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楽しく遊びながら、ぐんまのたべものの知識を身につけよう!
「ぐんまのたべもの釣りゲーム」は、”楽しくてわかりやすい”を念頭に置いた、ぐんま型食育を推進するためのツールとして、群馬県が開発してきた食育教材の第7弾です。
いろいろな世代の方々が、楽しく遊びながら、「何をどれだけ食べればよいか」、「一般的な料理の基本的な情報」、「群馬県の農産物、郷土料理、行事食」などについて学び、自らの健康増進に役立て、群馬県の優れた農産物や郷土料理などの魅力を発見し、伝承していくためのツールとして活用されることを目指して作成しました。
「ぐんまのたべもの釣りゲーム」の使い方は特にルールはありません。カードや付録を上手に活用して、遊び方を工夫してください。
釣りゲームを活用することで、さまざまなことを学ぶことができます。
カードを手にとって見るだけでも、カード裏の食材名やエネルギー、コラムなどから一般的な食材や料理の情報を、視覚で楽しみながら学ぶことができます。
今は、食べたいものをいつでも手に入れることができますが、それぞれの食べ物には、それぞれの地域でよく育ったり、よくとれる時期があります。
食べものが一番よくとれて、おいしく、栄養が豊富な時期を、食べものの「旬」といいます。
また、自分の住む地域でとれたものを食べることを「地産地消」といいます。
食べものは、体内での主な働きにより大きく3つのグループに分けることができます。各食材の働きを知り、これらをバランスよく組み合わせて食べることが、健康的な食生活を送ることの基本となります。
食事は、主食を中心に副菜と主菜、汁物などを組み合わせるとバランスがよくなります。この組み合わせは、一汁二菜という日本型食生活の基本になっています。
一食または一日に、何をどのくらい食べたらよいかを理解し、健康的な食習慣を身につけることが大切です。
日本には四季があり、地域や季節によって特色のある産物がたくさんあります。私たちの祖先は、それぞれの地域の自然に働きかけ、四季折々にいろいろな産物をつくり、それを利用した料理を生み、受け継いできました。これらは、地域の食文化として大切にし、これからも食べ続けていきたい貴重な財産です。
日本には一年を通じてたくさんの行事があります。
昔から伝わる行事にはご馳走がつきもので、季節折々の伝統行事などの際にいただく料理や、特別な行事の時の華やいだ食事を「行事食」といいます。
「行事食」には、それぞれの旬の食材を取り入れたものが多く、自然の恵みへの感謝と、家族の幸せへの願いと、健康への知恵が込められています。
私たちの生活を豊かにする行事を知り、行事食を楽しみましょう。
県内全市町村に設置された「食育ライブラリー」において、「ぐんまのたべもの釣りゲーム」のほか、さまざまな食育教材の閲覧・貸出しを行っています。
お近くの食育ライブラリーをぜひご利用ください。