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平成29年度第1回群馬県環境影響評価技術審査会議事録

更新日:2018年1月11日 印刷ページ表示

開催日時

 平成29年12月18日(月曜日)14時00分~16時13分

開催場所

 県庁295会議室

出席者の状況

  • 委員 11名(永井会長、梅澤副会長、大塚委員、掛川委員、片野委員、小山委員、清水委員、田代委員、峯村委員、目崎委員、谷畑委員)
  • 事業者 8名
  • 環境影響評価実務担当連絡会 9名
  • 事務局 3名(環境政策課長ほか2名)
  • 傍聴人 なし

審議の概要

1 開会

 略

2 あいさつ

 略

3 議事

  1. 会長、副会長の選出
  2. 「(仮称)高崎市総合卸売市場周辺造成事業第2種事業 環境影響評価準備書」について

現在の手続状況等について

事務局より説明

準備書の概要説明について

事業者より説明

質疑

委員の主な意見
  • 要約版9ページ「(5)生物環境」の最初の行に「地区に隣接する進雄(スサノオ)神社の社寺境内林は、シギ・チドリ等の渡り鳥等の中継地、鳥類などの生息地として重要な自然資源」との記載があるが、社寺境内林はシギ・チドリの中継地にならないので、内容を修正してほしい。
  • 動物の予測結果について、要約版125~127ページの表6.1.9-10「注目すべき種の予測結果」において、生息環境は事業の実施により改変されるが、周辺に存在する同様の生息環境を利用するという趣旨の記載が繰り返されている。
    既存の生息環境をいつまでも維持できるとは限らないので、高崎市として、都市計画を調整していく中で、工業団地と自然との関係を明確にし、団地のあり方を考えてほしい。
  • 水質の調査結果において、測定した時期と環境等について文言追加を検討してほしい。
  • 要約版20ページ「(2)公害防止に係る地域 1)大気」で、「高崎市では、大気汚染防止法及び群馬県の生活環境を保全する条例に基づくばい煙発生施設に係る硫黄酸化物の排出基準が適用され、行政指導値が定められている。」とあるが、この記載では、硫黄酸化物のみが適用の対象となっていると捉えられる。「ばい煙発生施設に係る排出基準が適用され、硫黄酸化物については行政指導値が定められている。」といった記載に修正してほしい。また、同様の記載が準備書本書3-83ページにもあるので、修正してほしい。
  • 要約版の第3章の記載が、各項目の概況を羅列しただけで、これにより何を表すのか意図がわからない。記載内容に対する解説を追加してほしい。
  • 要約版115ページに植物の重要種に対する移植方法等の検討として、「低床公園兼用型の調整池の高水敷や近傍の公園等を検討する。」との記載があるが、調整池での管理は難しいと思われる。高崎市もいれて移植場所の検討をしてほしい。
  • 要約版9ページ(5)生物環境で、「トウキョウダルマガエル(トノサマガエル)」との記載があるが、「(トノサマガエル)」が何を意味するのか確認してほしい。
  • トウキョウダルマガエルに対する代償処置として、「極力捕獲して周辺の生息適地に移動する」との記載があるが、この方法では捕獲したカエルを放した後の追跡ができないし、本当に保護できたのかの確認もできないと考えられる。
    農業用水路の付け替えに環境保全型のものを採用するなど、当該生物等がすめる環境をつくりながら、事業を展開するようにした方が良いと思われる。
  • 要約版140ページに住宅の2階からの視点を想定したモンタージュ写真が掲載されているが、赤城山方面の眺望がほとんど無くなっている。工場誘致において、ある地域では建物の高さ制限を設ける等の配慮を行い、眺望、景観を保全していくことを考えてほしい。
  • 景観の環境影響評価の記載が、「地域になじむ樹種による植栽や建築物の高さ、色彩とすることにより、新たな都市景観が形成されると評価する。」とあり、事業により新たな都市景観ができることが良いことであるという印象を受ける。
    「新たな都市景観」とするよりも、できるだけ負荷をかけない景観作りとする方向で検討してほしい。
  • 要約版140ページのモンタージュ写真で示されている団地内における工場等の建物の構造や配置では、低周波音の発生の可能性が考えられるので、景観だけではなく、低周波音や騒音を含めた建物の設置計画を検討してほしい。
  • 要約版32ページ「表5.2-2(1) 環境影響評価項目として選定した項目・選定しなかった項目とその理由」で、施設の稼働が影響要因となる低周波音の「選定する理由・しない理由」欄において、「供用後の事後調査のための現況把握を行う。」とあるが、現況把握の趣旨が分からない。工事前と供用後を比較するための準備を行うことを趣旨とする表現の検討と、供用後に測定を行っていくという方向付けをしてほしい。
  • 本書2-20ページの「表2.6.6-1 調整池の計画諸元」中の超過確率年において、「1/30超過確率年降雨強度」とあるが、実際にどのくらいの雨量を想定しているか記載してほしい。
  • 要約版72ページの道路交通振動測定結果に対する評価が記載されていない。供用後に参入する企業が、振動に対する環境保全計画を作成する際の基盤となるようなデータにしてほしい。
  • 本事業では、土壌の埋め戻しをする予定であるので、埋め戻す土に産業廃棄物が紛れ込まないようチェックできる体制をつくってほしい。
  • 要約版172ページの低周波音において調査結果以外の欄の記載がないが、供用後に建物ができた場合を想定した環境保全措置を記載してほしい。
  • 要約版42ページの二酸化窒素の濃度分布図について、データの根拠を記載してほしい。
  • 要約版89ページの「図6.1.5-3 SS残留率-沈降速度曲線」において、対数によるカーブフィットを実施しているが、データの傾向を考慮すると最適であるとは言えない。カーブフィットの目的や得られた平均値の利用方法等を考慮の上、修正してほしい。
  • 要約版57ページの騒音と振動の調査地点が、同じ図に示されており、調査結果との関連がわかりにくい。騒音、振動の図を別にし、調査地点の番号を変更する等分かりやすい記載にしてほしい。

4 その他(今後の予定について次回の開催予定等について)

 事務局より説明

5 閉会

 略

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