開催日時
令和2年10月29日(金曜日)10時00分~11時55分
開催場所
県庁舎29階第1特別会議室
出席者の状況
委員:10名(永井会長、片野副会長、大塚委員、金杉委員、小山委員、清水委員、田中委員、寺内委員、西田委員、谷畑委員)
事務局(県):4名
環境影響評価実務担当連絡会:8名
事業者:8名
傍聴人:1名
審議の概要
1 開会
略
2 あいさつ
- 永井会長あいさつ
3「駒寄スマートインターチェンジ産業団地造成事業 環境影響評価準備書」について
- 現在の手続状況等について -事務局より説明-
- 技術審査会からの意見に対する事業者見解 -事業者より説明-
- 質疑
【委員の主な意見】
- (「地形に合わせて造成するため、擁壁は考えていない。」とのことだが、)斜面ができるところには、擁壁とまではいかなくとも、斜面保護など安全対策をとってほしい。
- 準備書7頁のNEXCO東日本が実施している道路工事は別の色を塗るなど、事務局と調整の上、別事業であることが分かるよう記載してほしい。
- 文化財保護法に基づく埋蔵文化財保護については、今後とも事前に県及び市の文化財担当課と調整し、事業者として落ち度がないように進めてほしい。
- 今回、鳥の写真が資料に記載されており、写真があればもし間違いがあった時に指摘することができる。これからもこのような資料を提示することは必要であると思う。また、レッドデータブックの作成に当たり、現地調査の写真があれば集約できるので、調査結果を活かす流れをつくると今後の役に立つと思う。
- 注目すべき種(植物)は、きちんと管理しないと無くなってしまうことをよく理解してほしい。
- 事業目的は、この団地を買う事業者へのアピールにもなる。メリットをきっちりと出して、産業と自然の調和、動植物を大切にしながら、命、産業を守るというところが不明瞭だったので、そこをしっかり練って明確にしてほしい。単に私が言った文言を入れるだけではなく、全体として、この団地の魅力を目的に書いてほしい。
- 今回の事業については、事業地南東部の調整池をコンクリートではなく、生物が生息できる環境とすることも一手である。例えばミナミメダカなどはよどみに住んでいるので、そうした生物が生息できる環境を作ることを盛り込むと、自然と共生する計画になるので、検討してほしい。
- 自然との共生は、大事である。午王頭川絡まりの生き物に配慮した緑地を考えてほしい。緑地計画とビオトープなどをリンクさせた公園計画を考えると、産業団地全体のイメージアップにつながる。また、調整池の作り方も工夫して、色んな事例を参考に先進事例となるよう進めてほしい。
- 道路で区切って、内側に緑地帯を設ける土地利用計画となっている。新しく作る道路の外側(北側の午王頭川との境)に緑地帯を設け、洪水被害等がないようにしてほしい。外側を緑地帯で覆い昆虫、生物の生息地とし、内側で産業形態という形をとると、周りの景観もよくなり、音の問題も解消される可能性が高い。
- 騒音については、もう少し詰める必要がある。進出企業の業種を踏まえた工場の配置や緑地帯を始め、距離空間など、周辺とのトラブルの少ない設計を考えてほしい。
4 その他(今後の予定、次回の開催予定等について)
-事務局より説明-
5 閉会
略
群馬県環境影響評価技術審査会へ戻る