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(小学生)
ん?
何か飛んでるよ?
行ってみよう!
(小学生)
こんにちは。
おじさんが、あれを飛ばしているの?
(おじさん)
こんにちは。
そうだよ。
ドローンを飛ばしているんだ。
(小学生)
ドローンってなに?
(ドローン君)
やあ、こんにちは!
僕がドローンさ!
僕は空を飛んで、上空から地上の写真や動画を撮ることができるんだ。
(おじさん)
ドローンで空から写真を撮ることで、土地の利用状況が簡単に分かるんだ。
(小学生)
空から撮れるの?! ドローン君すごい!
(おじさん)
君たちも見てみるかい?
(ドローン君)
よーく見ていてね!
それっ!
ぶぶぶーん!
どうだーい?
何が見えるかーい?
(小学生)
池と、グラウンドと、田んぼ…
(小学生)
どこかで見たような形の池…
そうだ!
群馬県の形だ!
(おじさん)
よく気づいたね。
この池とグラウンドは「遊水池」の中にあるんだ。
(小学生)
ゆうすいち?
(おじさん)
大雨の時に雨水を一時的にためておく池なんだ。
雨水が遊水池に流れ込むことで、川下の地域を洪水から守っているんだよ。
(ドローン君)
この「宝泉遊水池」はね、水路から流れ込んだ雨水が、はじめに群馬県の形をした池のある場所にたまる。
(おじさん)
そこがいっぱいになると、次に右側の場所にたまり、最後はグラウンドのある場所たまる仕組みになっていて、周りの田んぼや住宅地へ浸水するのを防ぐんだよ。
(おじさん・ドローン君)
でも、雨が降っていないとき、この場所はどうなっているかな?