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平成26年4月15日、桐生市内において県内過去最大規模となる山火事が発生しました。
延焼範囲は群馬・栃木の両県にまたがり、焼失した森林は群馬県だけでも約190ヘクタール、栃木県側とあわせて約260ヘクタールもの貴重な森林が被害を受け森林内の動物や植物に影響がありました。
山火事後の森林は災害防止や水源かん養などの公益的機能が低下するため、できる限り早期に復旧できるよう、県では市や関係機関等と連携して山火事発生後の森林の調査や今後の復旧対策について検討を行っています。
この山火事の出火原因は特定できていませんが、県内の山火事の原因はほとんどが火の取扱いの際の不注意などによる人為的なものです。
そのため、県では県民の皆様への周知・啓発活動や森林パトロールなどの山火事予防対策についても今後取組を強化し、発生予防に努めていきます。