線の取水口から水を取り入れ、濁りの除去や消毒を行って、水道水をつくっています。

浄水処理のしくみ画像

浄水処理の工程

1 取水口

 群馬用水の水を取水し、浄水場へ送ります

2 原水調整池

 原水を池に貯めて砂や泥を取り除きます

3 着水井

 消毒剤を入れて殺菌を行います

4 混和池・薬品沈澱池

 凝集剤を使って、原水の濁りを沈めます
 消毒剤を入れて殺菌を行います

5 砂ろ過池

 水を細かい砂に通すことで、沈殿しきれなかった濁りを取り除きます

6 浄水池・送水ポンプ棟

 できあがった水道水を貯めておく池です
 浄水場より高い位置にある市町村へは、ポンプを使い送水します

7 市町村の受水施設を通じて、ご家庭へ

 このほかにも、薬品を貯蔵する設備、機械を制御する設備、取り除いた泥を処理する設備など、いろいろな施設があります

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