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ほ場整備前とほ場整備後の田んぼの位置と形を図で比べながら、ほ場整備の換地の説明をします。
(お姉さん)おじいさんの田んぼはここにあったのよ。
(おじいさん)あちらこちらにある田んぼを換地という方法で集めて、道も広くするんだよ。
お姉さんの大型田植機を前に、農業の低コスト化と担い手農家への農地集積について説明します。
(ぐんまちゃん)ほ場整備をしたから、お姉さんの大型機械で早く作業ができるんだよ。
(おじいさん)今じゃ農業を引退してもお姉さんが耕してくれることになったから安心じゃよ。
ぐんまちゃん達の話を聞いて、女の子は遠くの畑が気になりました。
(女の子)そういえば、あそこには野菜畑やハウスもあるね。
(お姉さん)良いところに気づいたわね。
ほ場整備前の水田の断面図です。
地下水位が高くて、畑作物には適していません。
(お姉さん)以前は水路が浅くてね、水はけが悪い田んぼが多かったのよ。
(ぐんまちゃん)水はけが悪いと野菜ができないんだよね。
ほ場整備後の水田の断面図です。
地下水位を調節できるので、畑作物を栽培できます。
(お姉さん)排水路を深くしたから田んぼの水はけが良くなったのよ。
(ぐんまちゃん)そうするとね、お米だけじゃなくて野菜だってできるようになったんだよ。
ぐんまちゃん達の説明を聞いて、子供たちはほ場整備の効果に納得です。
(子供たち)そうなんだ~!!
数ヶ月後、子供と母親が近くの農産物直売所へ買い物に行ってみると…
(お母さん)直売所では地元でとれた野菜などが売られているの。
作った人が分かるから安心して買えるのよ。
(男の子)あ、これはお姉さんが作ったお米だ。
(おしまい)