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平成24年度第2回群馬県環境影響評価技術審査会議事録

更新日:2012年6月1日 印刷ページ表示

開催日時

 平成24年5月23日(水曜日)14時00分~16時00分

開催場所

 県庁舎29階 292会議室

出席者の状況

  • 委員 10名(鈴木会長、片山副会長、相澤委員、梅澤委員、掛川委員、片野委員、清水委員、高橋委員、永井委員、林委員)
  • 事務局(県) 3名(環境政策課長ほか2名)
  • 環境影響評価実務担当連絡会 8名
  • 事業者 9名
  • 傍聴人 なし

審議の概要

1 開会

 開会しました

2 あいさつ

 鈴木会長あいさつ

3 「高崎市スマートインターチェンジ周辺工業団地(仮称)造成事業に係る環境影響評価方法書」について

(1)現在の手続状況等について

 事務局より説明

(2)事前質問に対する事業者回答

 事業者より説明

(3)委員の主な意見

  • 雨水排水は調整池を経由して井野川へ放流し、工場排水・生活排水等については高次処理した後、井野川へ放流しているということだが、排水の総量は、県がチェックするのか。
  • 日本原子力研究開発機構は、昔、施設内を見学したことがあって、コバルトを利用した試験研究を行う機関であると聞いている。このことについても、一応は留意した方がよいと思う。
  • 植栽樹種は郷土種から検討すると説明があったが、郷土種を学術用語で言うと「原植生=オリジナルベジテーション」と言う。オリジナルベジテーションは、土地を改変すると変わるので、専門家に相談して最適な樹種の選定をお願いしたい。
  • この場所に工業団地を造成することに決めた経緯について、準備書で記載した方がよいと思う。
  • 帯工や根固工などを施工することで河川が改変されると、水生生物等に大きな影響があるため、護岸の工法については、水生生物等への影響が小さい工法を検討してほしい。

(4)その他(今後の予定等について)

 事務局より説明

4 「群馬県環境影響評価条例施行規則」の見直しについて

 事務局より説明

(1)委員の主な意見

  • 群馬県は光化学オキシダント注意報発令日数が全国でも多いということだが、条例施行規則の規模要件を緩和したことにより、光化学オキシダント注意報発令日数が現状よりも極端に増加した場合には、自家発電施設の稼働を制限することを考えているのか。また、調査箇所を増やす予定はあるのか。
  • 首都圏の車や工場からの排出ガスが海風で群馬県に流されてきて、光化学オキシダントの原因となっているので、群馬県内の排ガス発生量を減らしたとしても光化学オキシダント濃度は減少しないと思われる。
  • 環境影響評価制度を適用しないということだが、県で定めている環境基準は今までどおり適用させるのか。
  • 既設工場の周辺住民への影響が心配であるが、群馬県の生活環境を保全する条例等の規制を受けるということは、今までどおり工場への立ち入り検査や指導等は行うのか。
  • 「当分の間」という言葉は、わかりやすく便利な言葉であるが、環境を維持しようとする我々の立場と経済面を重視する立場の両方で、都合のいいように捉えられる曖昧な言葉だと思う。電力需給が逼迫している時代に対応する緊急的な措置という説明はよく分かる。その考え方からすると、時限的に3年とか5年とか期間を限定して、その時点がきたらまたその時点で検討するという方法も考えられると思う。
  • 自家発電施設に限って、環境アセスメント手続きを早めに行えばよいのではないか。従来どおりに手続きを行うと3年かかるので、自家発電施設に限って手続きを早く行うことで、チェックがかかるのではないかと思う。
  • 「当分の間」という言葉が、常識的に考えて支障がないということであれば、現在の社会、経済状況から判断するとやむを得ないと思う。

5 閉会

 閉会しました