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第3部第2章【循環型社会県庁行動プラン-エコDO!-】

更新日:2011年10月5日 印刷ページ表示

1 プランの概要

 県自らが消費者、事業者として率先して環境に配慮した消費活動、事業活動を行うため、平成18年3月に「循環型社会県庁行動プラン−エコDo!−」を改訂し、平成22年度を目標として取り組みを進めてまいりました。
 この計画は、グリーン購入法に基づく「グリーン購入指針及びグリーン購入実施計画」、県庁から排出されるごみの抑制と資源の循環的利用を進める「県庁ゼロエミション計画」及び地球温暖化対策推進法に基づく「地球温暖化防止実行計画」の3つを柱に構成しています。
 平成22年度における取組状況は、次のとおりです。

2 取組状況

(1)グリーン購入の推進

ア グリーン購入
 グリーン購入指針に基づき、特定品目のグリーン購入の推進、物品の購入総量の抑制や長期使用を図りました。
 グリーン購入実績については、表3-2‐1のとおりです。

イ エコカーの導入
 県公用車として天然ガス自動車を2台、ハイブリッド自動車を5台導入しました。
 なお、他の公用車については「低排出ガスかつ低燃費車」を基本に導入を進めました。

(2)県庁ゼロエミッションの推進

  • 県庁から排出されるごみの減量を推進するため、両面コピーの徹底や使用済みコピー紙の裏面利用により、コピー用紙の使用量削減に努めました。
  • 県庁舎における15種類の分別や合同庁舎における資源ごみの回収など、分別の徹底やごみの減量に努めました。

(3)地球温暖化防止対策の推進

 温室効果ガスの排出削減のための取組を推進しました。

ア 県有施設運営、管理上の配慮
 朝の8時30分一斉点灯及び昼休みの一斉消灯、空調の温度設定、19時以降の県庁舎エレベータ停止など省エネに配慮した庁舎の維持管理を図りました。
イ 公用車の集中管理とエコドライブ
 県庁各部局を単位とした公用車の集中管理システムを活用し、公用車の効率的な運用に努めました。また、運転に際しては、エコドライブを実践しました。

3 今後の課題

(1)グリーン購入

  • グリーン購入指針に基づき、引き続き購入総量の抑制等に努めるほか、特定品目については、グリーン購入100%を達成できるよう優先購入を進めます。
  • 公用車への低公害車導入を促進します。
  • グリーン購入指針に配慮した公共工事を進めます。

(2)県庁ゼロエミッション

  • ごみの減量化を図るため、職員がごみとなるものを持ち込まない(Reduce)、物品を繰り返し使う(Reuse)、不要なものは分別して資源にする(Recycle)の3Rを実践します。
  • リサイクルルートが無いために、ごみとして処理される場合があるので、庁舎ごとに地域のリサイクルルートを確保するようにします。

(3)地球温暖化防止対策

  • 庁舎ごとに実績をとりまとめ、温室効果ガスの排出原因を特定します。
  • 各施設ごとのこれまでの実績や取組を踏まえ、きめ細やかな取組を推進するため、庁舎単位で環境マネジメントシステム(計画→実行→点検→評価・見直し)を導入します。

4 数値目標

 エコDo!の第2次計画では、次のとおり数値目標を定めました。

(1)グリーン購入

 特定品目(17分野206品目)について、100%品目別購入ガイドラインの基準を満たした商品の購入を進めます。

(2)県庁ゼロエミッション

 こみの排出量、コピー用紙購入量及び事務用品購入量をそれぞれ平成16年度実績に比べて10%削減します。

(3)地球温暖化防止対策

 県自らの事務・事業から排出される温室効果ガスの総排出量を平成22年度の見込み量に比べ6%(二酸化炭素換算)削減します。

個別目標

  • 電気使用量
    平成22年度の見込み量に比べ7%削減する。
  • 自動車燃料(ガソリン)使用量
    平成22年度の見込み量に比べ6%削減する。
  • 各種燃料使用量
    灯油、軽油、A重油、LPG、都市ガスについて平成22年度の見込み量に比べ6%削減する。