開催日時
令和5年10月23日(月曜日)09時15分~10時58分
開催場所
昭和庁舎3階35会議室
出席者の状況
技術審査会委員:9名(永井会長、片野副会長、飯島委員、板橋委員、大塚委員、金杉委員、西田委員、前田委員、森田委員)
事務局(県):3名
環境影響評価実務担当連絡会:6名
事業者:9名((仮称)館林大島地区工業団地造成事業)
4名((仮称)上小泉地区新産業団地造成事業)
傍聴人:零名
審議の概要
1 開会
略
2 会長あいさつ
略
3 議題
(1)「(仮称)館林大島地区工業団地造成事業に係る環境影響評価準備書」について
- 現在の手続状況について -事務局より説明-
- 技術審査会からの追加意見に対する事業者見解 -事業者より説明-
- 質疑
【委員の主な意見】
- 館林市は県内でも植物研究の進んでいる地域であり、地域の植物について詳しい人がいる。植栽についてはそのような人に相談して話を進めた方がよい。
- 自動車の発生・集中交通量(車種別、時間帯別)で予測することについて、予測方法を変更したところ、結果に差が生じないことを確認したのであればそれでよいが、差が生じないと記載するだけでは、どうすべきか意見できない。
- 交通量が日によって変動しないと仮定するのであれば、交通量をコントロールできるようにすること。
- 豪雨の際に、盛土が流出しないような設計を考えること。
- 盛土の作業中に、産業廃棄物が盛土に混入しないようにすること。
- 群馬大学に広域首都圏防災研究センターがあり、洪水が来た際の避難の仕方について研究している教員もいるため、参考にしていただきたい。
(2)「(仮称)上小泉地区新産業団地造成事業に係る環境影響評価方法書」について
- 現在の手続状況について -事務局より説明-
- 技術審査会からの意見に対する事業者見解 -事業者より説明-
- 質疑
【委員の主な意見】
- 生物の種について、準備書に植物、動物を問わず学名を入れること。
- 埋蔵文化財の地図について、準備書作成時点では最新のマッピングぐんま及び大泉町の文化財担当からの最新状況を確認したものを添付すること。
- 埋蔵文化財は建築跡のみならず水田の跡など様々にある可能性があるため、水田などの低地も調査をする必要がある。
- 試掘調査について大泉町と相談し十分な準備をお願いしたい。
- 群落の生態系の保全について、地域にふさわしい、地域の振興に資するような計画にするよう大泉町に相談をして欲しい。
- 環境影響評価項目の大気環境や景観について、事業計画地は国道354号と国道122号の交差部にあたり自動車の停止、発進が多く、関連交通量の発生が考えられるため、方向別・時間帯別の出入りについて検討をすること。また、国道354号の曲線部で陸橋もあり安全性の課題もあるため、出入り口の位置について大泉町と協議をお願いしたい。
- 盛土をするときに産業廃棄物が混入されないように、盛土の途中に検査するなど品質管理は徹底すること。
- 方法書110ページの「表4-3-2-1(1)影響評価項目として選定した項目・選定しなかった項目とその理由」中の「大気環境」「二酸化窒素」の重機の稼働について、影響が小さいことを証明するためにも選定項目に追加することを検討すること。
- 方法書110ページの工事の場合及び供用の場合の記載について、準備書においては道路の切り廻しや排水の切り廻しなどを整理して記載すること。
- 現地はほとんど沖積低地に相当することから、地質状況の精度を上げるためにも、方法書143ページ「図5-3-1-1地質調査地点」のST-1及びST-2の間に1点ボーリング調査地点を追加することを提案する。
- 盛土によって地盤が沈下することを想定しておくこと。
- 地盤沈下の測定において、沈下量が重要であることから、地下水を大量に利用する企業が進出する場合には、継続的に簡単な沈下計を設置して測定することも必要かもしれない。
4 その他
略
5 閉会
略
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