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第3部第2章 群馬県循環型社会づくり推進計画

更新日:2013年10月25日 印刷ページ表示

1 基本的な考え方と目標

 本県が目指す循環型社会の姿に向けて、県民、市民活動団体、NPO等、事業者、行政の各主体が役割を分担し、それぞれ自主的に又は互いに連携、協働して、次の4つの基本方向に基づき取組を進めます。

  1. 3Rの推進
  2. 廃棄物の適正処理
  3. バイオマスの活用
  4. リサイクル関連産業の振興

2 県の取組

 県は、この計画を推進していくため、各主体間の調整や各主体の取組に対する支援等をする必要があります。そこで、図3−2−1のとおり施策を総合的かつ計画的に推進します。

循環型社会づくりに向けた施策
基本方向 施策の項目 施策の展開方向
3Rの推進 一般廃棄物の3Rの推進
  • 県民への普及啓発及び支援
  • 排出事業者への普及啓発及び支援
  • 循環型社会づくりに向けた市町村支援
  • 率先行動
産業廃棄物の3Rの推進
  • 排出抑制に対する支援
  • 再生利用の支援
  • 熱回収等の支援
環境教育の推進
  • 学校における環境教育の推進
  • 県民向け環境講座等の提供
個別のリサイクル法による取組
  • 容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、食品リサイクル法、建設リサイクル法、自動車リサイクル法、資源有効利用促進法(パソコンリサイクル)の推進
廃棄物の適正処理の推進 一般廃棄物の適正処理
  • 市町村支援
  • 県民への普及啓発
産業廃棄物の適正処理
  • 排出事業者、処理業者への指導啓発
  • 優良処理業者の育成
  • 産業廃棄物処理施設の確保
  • 特別管理産業廃棄物の適正処理
  • その他産業廃棄物の適正処理
不適正処理対策
  • 未然防止
  • 早期発見
  • 早期解決
バイオマスの活用推進 活用システムの構築
  • 家畜排せつ物、木材・木質、食品廃棄物、廃食用油、汚泥の活用
利用技術の研究開発
  • エネルギー利用
  • 家畜排せつ物の堆肥利用
  • 作物残さの効果的な循環利用
リサイクル関連産業の振興 リサイクル関連産業の育成・推進
  • 施設整備等の融資
  • 市場拡大の促進
技術開発支援
  • 県試験研究機関による技術支援
  • 補助金による財政支援
  • 新技術・新製品の普及促進

3 目標値

廃棄物減量化の目標値(平成27年度目標値)
  項目 目標値 現状(※注1) 将来見込(平成27年度)
一般廃棄物 一人1日当たり排出量 1,000グラム/人日以下 1,076グラム 1,131グラム
再生利用率 22%以上 14.9% 16.9%
最終処分量 80千トン以下 103,690トン 96,089トン
産業廃棄物 排出量 3,500千トン以下 3,497トン 3,618トン
再生利用率 53%以上 46.9% 43.0%
最終処分量 84千トン以下 95千トン 91千トン

※注 現状は一般廃棄物は平成23年度、産業廃棄物は平成20年度。

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