開催日時
令和3年12月23日(木曜日)14時15分~15時45分
開催場所
館林市大島公民館第1・第2学習室
出席者の状況
委員:8名(永井会長、片野副会長、飯島委員、金杉委員、清水委員、田中委員、寺内委員、西田委員)
事務局(県):4名
環境影響評価実務担当連絡会:5名
事業者:6名
審議の概要
1 開会
略
2 挨拶
- 永井会長あいさつ
3「(仮称)館林大島地区工業団地造成事業 環境影響評価方法書」について
- 現在の手続状況について -事務局より説明-
- 方法書の概要説明 -事業者より説明-
- 質疑
【委員の主な意見】
- 植物に係る現地調査の時期は秋までとなっているが、この地域で希少性の高い植物が確認されるとすると水田周辺であるため、夏場までの方がよいと思う。
- 方法書によると、事業実施区域は10mの浸水が想定されるとある。有害物質を保管する施設が浸水、水没したときも、関係法令に基づき適切に管理され、流出することがないのか進出企業に対して確認してほしい。
- 文化財の場合は土地を掘削するかが判断材料となるため、切盛図面を付けてほしい。
- (工業団地の造成により)大型車両だけでなく、一般車両も増えると思う。渋滞回避などから想定されていないところに環境影響が出ることもあり得るので、計画を立てる時に、そこまで考慮してもらえると安心である。
- 土地利用との調和を図る観点から、方法書では造成地の北側のみ緑地が計画されているが、西側、南側が緑地となった場合の景観上の効果を、できれば準備書で評価してほしい。
- まず事業者の姿勢(アピール)として、緑地を増やす方向を明示した上で、進出企業にも緑地を設けてもらうことにより、自然と調和した良い団地になると思う。
- 昆虫類に関しては、種を特定するのが難しいものがあり、後日、間違えであったものが出てくる恐れがあるため、確認できるようできるだけ標本を残してほしい。
- 排水計画は洪水などが発生しても下流に流せるように、あふれることを前提に開渠の部分を盛土にするなど、設計を工夫してほしい。また、調整池がバッファーとして持ち堪えられる設計を考えてほしい。
- 地盤沈下と低周波音の配慮項目を、もう少し踏み込んで設計してほしい。
- 渡良瀬川が近いので、河川敷に色々な哺乳類が出現している。センサーカメラを使用することで、どのくらいまで来ているのか範囲が調べられるとよい。
4 その他(今後の予定、次回の開催予定等について)
-事務局より説明-
5 閉会
略
群馬県環境影響評価技術審査会へ戻る