農業農村整備は、農業農村の持つ様々な役割を支援し、農作物を効率的に生産できるよう、田や畑、道路、水路などを整備したり、農村の下水道など活力ある住みやすい農村にするための生活環境の整備を行います。
また、この様な整備には、豊かな自然環境を保全するための配慮も行っています。
農業農村整備は、このように農業や農村の持つ多面的機能の維持発展を図って行われています。
1.安定した生産の基盤作り ~働きやすい田んぼや畑を作ります~
- 大型機械を使えるようにして、農作業の時間を減らします
- 働きやすい田んぼをつくり、耕作放棄地を減少させます
- いろいろな野菜を栽培できる畑を作ります
具体的な事業
- ほ場整備 : 田んぼや畑を大きくして大型機械が使えるようにしたり、水はけを良くしたりします。
- 畑地かんがい : 畑に水を引いて、色々な野菜を作れるようにします。
- 農道の整備 : 農作業や農作物の運搬が楽になるように道路を整備します。
- 用排水路の整備 : 農地まで水を引いたり、雨が安全に流れるように水路をつくったり、壊れた水路を直します。
2.快適な農村の暮らしづくり ~快適で住みやすい農村を作ります~
具体的な事業
- 棚田の整備:貴重な田んぼ「棚田」を整備して、豊かな農村風景を残していきます。
3.豊かな自然と安全な環境づくり ~安全に暮らせる農村に~
- 古くなったため池を改修します
- 災害を受けた農地や農業用施設を修復します
具体的な事業
- 農地の保全 : 大雨や地すべりに備えて農業施設を改修します。被害を受けた農業施設や農地を復旧します。
- ため池の整備 : 古くなって危ないため池をなおします。また憩いの場ともなります。
- 棚田の整備 : 貴重な田んぼ「棚田」を整備して、豊かな農村風景を残していきます。
農業や農村の持つ多面的機能
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