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おじいさんがぐんまちゃん達に提案します。
おじいさん「この近くに耕作放棄地をきれいにした畑があるから見に行くかい?」
ぐんまちゃんとお姉さん「いこう、いこう。」
きれいにした畑に到着しました。
おじいさん「ここが、耕作放棄地だったところだよ。」
お姉さん「え~!ここがさっきのところと同じだったの?すごーい!!」
耕作放棄地をきれいにする苦労話をおじいさんが語り始めました。
おじいさん「ここは今、集落のみんなで協力して体験農園をやっているんだよ。村の人だけではなく、都会の人たちも野菜づくりに参加しているんだよ。せっかく苦労して畑に戻したからね。村の人だけではなく、みんなで畑を守っていきたいんだ。」
おじいさんが復旧工事の苦労を思い出しています。
おじいさん「でもね、一度耕作放棄地になった畑を元に戻すには、お金や時間もかかってしまい、とても大変なんだよ。」
おじいさん「だから、今あるきれいな畑を耕作放棄地にしないことが大切なんだよ。」
ぐんまちゃん「なるほど、わかりました。」
みんなで野菜の収穫(農業体験)です。
おじいさん「じゃあ、ぐんまちゃん、お姉さん、この畑で作っている野菜を収穫しよう。とった野菜は夕飯のおかずじゃよ。」
お姉さん「わあ~い。楽しみ。」
おじいさんの農家民宿に到着すると、おばあさんが出迎えてくれています。
ぐんまちゃん「おばあさん、ただいま!お野菜たくさん採ってきたよ!!」
お姉さん「お世話になります。」
囲炉裏を囲んで、みんなでお夕飯です。
おじいさん「どうだい?自分で収穫した野菜はおいしいだろ。」
ぐんまちゃん「うん。最高!この鍋に入っているお肉もおいしいよ!!」
ぐんまちゃん達が喜んでいるようすに笑顔のおばあさんが答えました。
おばあさん「そうかい、そうかい。イノシシ鍋気に入ってくれたようだね。」
イノシシ鍋と聞いて、びっくりした二人。でも、おいしい山のごちそうに、思わず…
ぐんまちゃん「イノシシ鍋大好き!!」
(終わり)