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新型コロナウィルスの流行、福祉施設のクラスター発生や医療逼迫のニュースを聞きながら業務する緊張の日々。ご利用者様とご家族様、仲間の職員や自分の暮らし、私達の事業所の役割を改めて考える時間となった認定後の1年でした。
研修で学んだことは幅広く沢山ありますが、中でも課題やグループワークで実感できた「困ったときは介護福祉士の倫理に立ち返る」「沢山ある考え方の中から法人の理念に沿った選択をし法人が目指す役割を果たす」という2点は、日々頻繁に意識しています。研修での学びが自分の支えになり、日々の出来事や今後の課題と向き合う力になっていると感じます。
今後も職員それぞれの考えを大切にしながら法人の理念を実現できるチームケアの実践に努め、安心して暮らせる地域作りに吉岡デイサービスが貢献できるよう、認定者である自覚を持って取り組んで行きます。
(※注「塚」は丶のある塚)
飯塚(※注)咲江さんは、特養で介護職員、現在はデイで相談員として八面六臂の活躍をしている自慢の職員です。育児休暇を取りながらも向学心は衰えず、強い希望にてぐんま認定介護福祉士を受講、常に自己研鑽する姿勢は後進介護職員の手本となっています。この受講を糧に今後もリーダーとして、さらなる飛躍を期待しています。
(※注「塚」は丶のある塚)
ぐんま認定介護福祉士養成研修を受講させていただき、介護福祉士としての学びを深め、自身のケアを振り返ることのできる研修でもありました。
医療依存度、重症度の高い利用者様の受け入れ施設であっても、障がいや疾病だけに目を向けることなく、当事者意識を持ち、エンパワメントにアプローチし、利用者様との関わりを大切にし、最善のケアを提供できるよう心掛けています。
利用者様の尊厳、その人らしい生活・人生が送れるように、お互いの専門性を理解し、尊重し合いながら、他職種と連携し、チームで支えられるようにしていきたいです。
介護福祉士としての専門性や役割を自事業所にて、まだまだ発信しきれずにいますので、今後の課題でもあります。
これからも介護福祉士としての責務を果たせるように自己研鑽し、資質向上できるよう努めていきます。そして、研修で出会った介護福祉士の仲間の皆さんと、これからも横の繋がりを大切にしていければと思います。
この度、ぐんま認定介護福祉士資格取得にご尽力いただき、ありがとうございました。
ご本人は資格取得までの道のりは、仕事との両立で厳しいもののようではありましたが、多彩な講師陣による多岐にわたる講義を受け、知識が浸み込みまた、同じ方向を向いている仲間がいることに喜々として参加しており、確実に成長いたしました。また、学ぶほどに現場で生かしていくことの困難さに悩んでおりましたが、学ぶことと現場の架け橋となるべく実践しておられます。
今後も利用者様のため、スタッフのため、ひいては自分のために精進していただければと思います。
カリキュラムが変更になってから初のぐんま認定介護福祉士。受講当初は自己研鑽、昔の情報からのアップデートを目的としていましたが、徐々にその目的が変化している自分に気付きました。受講を通じて、今置かれている場所で根を張り、花を咲かせ、何より利用者様が笑顔で生活できる環境を整備していきたいと強く思うようになりました。仕事をしながらのレポート提出など大変な面もありましたが、受講生は皆志が高く、感化される仲間であり、励ましあえる存在で財産です。
施設では取得した知識をスタッフに共有できる、施設内研修も行いました。受講後の1年はコロナ禍でもあり、ピリピリした生活を強いられる中、新しい生活様式での利用者様の楽しみが激減しています。そんな中でも試行錯誤しながら、その人らしい生活が送れるよう環境を整えていきたいと思います。また他職種協働で、質の高いサービスの提供ができるよう業務に取り組んでいきたいです。
開設8年目の施設に、初のぐんま認定介護福祉士が誕生しました。半年間に及ぶ研修、よく頑張って受講してくれました。しかも研修成績は優秀であったと聞いています。
彼女は、介護力のみならず主任として職場をまとめる力も併せ持っています。今年度は、施設内研修の講師を務めてもらいました。彼女の前向きさは、きっとこの先、「楽聚」のさらなる介護の質の向上に繋がっていくものと確信しています。