開催日時
平成26年5月19日(月曜日)14時15分~16時30分
開催場所
高浜クリーンセンター(建替計画地及び会議室)
出席者の状況
- 委員 12名(永井会長、片山副会長、相澤委員、梅澤委員、大塚委員、掛川委員、片野委員、小山委員、齊藤委員、清水委員、林委員、谷畑委員)
- 事務局(環境政策課) 4名
- 環境影響評価実務担当連絡会 8名
- 事業者 6名
審議の概要
1 現地視察
2 開会
3 「高浜クリーンセンター建替事業に係る環境影響評価方法書」について
(1) 現在の手続状況等について
事務局より説明
(2) 方法書の概要説明について
事業者より説明
(3) 質疑
【委員の主な意見】
- 調査地点の設定は、環境負荷の低減という大きな目的に沿って検討し、人間及び野生動植物へ与える影響について適切に評価いただきたい。
- 排水について、原則としてクローズドシステムとしているが、状況が変わったときは、検討し直すということでよいか。
- 水質調査地点について、施設の下流側のほかに、上流にも調査地点を設け、施設による影響を見てはどうか。また、水生生物の調査を行う場合は、この水質調査とあわせて行うとよいと考える。
- 現地は、川とほとんど一体となっている。建替ということで、現在も施設があることから、供用による環境への影響は今までと変わらないとのことだが、実際の状況で見てみないとわからないこともあるのではないか。
- 既存資料調査の中で、オオシマトビケラの確認についての記載があるが、群馬県ではほとんど記録されていないはずなので確認願いたい。
- 注目すべき植物種及び群落を確認するためには、群馬県レッドデータブック改訂版を使用したほうが、現状がより分かるのではないか。
- 建替計画地を造成したときの経緯や状態を確認しておく必要があるのではないか。
- 現有の高浜クリーンセンター建設当時に、環境影響評価に準ずる調査を行ったのであれば、その貴重なデータを今回の評価に使えるのではないか。
- 建替施設は、計画地北側の人家へ圧迫感を与える可能性が懸念される。また、煙突位置の移動があることから、排ガスの着地濃度のデータを取っておく必要があるかと考える。
- 建物と住宅の状況によっては、大気中に拡散されるはずの物質が建築物付近に留まる現象が発生することがあるので、そのような考察も検討いただきたい。
- 既存施設に設置されている風の観測装置について、その測定数値を裏付けのある正確なデータとして公表するためには、気象台への届出、検定切れでない観測装置の使用及び技術上の基準にしたがった観測をお願いしたい。
- 地質について、軟弱地盤や活断層等といった側面からの着目も必要ではないか。
- 計画地の地域特性に焦点性をあわせた、わかりやすい文章を検討いただきたい。
- 新たな建物の配置によって、いわゆる空気音が北側の人家に影響を与える可能性が懸念される。低周波音についてもデータをとる方向で進めたほうがよいのではないか。
- 主たる眺望点からのフォトモンタージュについて、城山稲荷神社の南方に位置する天神山からの眺望を追加願いたい。
4 その他
事務局より今後の予定について説明
5 閉会
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